2015年9月5日土曜日

昨日4日 海外市場の動きから

昨日4日 海外市場の動きから

これで週末の重大イベントは終わり、9月7日の連休明けの中国株がテーマとなる。米国市場が休場で最悪のタイミングで市場が混乱しないことを祈るだけ。

米雇用統計は、投機筋の思惑をさらに複雑にさせる。

米雇用統計は、タカ派のラッカー・リッチモンド連銀総裁が言うように「労働市場のスラックは危機前レベルに縮小」、まずまずの数字のように思えてならない。

これで、FRBが利上げの是非をめぐる判断は、国内要因より外的要因への配慮の有無にかかってくる。 停滞気味の中国・新興市場国・日本+欧州経済の悪影響が、米国本体に振り返ってくるのか? こないのか? 新興市場国からはいろいろ注文があったようである。

市場は困惑しているが、この心配がなければ、9月でも12月でも利上げすること自体はFRBの責務で、他国の金融政策にどうのこうの配慮したいり、影響を受けることもないのであろう。

FRBの利上げ開始は、長期的利上げサイクルのスタートと考えるが、複数のFRB理事や連銀総裁が言うとおり、超低金利からふつうの低金利に戻すことから始まる。

ただ、見る限り、FRB内でも意見はばらばら! そうなれば、部外者で関係ない市場参加者が自信を持って、「ああでもない、こうでもない」と考えるのは勝手だが、どうなるのか分からず。 

だらか、最近のコメントには、「9月17日のFOMCまでの指標の結果を見極めてから判断する」とのコメントが目立つ。

株価変動からくる為替相場の変動はしばらく、止みそうにない。


2015年9月4日(金曜)欧州・米国市場序盤の動き

米雇用統計は、非農業部門雇用者数は予想を下回り、直後はドル売りが強まるが、続かず。前月分が上方修正され、失業率は低下し、平均時給は上昇し、週平均労働時間も拡大し、ドルは買い戻され、上下変動しながら、結局ドルは全面高(除くUSDJPY)。

G20では、新興市場国が望む、米利上をけん制する主張は退けられ、9月17日のFOMCで利上げの可能性は残り、ドル高の流れへ。

ラガルドIMF専務理事、IMFアジア太平洋局・副局長、ショイブレ独財務相から、中国人民元切り下げは、SDR採用に向けた既成事実と思わせる発言が続く。


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G20声明=新興市場国が主張する、先進国が利上げすると世界経済に深刻なリスクの声明は拒否された。

G20の声明草案=経済見通しが改善する中で、一部の先進国で金融引き締めの公算が強まっており、それが引き続き金融市場における不透明感の主要因の一つとなる可能性がある。

新興市場国の首脳は、米国が利上げに踏み切れば、高リスクの国々からのさらなる資本流出を促してドル相場が押し上げられ、ドル建て債務の返済が一段と困難になるだろうと不安を抱いている。

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ショイブレ独財務相=先月の人民元切り下げは、IMFのSDR構成通貨に採用される正しい動きで、中国はSDR採用の目標達成に必要な通貨・金融政策に向け動いている。

IMFアジア太平洋局・副局長=日本経済は「浮き沈みが激しい」。今年の日本経済の回復という点では、率直に言って今のところ期待外れ。日銀がインフレ率をターゲットにしていることから、日銀の行動はインフレ期待とリンクさせられるべき。

IMFアジア太平洋局・副局長=人民元の基準値を引き下げは、市場に為替レートを決めさせるという点で、ある意味IMFがこれまで推奨してきたことと合致。


IMFアジア太平洋局・副局長=中国発の市場不安が広がっているが、最近の円の動きが継続するとは誰も思っていない。円相場の乱高下は、市場のボラティリティーに対応した短期的な動き。

IMFアジア太平洋局・副局長=中国経済にはダウンサイドリスクがある。緩やかだが、より安全な成長を達成している。

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ノボトニー・オーストリア中銀総裁=ユーロ圏のインフレ率は、エネルギー価格の低迷に、今後数か月間マイナスになる可能性。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁=米経済にはもはや冬の悪天候とエネルギー価格による影響が見られず、FOMCは歴史的な低金利時代と決別すべき。

ラッカー・リッチモンド連銀総裁=労働市場のスラック(たるみ)は危機前レベルに縮小し。短めの期間でみたインフレ指標はFOMCが目指す2%に戻る軌道に乗っている。

グリアOECD事務総長=米国の金融政策の正常化はよいこと。

2015年9月4日金曜日

思うこと! 

思うこと! 

今日は週末の金曜日。来週7日(月)は北米は休日で、米国市場では雇用統計が発表される。その前は動きにくいが、結果では動かないわけがない。

非農業部門雇用者数が強いのか弱いのか? 平均時給が増えたのか減ったのか?今の段階の市場予想は、失業率5.2%、非農業部門雇用者数21.7~22万人、平均時給0.2%となっており、直後の反応は単純にこの数字より強いのか弱いのかで決まりそうである。

問題はどういう結果になるかわからないことであるが
予想より強い⇒ 米早期利上げ観測が強まり→ 株安→円高?
予想より強い⇒ 米早期利上げ観測が弱まり→ 株高→円安?

なんだか変な発想ではあるが、セオリーはこんなもの。週明けの4連休明けの中国株の動きに変化があれば、それで動く可能性も高く、どっちに転んでも、よほどサプライズな数字にならなければ、一度は完結すると思われる。

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昨日は、中国と新興国経済の懸念と原油安が、ECBのインフレと成長見通しを下方修正させ、しいてはFRBの9月17日利上げ観測を弱めているが、米株は微妙な動き。

ドラギECB総裁は、成長が外圧要因により下方修されると繰り返しているが、ユーロ圏の成長はバランスシート調整で圧迫される可能性も指摘している。

ところで、最近は中東などからの大量難民が欧州に押し寄せているが、この問題は大きなテーマとならないのであろうか? TVやマスコミの中心話題であるだけに気になる。

また、QEだが、目標期限の来年9月の前にでも終了できるムードがあったが、今回はさらに延長する可能性を指摘し、一銘柄の買い入れ限度額を引き上げるなど、QEの重みが増している。

ユーロ買い需要は旺盛で、続落の心配はしていないが、上値は限定的で底値はまだ見えず。

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9月4日 (金)21:30 カナダ雇用統計(取引通貨ペア CADJPY)

9月4日 (金)21:30 カナダ雇用統計(取引通貨ペア CADJPY)

≪説明≫
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中国・新興国経済の伸び悩み、欧州経済の成長見通しとインフレ見通しの下方修正に、EURは下落し、ドルの信認がより強まっています。USDCADはドル高の影響を受けながらもやや蚊帳の外のムードが見られます。

今回のカナダ雇用統計と、同時刻には、週末金曜日のメインイベントで世界中が注目する米雇用統計の発表も控えており、カナダと米国発の材料による変動が期待できます。

8月31日に発表の7月のカナダGDPは予想外に強く、7月の貿易収支の赤字額は予想外に減少と、強い数字が続いていますが、原油価格の低迷の影響や最近の中国経済の成長鈍化が、雇用にどのように影響するのか? カナダと米国共に関心度は高いと思われます。

CADJPYですが、大きくは90.00~92.00のレンジで取引が続き、目先は、90.30~91.30のレンジに入り、今日の雇用統計の結果次第では、この水準を抜け出すことが期待できます。

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失業率の予想は6.8%と前回と変わらず、雇用ネット変化率は-4,500人と前回66,000人から減少が見込まれています。

過去27回のデータでは、予想と実際との差は、最大0.50%、平均0.13%と、5月29日に0.4%の差があった際には、55pipsの変動となっていました。

過去26回のデータでは、CADJPYで発表15分間の為替レートの変動は、最大69pips、平均29pipsと、予想外に変動は少ない結果となっていましたが、直近の過去5回では40pipsと、まずまずの変動となっています。さらに、今回は注目の米雇用統計と同時刻発表となりますので、より値幅の広い変動が期待できます。

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2015年9月4日(金曜)昨日3日、海外市場の動き

2015年9月4日(金曜)昨日3日、海外市場の動き

ECBから大きなハトが飛び出し、欧州市場は、金利が低下し株価は上昇、EURは全面安へ。

米国市場もその影響に、金利は低下気味ながら、米株は伸び悩み、原油価格は上昇から元の水準近くまで逆戻り。

中国・新興国市場の景気は弱まり、欧州もその影響を受け、強いのは米国だけ。

今日、4日の米雇用統計で雇用の回復が示されるのか? それとも海外市場の低迷を受け悪化するのか? 非常に興味深く、ドル相場にとって重要な一日。

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GBPUSDは、EURUSDの下落の影響を受けるも、EURGBPの売りに下げ幅は限定的。

USDJPYは、リスク回避通貨で一時119.70台へ下落、円高傾向は続くが、JPYはクロスでは通貨間で異なりやや売りへ。

資源価格と関連性の強い、CAD+AUD+NZDも上昇から上昇幅を縮小。

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中国や新興国市場の成長低迷に、ユーロ圏も成長鈍化と低インフレに悩み、米国だけは雇用は引き締まり気味で、成長もまずまず。

ドラギECB総裁=経済状況は今後悪化する恐れがあるとの認識を示し、必用に応じた刺激策の拡大を示唆。景気回復は従来予想より幾分鈍いペースで継続。

ECB=成長・インフレ見通しを下方修正。
ドラギECB総裁=追加措置の用意あるが、現時点では時期尚早。中国など新興国に起因する一段の下振れリスクに言及。QEは「規模、構成、期間」の調整可能。

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米中小企業の業界団体、全米独立事業者協会(NFIB)=8月に雇用は拡大し労働市場の引き締まりを示唆。8月の1社当たり雇用=0.13人増加(前月0.05人増加)

IMF=人民元の特別引出権(SDR)の採用は、相場変動の懸念にならず。年末までに、SDR構成通貨の見直し作業を終える方向。

2015年9月3日木曜日

2015年9月3日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き

崩れる通貨ユーロ。 悪いのは新興国市場の低迷と原油安。


ECBは政策金利を据え置き、インフレと成長見通しを引き下げた。ドラギECB総裁は、インフレ下振れリスクは原油価格の下落が、ユーロ圏経済の低成長は新興国の景気鈍化が原因。

バランスシート調整で経済は圧迫され、QEで購入できる1銘柄当たりの上限を引き上げ、QEを2016年9月以降も実施する可能性を示唆。

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その、サプライズな影響に、EURUSD1.1230→1.1110、EURJPY135.00→133.10まで下落。

欧米株価は上昇。中国・欧州の景気伸び悩みの影響いFRBの早期利上げの可能性が弱まるとの思惑もあり、ドル売りの流れが強まり、AUDUSD+NZDUSDは上昇。

原油価格も大幅上昇し、USDCADは1.3260→1.3150台へ急落、カナダドルは上昇し、米ドルは下落。

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ECB理事会は、上限金利(限界貸出金利) 0.00%、下限金利(中銀預金金利)-0.20%、
政策金利0.05%の据え置きを決定、予想通り。

ドラギECB総裁=新興国市場低迷が景気鈍化に反映し、成長とインフレ見通しに新たな下振れリスクが台頭。月額600億ユーロの証券買い入れ上限は変更しないが、1銘柄当たりの買い入れ上限を25%から33%に引き上げた。

ドラギECB総裁=インフレ見通しが大幅に悪化や金融引き締まりがあれば、全ての利用可能な手段を活用する。QEは2016年9月以降も実施する可能性。インフレ見通しの変更、原油価格が主因。

ドラギECB総裁=景気回復は緩やかながらも続く見通し。

ドラギECB総裁=ユーロ圏成長はバランスシート調整で圧迫される可能性。非常に低水準のインフレが続く見通し。

ドラギECB総裁=経済見通しの下方修正は、対外需要の減少が主因で、新興市場の動向、成長にさらに悪影響及ぼす可能性。経済見通しへのリスクは下向き。

ドラギECB総裁=インフレ予測には下振れリスクがあり、インフレ見通しの変更は、原油価格が主因。

ECBスタッフ予想=新興国経済の減速と原油安に、インフレ、成長率見通しをともに引き下げた。
GDP=2015年1.5→1.4%、2016年1.9→1.7%、2017年2.0→1.8%
CPI=2015年0.3→0.1%、2016年1.5→1.1%、2017年1.8→1.7%

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アジア市場は小幅な株高ながら「ダルマ」状態で、手も足もでず!

アジア市場は小幅な株高ながら「ダルマ」状態で、手も足もでず!

今日のアジア市場は嵐の前の静けさなのか? それとも主役の中国不在で、今日・明日の重要なイベントを前にうごけないだけなのか?

中国は今日・明日は休日で株式市場はお休み。今夜はECB理事会とドラギECB総裁の記者会見、そして、明日は注目の米雇用統計が控えて、お休みムード。

そんな中で、豪小売売上高が悪く、AUD売りの動きが目立った。それでも、AUDUSDの変動幅は0.7060→0.6990台と、70pipsに満たなく、NZDUSDもつれ安状態で、0.67370台→0.6330台へと、40pips下げているのが精一杯。

この後は、欧州株価の動き待ちだが、ECB理事会を前に大相場を期待することもできず。






今日の朝に思うこと!


今日の朝に思うこと!

今日・明日と中国市場は抗日戦勝70周年記念日で休場となり、中国株の影響は心配なさそうである。相変わらず米株が上昇してNY市場が終わると、朝一番の行動は円売りから入り、利食いで終わる流れが多い。

中国株だが、さる7月8日、習国家主席がBRICS首脳会議に出席するため、ロシア行きの飛行機に乗る直前に、株価を上げるようにし指示、一時株価は上がったが、その後の急落につながったと言われている。

今回、市場の単なるうわさで真贋は不明ながら、今回の抗日戦勝70周年記念日を前にして、株価を上げるように指示したのでは? との意見も見られた。

市場の関心は、しばらく中国株から離れ、来週月曜日の中国株を心配する動きと、今日のECB理事会とドラギECB総裁の記者会見と、明日の米雇用統計に焦点が当てらている。

ご存じのとおり、ECB理事会では政策金利の据え置きはほぼ間違いないと思われる。直近では、ECBのハト派傾向を期待し、EUR相場に織り込んでいるように思える。それでも、明確な金融緩和を示唆するような発言は、期待していない。

ただ、最近の欧州経済の弱さやギリシャ総選挙の事前調査から、心配の種は尽きず、ややハト派な発言がある可能性はあり、それは、既に市場で織り込み済みとなっている。

明日の米雇用統計が仮に強ければ、9月の利上げ期待が強まり、緩やかな利上げ開始期待が広まることだろうが、逆に弱くとも12月の利上げ期待はそう簡単に消えそうにない。

結局、どっちに転んでも、ドルは最終的に強そうである。


2015年9月3日 昨日2日、海外市場の動き

2015年9月3日 昨日2日、海外市場の動き

FRBの米地区連銀経済報告は、世界経済の減速と原油価格の下落を懸念するも、「労働市場も最大雇用の域へ達し、米経済の拡大を示唆」。米経済の強さが示された。

ただ、米非農業部門労働生産性は上方修正されるも、単位労働コストは大幅下方修正され、ADP雇用統計は前回より拡大するも予想に届かず、製造業受注指数は弱い。

NYダウは1.82%上昇、米10年債利回りは一時2.19%台へ上昇、WTIは46ドル台へと小幅上昇。市場は弱いリスクオンの流れへ。

USDJPYはレンジ相場。米株高にも底値は固く、119.70~120.30のレンジで動けず。

EURUSDは続落。ギリシャ総選挙で与党支持率は低下、ECB理事会を3日に控え、弱さが目立つ欧州経済のリスクを解消できず続落、1.1290→1.1220を一時割り込む。

GBPUSDはレンジ相場。EURGBPの買いも強く1.5270割れで下げ止まり、1.5270~1.5320のレンジ。

AUSDUSDはレンジ相場。0.7000の大台を割り込むも、株高+原油高に0.6980台で下げ止まり、0.6990~0.7050のレンジ。

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USD 8月 ADP雇用統計=19.0万人(予想20万人 前回18.5→17.7万人)→ 予想を下回り前回分も果歩修正へ

USD 第2四半期 非農業部門労働生産性・確報値=前期比年率3.3%(予想2.8% 前回1.3%)、単位労働コスト=前期比-1.4%(予想-1.0% 前回0.5%)→ 単位労働コストが大幅にマイナスへ

USD 7月 製造業受注指数=前月比0.4%(予想1.0% 前回1.8%)→ 予想を下回る

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米地区連銀経済報告(ベージュブック)=7月~8月中旬の米経済は、総じて大半の地域や分野で拡大。

米地区連銀経済報告(ベージュブック)=米国の労働市場が最大雇用の域に近づいているが、中国は世界経済に大きな影を落としている。

米地区連銀経済報告(ベージュブック)=世界的な経済減速への懸念は原油価格の重しになっており、物価の伸びはしばらく、2%を下回って推移するとみられる。

ギリシャ総選挙の世論調査=与党・急進左派連合(SYRIZA)の支持率が主要野党
・新民主主義党(ND)を下回った。

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2015年9月2日水曜日

2015年9月2日 欧州・米国市場序盤の動き

2015年9月2日 欧州・米国市場序盤の動き

アジア市場の株安に反して、欧州市場の株価は上昇、米国市場も高値からスタートし、原油価格も上昇へ。為替市場は通貨間で異なる。

USDJPYは119.70~120.35のレンジ。
EURUSDは1.1230を割り込み続落。EURクロスでEUR売りの流れが続く。
GBPUSDは1.5270近くで下げ止まり、弱い米経済指標に1.5310まで反発。
AUDUSDは一時0.7000を割り込み0.6980台まで続落するも、欧米株の上昇と原油価格の上昇で反発へ

米経済指標は弱さが目立つ。
米ADP雇用統計は、予想を下回り前回分も下方修正へ。19.0万人(予想20万人 前回18.5→17.7万人)

米第2四半期 非農業部門労働生産性は強いも、短労働コストが弱く、ドル売りの流れが強まる。 非農業部門労働生産性・確報値=前期比年率3.3%(予想2.8% 前回1.3%)、単位労働コスト=前期比-1.4%(予想-1.0% 前回0.5%)→ 単位労働コストが大幅にマイナスへ

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中国金融先物取引所=投機抑制を強化、証拠金率を30%→40%へ引き上げ、ヘッジ分は10%→20%へ。

ラガルドIMF専務理事=中国経済において市場の役割が拡大し、人民元の国際化につながる変化について、当局者と話し合っている。これは非常に重要な変化であり、整然と実現することを願っている。

グロース氏=FRBは早期利上げの機会を逃した。金融市場が動揺しておりFRBが行動する余地が狭まる。名目金利2%の達成を市場の動揺なくすることは不可能。


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株価連動の為替相場に、為替ディーラーは四苦八苦!

株価連動の為替相場に、為替ディーラーは四苦八苦!

為替ディーラーは、相場観を持っても、株価の変動でいとも簡単に考えは崩れ去る。

米株が大幅に下落しても、日本株は上昇し、大幅下落から始まった中国株も大きく値を戻し、株安=円高と思いきや、気が付けば、株高=円安に簡単に変化。

中国政府は、自国通貨を切り下げたり介入して止めたり、株価を下支えしたり、株価の下落を容認したり、いや、下がり過ぎたと株式市場に介入したり。

信用してよいやら、だめやら!

円安だ! 円高だ! いや、ユーロ高だ! ユーロ安だ! と考えても、相場月は日々猫の目のようにくるくる変わる。いや、日々どころではなく、一日の中でも動きは大きく変化する。

さらに、FRBは利上げ判断で、中国を含め世界的な株価の下落、原油価格の低下を危惧しているのか、いないのか? 最近は危惧する声が大きいように聞こえるが、FOMC直前の指標次第! なんて、言われても、その時の指標は、どのような数字となるのか?

目の前にぶら下がっている材料から、相変わらずドルは、信認度が一番高いように思われる。

じゃ、円相場は? と聞かれると? 答えに窮するが、先の106.14円を再度トライするリスクを考えならがも、その後のドル高・円安を考えられが、チャンスを見て、そして、円ショートを継続・・・・・と、声を潜めて言いたい。

2015年9月2日(水曜)昨日1日、海外市場の動き

2015年9月2日(水曜)昨日1日、海外市場の動き

世界的な混乱が再発。IMFは世界経済見通しを下方修正。ドルの強さが目立ち、リスク回避に円も上昇。

欧米株は軒並み2~3%台の下落、米金利は低下し、米2年債利回りは0.7375→0.7001%まで下落。原油価格(WTI)は4ドル超下落し45ドルを割り込む。

昨日は、中国政府の株価対策にも、弱い中国経済指標を契機にした株価は下落、日本株の続落は止まらず-3.84%下げ、欧米株は総じて2~3%下落。債券は買われ利回りは低下、原油価格は下落する、典型亭なリスクオフの流れへ。

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リスク回避の定番は、JPY+CHFながら、スイス中銀はマイナス金利の強化とスイス売り介入続行を示唆。その影響に円はドルに次ぐ勝ち組へ。

CADドルは、第2四半期は2か月連続のマイナスとなり、リーマンショック以来のリセッション入りが決定へ。しかし、前月比は予想外に強く目先の景気回復期待が高まり、原油価格の急落の影響を受けながらもカナダドルの健闘が目立つ。

英ポンドは、将来の利上げ期待を背負いながらも、EURGBPの買いや、弱い製造業PMI後から売り圧力が続く。

豪ドルは、豪中銀の金融政策据え置きを受けながらも、弱い中国発の経済指標+株価下落+商品価格の低下に続落。何とか、AUDUSD0.7000を前にして下げ止まる。

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豪中銀の声明=政策金利を2.0%で据え置くことを決定。金利見通しについて新たなガイダンスを示さず。中国の動向に関連して世界の株式市場で最近ボラティリティーが高まったことに言及したが、具体的な見解は示さず。

豪中銀の声明=世界経済は、最近、中国と東アジアの状況がいくらか一段と弱まったものの、米経済のより強い成長とともに、緩やかなペースで成長。

豪中銀の声明=主要コモディティ価格は1年前よりも大幅に値下、供給の拡大をある程度反映して、交易条件は悪化。

豪中銀の声明=株式市場は、中国の動向に関連し、最近より大幅に変動しているが、他の金融市場は比較的安定。全般的に世界の金融状況は引き続き非常に緩和的。

豪中銀の声明=経済は緩やかな成長が続いていることが入手可能な情報の大半で示されている。成長はある程度の期間、長期平均を若干下回る一方で、ここ1年のより強い雇用の伸びと安定的な失業率を伴っている。

豪中銀の声明=インフレ率は、為替相場が下落ても、今後1─2年、引き続き目標と一致した水準にとどまる。金融政策は緩和的でなければならない

中国国家発展改革委員会=8月の輸出は前の月に比べ増加しており、国内経済は妥当なペースで成長。最近の住宅市場の回復により今後は投資が安定するとの予想。投資家はGDP成長率だけでなく、改革の進捗にも注目すべき。

ジョルダン・スイス中銀総裁=金融政策は、景気下支えに向け、著しく過大評価の、スイスフランの押し下げに主眼を置いている。マイナス金利の導入や為替市場への介入姿勢を通じ、金融政策はこの困難な状況に対処することに注力。

ジョルダン・スイス中銀総裁=マイナス0.75%の金利が絶対的なボトムではない。スイスフランは過大評価。必要ならば介入の用意。

米財務省当局者=中国は市場志向型の改革を推進し、政策の意図、政策行動を金融市場に説明することが重要。

ローゼングレン・ボストン連銀総裁=原油価格の下落と共に、中国・日本・ユーロ圏で景気が減速すれば米国の物価情勢に一段の圧力がかかり、米国のインフレ率がFRBが目標とする2%を下回る水準で推移し続ける要因となり得る。

ローゼングレン・ボストン連銀総裁=金融危機を受け実施された改革などを挙げ、米経済がリセッションに陥る可能性は高くない。1994年と2004年に始まった2度の引き締め局面よりも、金利は低水準にとどまる。

ローゼングレン・ボストン連銀総裁=利上げ開始時期にかかわらず、FRBの金利へーすは穏やか。利上げ開始が数か月間前後しても経済的な影響はなく、利上げ時期を重要視しない。緩やかなペースの利上げが正当化される。

ローゼングレン・ボストン連銀総裁=最近の海外経済の減速や株式市場の乱高下、商品価格の下落が米景気にも影響する恐れがあり、雇用市場が今後も改善を続けるとの予想に疑問符が付く可能性がある。

ISMホルコム氏=ISM製造業景気指数で、一部の低下は株価下落の影響による心理的なもの。製造業はファンダメンタルズを維持。今月なにが起こるのか言及するのは難しい。

独立系石油取引会社で最大手のビトル・グループ=原油価格は、年内・来年も40~60ドルのレンジで推移へ。

香港中銀(香港金融管理局)=9月1日に、ドルペックの上限維持のため20億ドルのドル買い介入を実施。

ラガルドIMF専務理事=進国やアジアの成長ペースが当初予想より緩慢で、世界の経済成長見通しを、3.5(7月時点)→3.3%に下方修正。

ムーディーズ・中国企業70社調査=中国企業の大半、人民元の10%下落に耐えられる。

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AUD 8月 AIG製造業指数=51.7(予想 前回50.4)→ 前回を上回る

NZD 8月 QV住宅価格=前年比11.3%(予想 前回10.1%)→ 前回を上回る

CHN 8月 製造業PMI=49.7(予想49.7 前回50.0)、非製造業PMI=53.4(予想 前回53.9)→ 共に前回を下回る、製造業は予想通り

AUD 第2四半期 経常収支=-190億豪ドル(予想-158億豪ドル 前回-107→135億豪ドル)→ 経常赤字が予想外に拡大

AUD 7月 住宅建設許可=前月比4.2%(予想3.0% 前回-8.2→-5.2%)、前年比13.4%(予想10.1%前回8.6→13.5%)→ 予想外に拡大し、前月分も上昇修正へ

CHN 8月 財政メディア(Caixin)=総合PMI・確報値48.8(予想 前回50.2) 製造業PMI・確報値=47.3(予想47.2 前回47.1)、非製造業PMI・確報値=51.5(予想 前回53.8)→ 製造業は前回を下回るも予想を上回る、

AUD 豪中銀 金融政策を発表=政策金利2.0%の据え置きを決定、予想通り

FRN 8月 製造業PMI・確報値=48.3(予想48.6 前回48.6)→ 予想を下回る

GER 8月 雇用統計: 失業率6.4%(予想6.4% 前回6.4%)、失業者数=-7,000人(予想-4,000人 前回9,000人)→ 予想より失業者数が減少へ

GER 8月 製造業PMI・確報値=53.3(予想53.2 前回53.2)→ 予想を若干上回る

EUR 8月 製造業PMI・確報値=52.3(予想52.4 前回52.4)→ 予想を若干下回る

GBP 7月 消費者信用残高=11.73億ポンド(予想12億ポンド 前回122億ポンド

GBP 7月 BOE住宅ローン承認件数=68764件(予想68,100件、前回66,582件→ 予想を上回り昨年2月以来の高水準

GBP 8月 製造業PMI=51.5(予想51.9 前回51.9)→ 予想を下回る

EUR 7月 失業率=10.9%(予想11.1% 前回11.1%)→ 予想と前回を下回り、3年ぶりの低水準へ改善

CAD 7月 月次GDP=0.5%(予想0.2% 前回-0.2%)、前期比年率=-0.5%(予想-1.0% 前回-0.6→-0.8%)、前年比0.6%(予想0.4% 前回0.5%)→ 予想を大幅に上回りカナダドル買いが強まるも、年率換算では-0.5%と2期連続のマイナス成長で、2008-2009年の金融危機以来の景気後退となる

USD 8月 製造業PMI=53.0(予想52.9 前回52.9)→ 予想を若干上回る

USD 8月 ISM製造業景況指数=51.1(予想52.5 前回52.7)→ 予想を大幅に下回り、2年3か月ぶりの低水準で、製造業は軟調な局面になる可能性はあるが、同時刻発表の建設支出が強くドルは堅調に推移

USD 7月 建設支出=前月比0.7%(予想0.8% 前回0.1→0.7%)→ 予想を若干下回るも、7年ぶりの高水準でドルは堅調に推移

2015年9月1日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年9月1日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

欧州株は大幅下落(EUROSTOXX50 -2.76%)、ダウ平均は-2%近くと大幅落から始まり、WTIは46ドル台へと下落し、金利は低下。市場の混乱が続き、リスク回避の動きへ。

欧州・米国株は弱く、債券は買われ、ドル高のながれが続くも、JPYは『株安=円買』でJPY全面高。

強いカナダGDPにCADドル高の流れが一時強まるも、原油安に売りへと変化。弱い英製造業PMIにGBP売りが強まり、米国市場に入っても止まらず。AUDは、世界的な株安+商品価格の下落に続落へ。

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欧州市場の経済指標は強弱混在
○独雇用統計は失業者は予想外に減少し、失業率も前回と変わらず6.4%の最低水準を維持、独経済の好調さを裏付ける。
○独製造業PMIは速報値を上回る、53.2→53.3
○ユーロ圏製造業PMIは速報値を下回る、52.4→52.3
○英BOE住宅ローン承認件数は、68,764件(予想68,100件)と強く昨年2月来の高水準
○英製造業PMIは弱く、ポンド売りが強まる。51.9→51.5
○ユーロ圏失業率は改善し、3年ぶりの水準へ、11.1%→10.9%

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強いカナダGDPにカナダドル買いが一時強まるが、原油価格の下落で長続きせず。
○カナダGDPの前月比は、予想0.2%→0.5%へと大幅改善し、カナダドル買いが強まる。

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弱い米経済指標で、株安+ドル高へ
○米製造業PMIは、若干改善、52.9→53.0
○米IMS製造業景況指数は、予想外に弱い、予想52.5→51.1、ドル売りの反応なし。
○米建設支出は弱い、予想0.8%→0.7

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中国国家発展改革委員会=8月の輸出は前の月に比べ増加しており、国内経済は妥当なペースで成長。最近の住宅市場の回復により今後は投資が安定するとの予想。投資家はGDP成長率だけでなく、改革の進捗にも注目すべき。

2015年9月1日火曜日

2015年9月1日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2015年9月1日(火曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日本株の上げ幅大きく(日経平均-3.84%)、中国株も弱く(上海総合-1.28%)、欧州株も下落(EURO STOXX50-2.53%)原油価格も弱い(WTI47.34ドル-1.86ドル)。

相変わらず株価連動型の為替相場となっている。肝心の株価予想も、多くの中銀や関係者が指摘するように、中国株安の影響は限定的ならば、自信を持って株買い=円安なのだが? 

目の前で株価の下落が続くと、どうしても円売りポジションはクローズする行動に動き、中国と関連性の強い通貨のAUDJPY+NZDJPYで円高になりやすい。

GBPはさらに複雑。EURGBPの買いの影響が強いのか、GBPUSDは1.54台をトップに欧州勢は売りから入り、弱い英製造業PMIに気が付いたら1.5310まで100ポイント近く下落、EURGBPも0.7320→0.78370まで上昇。

その影響もあり、EURUSDの下げ幅は限定的で、1.1330→1.1260のレンジで推移している。

AUDは、期待の豪中銀理事会後の声明では、金利見通しのガイダンスを示さず、歯切れの悪い言葉に、動きようがなかった。過度に中国経済の成長鈍化や人民元切り下げ、株安の影響を与えないための配慮なのか、それとも、本当に心配していなのか? 不明!  

結局は、米株や金利を見るまでは、リスク回避の弱気な市場センチメントは変わりそうにない。

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8:30    AUD 8月 AIG製造業指数=51.7(予想 前回50.4)→ 前回を上回る
9:00    NZD 8月 QV住宅価格=前年比11.3%(予想 前回10.1%)→ 前回を上回る
10:00    CHN 8月 製造業PMI=49.7(予想49.7 前回50.0)、非製造業PMI=53.4(予想 前回53.9)→ 共に前回を下回る、製造業は予想通り
10:30    AUD 第2四半期 経常収支=-190億豪ドル(予想-158億豪ドル 前回-107→135億豪ドル)→ 経常赤字が予想外に拡大
10:30    AUD 7月 住宅建設許可=前月比4.2%(予想3.0% 前回-8.2→-5.2%)、前年比13.4%(予想10.1%前回8.6→13.5%)→ 予想外に拡大し、前月分も上昇修正へ
10:45    CHN 8月 財政メディア(Caixin)=総合PMI・確報値48.8(予想 前回50.2) 製造業PMI・確報値=47.3(予想47.2 前回47.1)、非製造業PMI・確報値=51.5(予想 前回53.8)→ 製造業は前回を下回るも予想を上回る、
13:30    AUD 豪中銀 金融政策を発表=政策金利2.0%の据え置きを決定、予想通り
16:50    FRN 8月 製造業PMI・確報値=48.3(予想48.6 前回48.6)→ 予想を下回る
16:55    GER 8月 雇用統計: 失業率6.4%(予想6.4% 前回6.4%)、失業者数=-7,000人(予想-4,000人 前回9,000人)→ 予想より失業者数が減少へ
16:55    GER 8月 製造業PMI・確報値=53.3(予想53.2 前回53.2)→ 予想を若干上回る
17:00    EUR 8月 製造業PMI・確報値=52.3(予想52.4 前回52.4)→ 予想を若干下回る
17:30    GBP 7月 消費者信用残高=11.73億ポンド(予想12億ポンド 前回122億ポンド
17:30    GBP 7月 BOE住宅ローン承認件数=68764件(予想68,100件、前回66,582件
17:30    GBP 8月 製造業PMI=51.5(予想51.9 前回51.9)→ 予想を下回る


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豪中銀の声明=政策金利を2.0%で据え置くことを決定。金利見通しについて新たなガイダンスを示さず。中国の動向に関連して世界の株式市場で最近ボラティリティーが高まったことに言及したが、具体的な見解は示さず。

豪中銀の声明=世界経済は、最近、中国と東アジアの状況がいくらか一段と弱まったものの、米経済のより強い成長とともに、緩やかなペースで成長。

豪中銀の声明=主要コモディティ価格は1年前よりも大幅に値下、供給の拡大をある程度反映して、交易条件は悪化。

豪中銀の声明=株式市場は、中国の動向に関連し、最近より大幅に変動しているが、他の金融市場は比較的安定。全般的に世界の金融状況は引き続き非常に緩和的。

豪中銀の声明=経済は緩やかな成長が続いていることが入手可能な情報の大半で示されている。成長はある程度の期間、長期平均を若干下回る一方で、ここ1年のより強い雇用の伸びと安定的な失業率を伴っている。

豪中銀の声明=インフレ率は、為替相場が下落ても、今後1─2年、引き続き目標と一致した水準にとどまる。金融政策は緩和的でなければならない。


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【ストラテジー】)9月1日 (火)21:30 カナダGDP(取引通貨ペア CADJPY)


【ストラテジー】)9月1日 (火)21:30 カナダGDP(取引通貨ペア CADJPY)

≪説明≫
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原油価格と連動性の高いカナダドルですが、先週後半から原油価格は大幅に上昇し、昨日もWTIは48ドル台まで一時上昇し、カナダドル買いの流れが続いています。

今回のカナダGDPの発表では、同時刻に米国を含め他の指標の発表もなく、単体での発表となります。結果として変動が直ぐにCADJPY相場に反映されることになりそうです。

CADJPYのDailyチャートでは、90.20~92.750円に両サイドのポイントがあり、このレンジ内での取引が予想されます。1時間チャートでは、200時間MA=91.52、中期MA=91.53とがクロスし始めており今後の展開が注目されます。レンジとしては91.10~92.00のレンジが上下のポイントになりそうで、直前の値動きを見ながら、取引を考えたいと思います。

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今回のカナダGDPの予想は、前月比0.2%と前回-0.2%から上昇が見込まれており、3月31日にマイナスへと落ち込んでから、久しぶりに前月比で増加の動きになる可能性があります。逆に前期比年率では、-0.9%と前期-0.6%からマイナス幅が拡大することが見込まれています。

過去27回のデータでは、予想と実際との差は、最大0.50%、平均で0.13%と、過去のデータからは0.3%超の差となると動きが大きくなっています。

過去26回のデータでは、CADJPYで発表直後15分間の変動をみると、最大69pips、平均29pipsとそれほど、大きな変化となっていませんが、直近5回のデータでは、平均40pipsと、まずまずの変化となっています。

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9月1日 (火)13:30 豪中銀金融政策(取引通貨ペア AUDJPY)

9月1日 (火)13:30 豪中銀金融政策(取引通貨ペア AUDJPY)


≪説明≫
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8月18日発表の4日の議事録では、AUD買いの材料とされた、豪ドル安は輸出を支援(ただし、今までの豪ドル相場は一段の下落が必要とは盛り込まず)が、どのように変化するのでしょうか?

また、中国経済と結びつきが強い豪州だけに、最近の中国株の下落や中国経済の成長鈍化に、豪ドル売り圧力がさらに高まる可能性もあり、中銀はどのように考えているでしょうか? 

市場の予想では、政策金利2.0%の据え置きは固いと思われていますが、声明では弱気な発言がと飛び出す可能性を意識しており、現状ではAUD売りの流れを変えるような、材料は乏しいと思われます。
 
AUDJPYの1Dayチャートでは、下降トレンドに変化なく、86.80台を高値に上げどまり、85.50~86.90円のレンジに入りやすくなっています。

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今回、豪中銀は政策金利2.0%に据え置くことが予想されています。

過去21回のデータでは、AUDJPYで発表15分間の相場変動をみると、最大159pips、平均で51pips となっており、相場変動の高いイベントの一つとなっています。また、直近の5回では平均70pips近い変動となっており、政策金利を据え置く可能性が高い中で、声明文で相場が動くことが予想されます。

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2015年9月1日(火曜)昨日8月30日 海外市場の動き

2015年9月1日(火曜)昨日8月30日 海外市場の動き

米株は下落、米金利は上昇、原油価格は大幅上昇。USDCAD=下落しCAD上昇、GBPUSD+AUDUSD+NZDUSD=下落、USDJPY+EURUSD=横ばい。

今日から、9月がスタート。先週末はジャクソンホールの年次シンポジュームからの発言も、為替相場に大きなインパクトは与えず。昨日は月末の特殊要因も変動は鈍く、USDJPYとEURUSDは狭いレンジで推移。

目立ったのは、カナダドル高+ポンド安。
USDCADは1.3320→1.3140台へ下落 ⇒原油価格の大幅上昇にCAD買いが強まる。、
GBPUSDは1.5420→1.5340まで下落 ⇒カーニーBOE総裁のタカ派発言にも、英製造業の47%は中国経済の鈍化を懸念、利上げ開始時期が2016年第1四半期→第3四半期へ延期されるとの思惑が強まる。

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AUDUSDは0.7140→0.7080台まで下落 ⇒1日の豪中銀金融政策待ちで下落幅は限定的。
NZDUSDは0.6420→0.6320まで下落 ⇒リスク回避の動きが再開。
USDJPYは121.10~121.40のレンジ ⇒日本の景気鈍化懸念が広まるも、動きは鈍い。
EURUSDは1.1180~1.1240のレンジ ⇒クロスのEUR買(除くEURCAD)いが強まるも、対ドルでは動きは鈍い。

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中国の人民元+株価対策が強まる。

李克強中国首相(先週末)=中国人民銀行が人民元を月2.8%下落することを容認した後、元相場が引き続き下落する根拠はない。人民元は合理的で均衡した水準で基本的に安定し続けることが可能。

証券監督管理委員会、財政省、国有資産監督管理委員会、銀行業監督管理委員会(銀監会がウェブサイトに共同声明=国内株式市場の支援に、上場企業に合併を促すとともに、配当、自社株買いを行なうよう指示。

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米金利先物市場では、フィッシャーFRB議長のタカ派発言後も大きな変化なし。

米金利先物=利上げ確率、9月28%、12月56%と、フィッシャーFRB議長のタカ派発言後も変化なし。逆に、翌日物金利スワップ(OIS)では、9月37%、12月78%と高い。

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15:00 GER 7月 小売売上高=前月比1.4%(予想1.0% 前回-2.3→-1.0%)、前年比3.3%(予想1.5% 前回5.1→5.2%)→ 予想より強い

16:00 CHF 8月 KOF先行指数=100.7(予想99.0 前回99.8)→ 予想を上回る

18:00 EUR 8月 消費者物価指数・速報値=HICP前年比0.2%(予想0.1% 前回0.2%)、HICPコア前年1.0%(予想1.0% 前回1.0%)→ 前年比は予想を若干上回る

21:30 CAD 第2四半期 経常収支=-174億カナダドル(予想-169.0億カナダドル 前回-175.0→-182億カナダドル)→ 赤字額が予想を上回る

22:45 USD 8月 シカゴ購買部協会景気指数=54.4(予想54.7 前回54.7)→ 予想と前回を若干下回る

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2015年8月31日月曜日

2015年8月31日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年8月31日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

いよいよ明日から9月、今日は8月最後の営業日。

欧州市場は英FTSEを除き、総じて下落。FRBの9月利上げ期待は引き続き残り、中国経済の鈍化を危惧、株安の流れに、米国市場に入ると米株は-0.58%下落からスタートし、徐々に値を下げている。

週明けの為替市場は、総じて小動きで勢いは弱いものの、ドルは全面高。中国株安の影響なのか、AUD+NZD+CAD売りが目立ち、市場全体に不確実性の高い状態が続く。

人民元安+株安からの、先週続いた人民元高+株買いの流れはどう変化するの? 日々、株価や債券利回りを気にしながら、早くも週末の米雇用統計を意識せざるを得ない状態なのかもしれない。

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日本の鉱工業生産は予想外に弱くマイナスへ、成長の鈍化を危惧。前月比-0.6%(予想0.1% 前回1.1%)。

NZのANZ企業景況感は前月よりマイナス幅が拡大、NZドル売りが強まる。-29.1(予想 前回-15.3)、

独小売売上高は予想より拡大し、前月分も上方修正するも、EUR売りが一時強まる。前月比1.4%(予想1.0% 前回-2.3→-1.0%)

ユーロ圏CPIは前月と変わらずだが、予想より上昇。前年比0.2%(予想0.1% 前回0.2%)

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英製造業団体EEF=284社対象の調査では、製造業の47%が中国経済の急速な鈍化を懸念し、10社に1社は事業計画を見直す。

中国国家外為管理局(SAFE)=7月の中国のサービス貿易収支は-176億ドル(前月-149億ドル)と赤字幅は拡大へ。


2015年8月31日 アジア・欧州市場序盤の動き

2015年8月31日 アジア・欧州市場序盤の動き

ドルロングの調整と、株価連動相場ながら、ドルへの信認度は高い。

アジア市場は、先週金曜日のNY市場で、フィッシャーFRB副議長のタカ派発言でドル買いポジションを維持していた投機筋は、週明けの取引開始直後から、利食いによるドル売りの動きが強まった。

日本・中国株が弱含みで推移する中、リスク回避の動きに、JPY+EURが上昇、週末のカーニーBOE総裁によるタカ派発言を受けたGBP買いが加わった。

逆に、リスク回避と、弱いANZ企業景況にNZD売りが続き、弱いHIA新築住宅販売にAUD売りが続いているが、明日の豪中銀理事会を前にして、AUDはさすがに様子見ムードが強い。

欧州勢が参入し始めた午後3時近くには、EURUSDは1.1260台をトップに、EUR売りから始まり、強い独小売売上高にも売りの流れは止まらず。GBPUSDも1.5430台を超えられず、値を下げ、株安の影響に、資源国通貨+中国との関連性が強い通貨の売りが続いている。

週明けに思うこと!

週明けに思うこと!

週末のワイオミング州ジャクソンホールの年次シンポジウでは、最重要人物の不参加で、やや盛り上がりに欠ける部分はあったが、中国の株価暴落と株価下支えの影響、FRBの利上げの有無とその時期を巡り、重要な発言も見られた。

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カーニーBOE総裁は『英経済の回復を背景に、年末年始ごろには、よりはっきりとした形をとる』と言い、賃金の伸びが加速、エコノミストは、来年第1四半期の利上げ開始を予想。

市場が懸念している中国問題に関しては、『景気減速で英物価の下押し圧力が強まる可能性があるが、これらは可能性であり、確実に起きるわけではない』と、将来の利上げ観測は変わらず、ポンド高支持者にとっては、誠に心強い発言となっている。

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一方、市場が反応したのは、『フィッシャーFRB副議長の発言』が主で、先週金曜日の午前1時ごろに、『中国懸念に端を発した世界的な株安については、かなり迅速に収束するのではと考えている』と言う。『世界的な市場の乱高下が長引けば、利上げ開始時期が遅れる可能性があるが、9月16~17日に開催されるFOMCで利上げを実施する可能性を排除しない』と、ドル高支持者にとっては、心強い発言も飛び出した。

また、週末には、中国株の暴落がFRBの利上げ観測によるとの批判を否定し、『最近の中国株急落で中国の株価収益率(PER)は70倍から17倍に急低下したが、中国の投資家は株急落の前にもFRBの政策を認識していたはずだ』と反論。

『ドル高などの要因による物価への下押し圧力が後退するにつれ、インフレ率は上向く』、『ドル高や原油安、米労働市場の緩みから来る物価の下押し圧力が、今や後退している』と言う。

そして、『物価上昇を抑制している要因も一段と解消されつつあり、インフレ率が上昇すると信じるに足る理由がある』、『金融政策の影響が実体経済に及ぶまでにはタイムラグがあるため、インフレ率が目標の2%に到達するのを待たずに、引き締めを開始すべき』等々。

市場の予想では概ね、9月の利上げの可能性は35%程度、12月は75%と考えていると言われている。

もちろん、世界的な混乱が再び勃発すれば話は全く別だが、現状で判断すれば、ドル高の流れは変わりそうになく、ついでGBPだが、ドルに対しては分が悪く、ドル以外の通貨に対して強く、JPY+EUR+AUD+NZDは後塵を拝することになりそうである。

2015年8月30日日曜日

今週の為替相場を考える(8月31日~9月4日)

今週の為替相場を考える(8月31日~9月4日)

中国は先週、中国人民元の下落を介入で阻止、追加の景気対策を発表、リバースレポのガイダンス金利を0.15%引き下げ、米国に利上げをけん制する発言を送るなど、世界恐慌の引き金となりうる株安を必至に阻止した。

現状は功を奏し、中国株をはじめ、世界的に株価は持ち直し大幅に上昇。強い米国発の経済指標も支援し、米2年債利回りは上昇し、原油価格も下げから大幅上昇に転じ、気が付いたらドル高の一週間となった。

米国は強い米耐久財受注+米第2四半期GDP改定値も株高が、米国発のドル高要因となっていた。しかし、アトランタ連銀のGDPNowでは米第3四半期GDP予測を1.4%(8月26日)→1.2%へ低下させ、重鎮のフィッシャーFRB副議長は、9月の利上げは検討中とし、10月の新たな利上げの可能性を示唆。最近の市場の混乱の影響を見極める必要性を示し、相変わらず米利上げの行方は不透明。

そうなると、今週の注目は相変わらず、中国株と米株、そして、米国発の経済指標では、得に米雇用統計が焦点となり、米金利に連動したドル相場になることは避けられない。早々と9月17日のFOMCが今週のテーマとなっており、FRBはどのような答えを市場に示すのか? 

また、ECB理事会とドラギECB総裁の記者会見で、最近の世界的な金融市場の混乱の影響がユーロに与える影響をどのように判断しているのか?気になる。 今週は週末にG20が控えているが、市場への影響は限定的と考える。

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ドル相場
9月のFOMCで利上げ観測が遠のくとの思惑に ドル売りだ! いや、米経済指標が強く9月の利上げ観測は残っている、ドル買いだ! 為替市場は9月17日のFOMCに向けドル売りとドル買い思考が交錯している。もちろん、このような単純な発想で取引をしているとは思っていないが、結果はその通りになっているように思えてない。

中国経済の成長は拡大傾向が弱まり、世界経済を牽引する力は今後も弱まることが予想されている。相変わらず中国との貿易関係の強い通貨と、国際商品の輸出依存度の高い国の通貨安の流れが、急変するとは考えにくい。

FRBが利上げをするかしないか? するとすれば、その時期は9月なのか?新たに浮上した10月なのか? 12月なのか? それとも来年なのか? 米第2四半期GDPの改定値は3.7%とユーロ圏の1.2%を大幅に上回り、他国を圧倒していることは間違いなく、主要国では引き続き唯一年内に利上げ可能な国でもある。

アトランタ連銀の最新版GDPNowでは、米第3四半期GDP予測 1.4%(8月26日)→1.2%へ低下しているが気になるが、それでも、他国よりはましだと思え、ドルの優位性は変わらず。

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EURUSD 予想 1.1050~1.1300
中国株の大幅下落や中国経済の成長鈍化の影響が、ユーロ圏の輸出に波及する可能性が強まっている。先週は株高=ファンディング通貨として1.1700まで急伸していたが、逆に4日続落し200日MAを割り込み1.1150台まで大幅下落。目先のEUR買いポジションは極めて少なくなっており、逆に押し目買いの動きが強まることが予想され、今週のECB理事会・ドラギECB総裁の記者会見で、ユーロ圏経済の先行懸念が薄らぐと、上昇する可能性も高くなるが、先週の急落の余波に上値も限定的。

GBPUSD 予想 1.5250~1.5550
米国の次に利上げ可能なBOE。その期待に1.5800を目指して上昇していたが、逆に4日連続の陰線引け、200日MA近辺でようやく下げ止まる。過去2日間は下髭も見られることで、売りの勢いは弱まりつつあり、終値ベースで1.5370を維持するか、1.5280で下げ止まることができるか? 今週の反発にはこの水準を維持できるかがカギとなっており、世界的な株安の影響を受けにくいメリットもある。

AUDUSD 予想 0.7050~0.7300
世界的な株暴落から反発し上昇、リスク回避の動きが弱まり、原油価格や商品価格の上昇の支援材料にも、中国経済の成長は弱くAUD買いが盛り上がらない。0.7050ボトムから値を戻すも、豪中銀のAUD安思考は変わらずクロスのAUD売りは止まらず、人民元安の影響は消えずAUD買いの動きは鈍いままである。今週も、中国発の経済指標の影響を強く受け、その結果と中国株の動向を注目したい。

USDJPY 予想 119.50~122.50
世界的な株価暴落によるリスク回避の円買いに、200日MAを割り込み、一時116.14円まで下落するも一週間で終了。先週は逆に株価の上昇に、200日MAを上抜け三連騰で121.70台まで上昇した。その差約5.5円で、8月12日の高値125.27→8月24日安値116.14の61.8%戻し121.75近くまで上昇して終了している。セオリーとして再び安値116.14の円高水準を試すことを期待していたが、戻りが強すぎ、中国株や米株の再暴落がなければその可能性も非常に薄い。今週の円高水準は119.80をターゲットとし、120~122.50のコアレンジを考えたい。













今週の主な材料(8月31日~9月4日)

今週の主な材料(8月31日~9月4日)

先週は中国株をはじめ、世界的に株価は持ち直し上昇。強い米耐久財受注とGDP改定値に後押しされ、米2年債利回りは上昇し、原油価格も下げから上昇に転じ、気が付いたらドル高の一週間となった。

為替市場は大混乱の余波が続く中で、今週は重要な経済指標の発表が多い。
今週のメインイベントは、9/4(金) 米雇用統計と、9/3(木) ECB理事会・ドラギECB総裁記者会見で、為替市場全体に与える影響は大きい。

米雇用統計が予想外に強い結果となれば、9月か新たに10月の利上げの可能性がやや高まることが予想される。逆に、期待にとどかなければ、今後の米経済指標と世界的な金融市場の動向を見極める必要があり、共に、為替相場への反応は限定的と考えたい。

一方、ECB理事会+ドラギECB総裁発言では、ギリシャ問題の影は薄れ、テーマとなりにくい状態だが、最近の金融市場の混乱からユーロ圏の景気見通しをどう考えているのか? 注目している。

次に個別の通貨変動としては、9/1(火)豪中銀金融政策(AUDUSD+AUDJPY)、カナダ7月GDP(USDCAD+CADJPY)、9/2(水)豪第2四半期GDP(AUDUSD+AUDJPY)、  9/4(金)カナダ雇用統計(USDCAD+CADJPY)。これらは直後の相場変動は高く注意が必要。

それと、中国発の材料を忘れてはならない。9/1(火)製造業PMIと非製造業PMI、財政財・新製造業PMI、9/3(木)財政財新・非製造業PMIも、中国株への影響と、AUD相場の変動と合わせ注意したい。


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8/31(月) 英国市場・サマーバンクホリデーで休日
15:00 GER 小売売上高
18:00 EUR 消費者物価指数・速報値
22:45 USD シカゴ購買部協会景気指数

9/1(火)    
10:00 CHN 製造業PMI、非製造業PMI
13:30 AUD 豪中銀金融政策を発表
16:55 GER 雇用統計
16:55 GER 製造業PMI・確報値
17:00 EUR 製造業PMI・確報値
17:30 GBP 製造業PMI
18:00 EUR 失業率
21:30 CAD 月次GDP
22:45 USD 製造業PMI
23:00 USD ISM製造業景況指数
23:00 USD 建設支出

9/2(水)    
10:30 AUD 第2四半期GDP
21:15 USD ADP雇用統
21:30 USD 第2四半期非農業部門労働生産性・単位労働コスト
23:00 USD 製造業受注指数
3:00 USD 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

9/3(木)  香港・上海市場は休場
10:30 AUD 貿易収支
10:30 AUD 小売売上高
10:45 CNY 財政財新(Caixin)非製造業PMI
16:30 スウェーデン中銀 金融政策発表
16:55 GER 総合PMI・サービス業PMI・確報値
17:00   EUR 総合PMI・サービス業PMI・確報値
17:30 GBP サービス業PMI
18:00 EUR 小売売上高
20:45 EUR ECB金融政策発表
21:30 EUR ドラギECB総裁記者会見
21:30 CAD 貿易収支
21:30 USD 貿易収支
21:30 USD 新規失業保険申請件数
23:00 USD ISM非製造業景況指数

9/4(金)  G20(アンカラ) 9月4日~5日 香港・上海市場は休場
15:00 GER 製造業受注0.4% 前回7.2%
21:30 CAD 雇用統計
21:30 USD 雇用統計
23:00 CAD Ivey購買部協会指数