思うこと!
今日は週末の金曜日。来週7日(月)は北米は休日で、米国市場では雇用統計が発表される。その前は動きにくいが、結果では動かないわけがない。
非農業部門雇用者数が強いのか弱いのか? 平均時給が増えたのか減ったのか?今の段階の市場予想は、失業率5.2%、非農業部門雇用者数21.7~22万人、平均時給0.2%となっており、直後の反応は単純にこの数字より強いのか弱いのかで決まりそうである。
問題はどういう結果になるかわからないことであるが
予想より強い⇒ 米早期利上げ観測が強まり→ 株安→円高?
予想より強い⇒ 米早期利上げ観測が弱まり→ 株高→円安?
なんだか変な発想ではあるが、セオリーはこんなもの。週明けの4連休明けの中国株の動きに変化があれば、それで動く可能性も高く、どっちに転んでも、よほどサプライズな数字にならなければ、一度は完結すると思われる。
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昨日は、中国と新興国経済の懸念と原油安が、ECBのインフレと成長見通しを下方修正させ、しいてはFRBの9月17日利上げ観測を弱めているが、米株は微妙な動き。
ドラギECB総裁は、成長が外圧要因により下方修されると繰り返しているが、ユーロ圏の成長はバランスシート調整で圧迫される可能性も指摘している。
ところで、最近は中東などからの大量難民が欧州に押し寄せているが、この問題は大きなテーマとならないのであろうか? TVやマスコミの中心話題であるだけに気になる。
また、QEだが、目標期限の来年9月の前にでも終了できるムードがあったが、今回はさらに延長する可能性を指摘し、一銘柄の買い入れ限度額を引き上げるなど、QEの重みが増している。
ユーロ買い需要は旺盛で、続落の心配はしていないが、上値は限定的で底値はまだ見えず。
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