2015年8月31日 アジア・欧州市場序盤の動き
ドルロングの調整と、株価連動相場ながら、ドルへの信認度は高い。
アジア市場は、先週金曜日のNY市場で、フィッシャーFRB副議長のタカ派発言でドル買いポジションを維持していた投機筋は、週明けの取引開始直後から、利食いによるドル売りの動きが強まった。
日本・中国株が弱含みで推移する中、リスク回避の動きに、JPY+EURが上昇、週末のカーニーBOE総裁によるタカ派発言を受けたGBP買いが加わった。
逆に、リスク回避と、弱いANZ企業景況にNZD売りが続き、弱いHIA新築住宅販売にAUD売りが続いているが、明日の豪中銀理事会を前にして、AUDはさすがに様子見ムードが強い。
欧州勢が参入し始めた午後3時近くには、EURUSDは1.1260台をトップに、EUR売りから始まり、強い独小売売上高にも売りの流れは止まらず。GBPUSDも1.5430台を超えられず、値を下げ、株安の影響に、資源国通貨+中国との関連性が強い通貨の売りが続いている。
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