2013年12月7日土曜日

12月7日(土曜) 昨日の海外市場の動きと、今後の見通し

12月7日(土曜) 昨日の海外市場の動きと、今後の見通し

*** ポイント ***

◎米雇用統計は予想外に強い数字に一時「金利上昇+株安+ドル買い」へ。続く、米個人消費支出も強く消費の回復を示し、ミシガン大学消費者信頼感指数も5カ月ぶりの高水準で信頼感の回復が強まるが反応は、なぜか逆方向へと変化。

◎米短期金利は上昇するも長期金利は変わらず、米株価は上昇、為替市場はUSDJPYでのドル買いは続くが、他の主要通貨では総じてドル安へ。

◎市場の動きはドル安+EUR全面高+円全面安。
①EURUSDはついに1.37台を達成、EURAUDは一時0.91台を達成、EURGBPは一時0.8390近くまで上昇。
②USDJPYは102.80台へ上昇、23年ぶりの高値を付けたCHFJPYの上昇は止まらずついに一時105.40台へ、EURJPYは一時ついに141円台を達成、GBPJPYも一時168.20台まで上昇、AUDJPYも一時93.70近くまで上昇。
③AUDUSDはついに一時0.91台を達成、NZDUSDは0.8280台を回復、USDCHFは一時0.8910台へと続落。

*** 今後の見通し ***

強い米雇用統計、強い米消費者マインド。12月18日のFOMCで、量的緩和の縮小期待は払しょくできず、1月のFOMCでその可能性が以前より強まり、2014年度の財政協議の期限13日を前に、市場はなぜかリスクポジションを維持。

週末の動きに一喜一憂することは躊躇するが、
円クロスの円売りの値動きをみていると、大きな円売りの流れ再開としか考えにくく、USDJPYもその影響を受け103.37円の先の高値をトライし、さらに続伸する可能性が高まっている。

EURUSDがついに10月25日の1.38台を付けた後に、下げが加速した水準となる1.37まで上昇したことで、1.3830台の高値更新の動きが高まっている。

AUDUSDは、米雇用統計直後に約3度目の下値トライとなる0.90割れから0.91台まで復活したことで、底値達成感も感じられる。大幅に続伸するまでの勢いはあるとは思えないが、0.9050~0.9150のレンジを続け、0.9100~0.9200のレンジへと緩やかな押し目買いへと変化する可能性がでている。


*** 発言・その他 ***

⇒ バンカメ調査=4日終了週に世界の株式ファンドは、FRBの量的緩和の縮小が不透明で、20億ドルの資金純流出となった。前週は流入130億ドルで流出は4週間ぶり。

⇒ エバンズ・シカゴ連銀総裁=強い米雇用統計で、米経済は正しい方向に進んでいる。雇用市場の改善を示す一段の兆候を見極めたい。FRBは金利見通しをより明確にすべきで、利上げ時期の目安となる数値基準の失業率6.5%を6.0%に変えることが方法となる。

⇒ プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁=雇用統計は非常に前向きで、FRBは資産買い入れの縮小に踏み切ることが賢明。資産買い入れの上限と終了時期を設定すべきで、早い方が望ましいい。

⇒ ファーマン米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長=失業率の低下は、短期失業者の就業によるもので、非常に多くの長期失業者がいる。失業保険の給付期間を延長することが重要で、緊急失業保険は、議会の期間延長で合意がなければ1月1日に失効する。

⇒ PIMCOのグロース氏=米雇用者数の増加で、FRBが債券購入の縮小に動く可能性は50%。FRBは2016年まで政策金利を現行水準に据え置くと予想。主要市場は人為的な影響による水準にあり、金利上昇のリスクが強まっている。

⇒ 自民党税制調査会=法人実行税率の引き下げは中期的な課題で、2014年度税制改正での結論を見送る。

⇒ 中国政治局会議=構造改革を2014年に加速する方針。

⇒ ECB=欧州の銀行はLTRO70.7億ユーロを来週返済→ 11月以降返済額が急拡大。

⇒ 独連銀=成長率見通し2013年0.3%→0.5%、2014年1.5%→1.7%に引き下げ、インフレ見通し2013年1.6%で据え置く、2014年1.5%→1.3%に引き下げる。

⇒ 伊藤教授(公的年金の改革を議論する政府の有識者会議の座長)=三谷年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)理事長の「基本ポートフォリオは目標値で、中心に向けて調整するのがわれわれに課せられた責務と解釈しており、乖離許容幅の範囲内なら、どこでも良いかは厚生労働省や運用委員会と相談する必要がある」との発言は誤解。

⇒ 伊藤教授は、基本ポートフォリオのかい離許容幅を利用し下限52%まで引き下げるべき。GPIFは国内債券の一部を直ちに売却すべきで、早期の対応がデフレ脱却と運用改善、財背負担増の回避で整合的→ この発言を受けて円売りが強まる。

⇒ 米財政協議は提言の期限となる12月13日までに合意する可能性。


*** 経済指標の結果 ***

17:00 GBP 11月 ハリファックス住宅価格指数=前月比1.1%(予想0.6% 前回1.3%)、。前年比7.7%(予想7.2% 前回6.9%)→ 予想を上回りGBP買いが強まる
17:15 CHF 11月 消費者物価指数=前月比0.0%(予想-0.2% 前回-0.1%)、前年0.1%(比予想-0.1% 前回-0.3%)→
20:00 GER 10月 製造業受注=前月比-2.2%(予想-0.5% 前回3.1←3.3%)、前年比1.9%(予想4.1% 前回7.8%←7.9%)→ 予想を下回り前回は下方修正される
22:30 USD 10月 個人所得=前月比-0.1%(予想0.3% 9月0.5% 8月0.5% 7月0.2%)、個人消費支出=前月比0.3%(予想0.2% 9月0.2% 8月0.3% 7月0.1%)、PCE価格指数=前月比0.0%(予想0.1% 9月0.1% 8月0.1% 7月0.1%)、前年比0.7%(予想0.7% 9月0.9% 8月1.1% 7月1.3%)、、コアPCE価格指数=前月比0.1%(予想0.1% 9月0.1% 8月0.1% 7月0.1%)、前年比1.1%(予想1.1% 9月1.2% 8月1.2% 7月1.1%)→ 個人消費は予想と前月を上回り消費の回復を示す
22:30 USD 11月 雇用統計: 失業率=7.0%(予想7.2% 10月7.3% 9月7.2%)、非農業部門雇用者数=20.3万人(予想17.5~18.5万人 10月20.0←20.4万人 9月17.5←16.3万人)、民間部門雇用者数=19.6万人(予想18.5万人 10月21.4←21.2万人 9月16.8→15.0万人)、政府7000人(10月-14000←-8000人)、製造業27000人(10月16000←19000人、9月8000←4000人)、平均週間労働時間34.5(予想34.5時間 10月34.4時間 9月34.4時間)、時間当たり賃金+0.2%(予想0.2% 10月+0.1%)・24.15ドル(10月24.11←24.10ドル 9月24.09←24.08ドル)、労働参加率63%(10月62.8%)→ 予想を上回る改善に一時ドル買いが強まるが、逆にドル安へと変化
22:30 CAD 雇用統計: 11月 失業率6.9%(予想6.9% 10月6.9%)、雇用者数2.16万人(予想1.2万人 10月1.32万人)
23:55 USD 12月 ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値=82.5(予想74.0 11月75.1)、景気現況指数97.9(11月88.0)、消費者期待指数72.7(11月66.8)、1年インフレ3.0%(11月2.9%)、5年インフレ2.8%(11月2.9%)→ 予想を上回り5カ月ぶりの高水準で信頼感の回復が強まる
5:00 USD 10月 消費者信用残高=前月比181.9億ドル(予想145億ドル 前回162.9←137.4億ドル)

2013年12月6日金曜日

12月6日(金曜) 昨日の海外市場の動きと、今後の見通し

12月6日(金曜) 昨日の海外市場の動きと、今後の見通し


*** ポイント ***

FOMCと年末を控えたポジション調整の流れが続き、ECBのマイナス金利と量的緩和を期待したEURショートポジションの巻き戻しと、大幅に膨らんだ円ショートポジションの巻き戻しが強まる。

前日の米ADP全米雇用報告と、今日のチャレンジャー社企業人員削減、新規失業保険申請件数は予想外に良好で、雇用の改善が見られ、米第3四半期GDP・改定値は上方修正され、米雇用統計でも雇用の改善が期待されるが、ドル買いの動きは弱い。

日経平均株価は、二日続けての大幅な下げとなり、米ダウ工業株価が今週に入り続落傾向をたどり、為替市場でも利益確定の動きが続き、米債利回りは上昇へ。

BOEとECBは共に現行の金融政策の維持を決定。ドラギECB総裁の記者会見では、ユーロ圏は長期にわたる低インフレに直面している可能性を指摘、一時EUR売りが強まったが、経済の穏やかな回復を示唆、ECBスタッフ見通しでは成長見通しの引き上げたことで、EUR買いへと変化。過去6日の揉み合いから1.3650を上抜けし、10月31日の水準へ上昇。

ポンドは、英政府の成長見通しの大幅上方修正にもかかわらず、英国が2015年から、海外投資家の住宅売却益にキャピタルゲイン税を徴収する方針を決めたことで軟調に推移、EURUSDの上昇も加わり、EURGBPは0.8290台→0.8370台へ上昇。

日経平均株価は午後から下落が始まり前日比-230.45-1.50%と大幅下落へ、中国株も軟調に推移。欧州株は弱くEUROSTOXX50は-38.59-1.29%下落し、米株も軟調に推移。


*** 今後の見通し ***

今日は週末で、米雇用統計の発表が控えている。直近の米成長率は強く、雇用関連の経済指標は強く、今日の非農業部門雇用者数も17.5万~18.5万人増と強い数字が予想されており、20万との予想も見られ、結果待ちの動きになりやすいが、良い数字はある程度市場に織り込み済み。

◎USDJPYは、株安に円売りも弱く、FOMCと年末を控えたポジション調整の流れが続いている。中長期の円安は変わらずだが、短期的なシグナルは売りへと変化し、円売り再開には予想外に時間が必要となってきている。IMMの円ショートポジションも大幅に拡大、米雇用統計とFOMCを前に巻き戻す動きがより強く支配する動きへと変化し、101.70~80を割り込み続落の可能性が高まり、戻りも102.20~40円へと限定的。

◎EURUSD、ドラギECB総裁の記者会見後のEURR売り底値を確認し、ついに1.3650を上回る。EURショートの巻き戻しが中心で、EURロングポジションも少なく上昇余地は広く、過去6日の揉み合いから上抜けし、1.36をボトムにし1.37~1.38の水準へ。ただし、今日の米雇用統計の発表が控えていることから、その結果待ち。

◎AUDUSD、前日の予想外の弱いGDP、豪ドル高けん制発言の継続に、追加緩和の期待感がまたしても浮上し、一時0.90近く下落。なんとか0.90の大台を維持し、0.9040~50を上抜けしてからは短期投機筋の買い戻しに上昇したが、0.9100の大台を回復するまでは、引き続き戻り売り圧力が続く可能性が高い。ただし、年末年始のタイミングに思いがけない動きは注意しなければならないものの、短期的なAUD売りに反して、中長期的には0.90以下は売り水準とは思えない。


*** 発言・その他 ***

フィッチャー・ダラス連銀総裁=量的緩和の縮小で、失業率目標を6.5%から引き下げることに反対。新興国経済に深刻なリスクが存在する可能性がある。失業率は低下しているが満足できる水準ではない。

PIMCOのグロス氏=FRBは債券購入の終了を考えており、2014年末に終了させた後に、フォワードガイダンスに特化するだろう。

ロックハート・アトランタ連銀総裁=米経済は好調で、FRBはこれからのFOMCで資産買い入れプログラムの縮小の開始を検討する必要がある。米第3四半期のGDPは強い伸びとなったが成長のトレンドは示唆せず。

英政府は経済成長率見通しを大幅に上方修正=オズボーン英財務相は議会証言で、2013年成長率0.6%→1.4%に、2014-2015年1.8%→2.4%に大幅に上方修正へ。英経済は米国や他の先進国よりも強く成長し、政府借り入れのGDP比率は7.5%→6.8%に低下を予想。

英予算責任局(OBR)=構造的財政赤字が解消するのは2017年・2018年で、目標期限の2014年・2015年から遅れる。

英政府はキャピタルゲイン税の徴収へ=オズボーン英財務相は2015年から、海外投資家が自宅として使用していない住宅の売却にキャピタルゲイン税を徴収する方針。

ドラギECB総裁の記者会見=あらゆる手段を検討する用意があるが、具体的に決めていない。マイナス金利は簡単に議論した。ユーロ圏は長期にわたる低インフレに直面している可能性がある。 必要な限り緩和策を維持。ユーロ圏の成長リスクは引き続き下向き。今回の会合で利下げの提案はない。経済は穏やかに回復へ。

ECBスタッフ予想=成長見通し2014年(9月予想)1.0%→1.1%へ上方修正し、2015年1.5%、インフレ見通しを2014年1.3%(9月予想)→1.1%に下方修正、2015年1.3%。

ECB金融政策発表=政策金利0.25%の据え置きと、下限金利0.0%と上限金利0.75%の据え置きを決定、予想通り。

BOE金融政策発表=政策金利0.5%と、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを決定、予想通り。

ノルウェー中銀=政策金利1.5%に据え置きを予想通り決定、利上げ時期は市場予想の2014年12月の予想に反して、2014年夏→2015年夏に変更。

ラガルドIMF専務理事=スペインの銀行は資本増強と再編により底堅く健全。

オズボーン英財務相(議会証言)=英国の成長率見通し3月予想分との比較は、2013年0.6%→1.4%、2014年1.8%→2.4%、2015年2.3%→2.2%、失業率見通しは、2015年=7.0%、2018年=5.6%→ GBP買い材料。

日本政府は経済対策を閣議決定=国費5.5兆円、事業規模18.6兆円。

黒田日銀総裁=インフレ率が2.0%を持続的に達成できるまで、現行の緩和を継続する。

中国、中央経済工作会議を近く開催=成長率目標、インフレ率などの経済目標を討議。


*** 経済指標の結果 ***

9:30 AUD 10月 貿易収支=-5.29億豪ドル(予想-3.75億豪ドル 前回-2.84億豪ドル)→ 赤字幅が拡大へ
15:30 FRN 第3四半期 失業率=10.9%(予想 前回10.8%←10.9%)
21:00 GBP BOE金融政策発表=政策金利0.5%と、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを決定、予想通り
21:30 USD 11月 チャレンジャー社 企業人員削減数=前月比-4.2%、前年比-20.6%(予想 前回-4.2%)→ 削減数は大幅に減少
21:45 EUR ECB金融政策発表=政策金利0.25%の据え置きと、下限金利0.0%と上限金利0.75%の据え置きを決定、予想通り
22:30 USD 週間新規失業保険申請件数=29.8万件(予想 前回32.1万件←31.6万件)
22:30 USD 第3四半期GDP・改定値=前年比3.6%(予想2.9% 速報値2.8%)、デフレーター2.0%(予想1.9% 速報値1.9%) 個人消費1.4%(予想1.5% 速報値1.5%)→ 上方修正され2012年第1四半期来の高水準
22:30 USD 第3四半期 企業利益=前期比2.6%(予想3.0% 前期3.5%)→ 予想と前回を下回る
22:30 CAD 10月 住宅建設許可件数=前月比7.4%(予想1.0% 前回4.1%←1.7%)→ 前回が上昇修正され、予想を大幅に上回る
0:00 USD 10月 製造業受注指数=前月比-0.9%(予想-1.0% 9月1.8%)
0:00 CAD 11月 Ivey購買部協会指数=53.7(予想59.5 前回62.8)→ 予想と前回を下回る

2013年12月5日木曜日

12月5日(木曜)アジア・欧州市場の動きと、今後の見通し

12月5日(木曜)アジア・欧州市場の動きと、今後の見通し


*** ポイント ***

昨日の米ADP全米雇用報告と、今日のチャレンジャー社企業人員削減、新規失業保険申請件数は予想外に良好で、雇用の改善が見られ、米第3四半期GDP・改定値は上方修正され、米雇用統計でも雇用の改善が期待される。

日経平均株価は、二日続けての大幅な下げとなり、米ダウ工業株価が今週に入り続落傾向をたどり、為替市場でも利益確定の動きが続き、米債利回りは上昇へ。

BOEとECBは共に現行の金融政策の維持を決定。ドラギECB総裁の記者会見では、ユーロ圏は長期にわたる低インフレに直面している可能性を指摘、一時EUR売りが強まったが、成長見通しの引き上げにEUR買いへと変化。


*** 今後の見通し ***

◎USDJPYは、株安に円売りも弱く、FOMCと年末を控えたポジション調整の流れが続いている。中長期の円安は変わらずだが、短期的なシグナルは売りへと変化し、円売り再開には予想外に時間が必要となってきている。IMMの円ショートポジションも大幅に拡大、米雇用統計とFOMCを前に巻き戻す動きがより強く支配する動きへと変化し、短期的には101.70~80を割り込むとストップロスの売りが出やすいので注意。

◎EURUSD、1.35台を維持1.36台の上値は重く動きが緩慢になっている。ドラギECB総裁の記者会見を受けEUR売りが一時強まったが、1.3550以下の買いは引き続き厚い。強い米経済指標と米雇用統計前のポジション調整に積極的な動きは見られないが、EURロングもそれほど多いとは思えず、1.3650を狙う動きは続いている。

◎AUDUSD、前日の予想外の弱いGDP、豪ドル高けん制発言の継続に、追加緩和の期待感がまたしても浮上し、一時0.90割れまで下落。過去5日間の安値を完全に割り込み、0.90割れ達成後の買い戻しも力弱く、底値を試さざるを得ない状態になっている。テクニカルでも買いを支持する動きも見られず、0.9040~60が大きな壁になる。


*** 発言・その他 ***

ロックハート・アトランタ連銀総裁=米経済は好調で、FRBはこれからのFOMCで資産買い入れプログラムの縮小の開始を検討する必要がある。

オズボーン英財務相=2015年から、海外投資家が自宅として使用していない住宅の売却にキャピタルゲイン税を徴収する方針。

ドラギECB総裁の記者会見=ユーロ圏は長期にわたる低インフレに直面している可能性がある。 必要な限り緩和策を維持。ユーロ圏の成長リスクは引き続き下向き。

ECBスタッフ予想=2014年成長見通しを1.1%へ上方修正し、インフレ見通しを下方修正。

ECB金融政策発表=政策金利0.25%の据え置きと、下限金利0.0%と上限金利0.75%の据え置きを決定、予想通り。

BOE金融政策発表=政策金利0.5%と、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを決定、予想通り。

ノルウェー中銀=政策金利1.5%に据え置きを予想通り決定、利上げ時期は市場予想の2014年12月の予想に反して、2014年夏→2015年夏に変更。

ラガルドIMF専務理事=スペインの銀行は資本増強と再編により底堅く健全。

オズボーン英財務相(議会証言)=英国の成長率見通し3月予想分との比較は、2013年0.6%→1.4%、2014年1.8%→2.4%、2015年2.3%→2.2%、失業率見通しは、2015年=7.0%、2018年=5.6%→ GBP買い材料。

日本政府は経済対策を承認=国費5.5兆円、事業規模18.6兆円。

黒田日銀総裁=インフレ率が2.0%を持続的に達成できるまで、現行の緩和を継続する。

中国、中央経済工作会議を近く開催=成長率目標、インフレ率などの経済目標を討議。

日経平均株価は午後から下落が始まり前日比-230.45-1.50%と大幅下落へ、中国株も軟調に推移。

*** 経済指標の結果 ***

9:30 AUD 10月 貿易収支=-5.29億豪ドル(予想-3.75億豪ドル 前回-2.84億豪ドル)→ 赤字幅が拡大へ
15:30 FRN 第3四半期 失業率=10.9%(予想 前回10.8%←10.9%)
21:00 GBP BOE金融政策発表=政策金利0.5%と、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを決定、予想通り
21:30 USD 11月 チャレンジャー社 企業人員削減数=前月比-4.2%、前年比-20.6%(予想 前回-4.2%)→ 削減数は大幅に減少
21:45 EUR ECB金融政策発表=政策金利0.25%の据え置きと、下限金利0.0%と上限金利0.75%の据え置きを決定、予想通り
22:30 USD 週間新規失業保険申請件数=29.8万件(予想 前回32.1万件←31.6万件)
22:30 USD 第3四半期GDP・改定値=前年比3.6%(予想2.9% 速報値2.8%)、デフレーター2.0%(予想1.9% 速報値1.9%) 個人消費1.4%(予想1.5% 速報値1.5%)→ 上方修正される
22:30 USD 第3四半期 企業利益=前期比2.6%(予想3.0% 前期3.5%)→ 予想と前回を下回る

12月5日(木曜) 昨日の海外市場の動きと、今後の見通し

12月5日(木曜) 昨日の海外市場の動きと、今後の見通し


*** ポイント ***

ADP全米雇用報告が強く、6日の米雇用統計の改善が期待され、18日のFOMCで量的緩和の縮小の可能性の高まりに、米金利は上昇しドル買いへ。

新築一戸建て住宅販売は強かったが、米ISM非製造業景況指数が弱く、米株も下落へと変化。S&Pの英経済見通し引き上げの可能性を受けたGBP買いに、ドル売りへと変化。

米地区連銀経済報告書は、米経済の拡大を示唆し、個人消費と小売は楽観的。米財政協議が合意に近いとの報道に、米株も下げ止まり、ドル売りの流れも止まる。そして、ムーディーズがスペインの格付け見通しを安定的に変更し、EURも堅調に推移。

USDJPYは、101.80円台まで下落後に反発へ。EURUSDは、1.3530~1.3600で収れんし、1.3600で変わらず。GBPUSDは、1.6330~1.6400のレンジで収れんし、1.6390で変わらず。。USDCADは、カナダ中銀声明で今後の利下げ観測も浮上し、カナダドル安へ。AUDUSDは、一時0.90の大台を割り込み、続落傾向は止まらず。


*** 今後の見通し ***

週末米雇用統計の前哨戦となるADP全米雇用報告は強く、明日6日の米非農業部門雇用者数の予想を上方修正する動きも見られ、ドル売りが強まる材料はなし。

昨日のISM非製造業景気指数は予想外に弱い数字となったが、それ以外では、米貿易収支の赤字額は前月より減少し輸出は過去最高へ、米新築一戸建て住宅販売は強く33年ぶりの伸び率とプラス材料が続き、ドル売りの材料が出揃っているわけではない。

◎USDJPY、一昨日から、株価と円相場の連想性の比例に若干変化があり、米雇用統計とFOMC前に動きがやや変わってきている。

日銀の追加緩和期待と、国内投資家や公的資金の海外への移動による円安期待に、102.00円のボトム感は変わらず、時間をかけながら103.50円を目指す動きは変わらずながら、短期的なシグナルは売りへと変化し、予想外に時間が必要となってきている。

IMMの円ショートポジションも大幅に拡大、米雇用統計とFOMCを前に巻き戻す動きがより強く支配する動きへと変化し、短期的には101.70~80を割り込むとストップロスの売りが出やすいので注意。

◎EURUSD、1.35台を維持1.36台の上値は重く、完全にロック状態で動けず。1.3650を超えと再びセンチメントはEUR高への動きが期待できるが、最近の強い米経済指標に積極的なEUR買いも続けることはできず。

◎AUDUSD、前日の予想外の弱いGDP、豪ドル高けん制発言の継続に、追加緩和の期待感がまたしても浮上し、一時0.90割れまで下落。過去5日間の安値を完全に割り込み、0.90割れ達成後の買い戻しも力弱く、底値を試さざるを得ない状態になっている。テクニカルでも買いを支持する動きも見られず、0.9040~60が大きな壁になっている。


*** 発言・その他 ***

ムーディーズ=スペインの格付け身とそ日を安定的に変更へ。

CNBC=米議会上院両院の財政協議は、2年で900億ドルの合意に近いと報道。

米地区連銀経済報告書(ベージュブック)=米経済は10月始め~11月半ばにかけて引き続き緩慢ないし、まずまずのペースで拡大。製造業、テクノロジーや住宅の分野で活動が上向く。雇用は緩慢なペースで増加、もしくは横ばい、個人消費は全国的に伸び、小売業者はホリデーシーズンの売り上げについて楽観的。

S&P=経済の持続可能性に対する疑念は払拭できないが、今年これまでの英景気の上振れは驚きで、予想を上回る成長が続けば、英国の格付け見通し「ネガティブ」から「安定的」になる可能性がある→ この報道にGBP買いが強まりドル売りの流れを先導したが
動きは限定的。

カナダ中銀=政策金利1.0%の据え置きを予想通り決定。声明では、ディスインフレに陥る可能性が強まる→ 来年の利下げ観測も浮上へ。

米ADP全米雇用報告は強く、米貿易収支の赤字額は前月より減少し輸出は過去最高へ、米新築一戸建て住宅販売は強く33年ぶりの伸び率とプラス材料が続くが、ISM非製造業景気指数は予想外に弱い数字。

中国共産党政治局=新都市化計画で、土地改革を推進する方針。

バイデン米副大統領=米中は協力を拡大し成果を出す必要がある。習近平国家主席の、素直に意見相違に対処する姿勢に感銘を受けた。

西室日本郵政社長=国債の安定保有は社会的責任で、政府の年金改革への影響は全くない。

三谷・年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)理事長=運用資産の6割を占める国内債の比率を引き下げる必要は当面ないが、ある時点で、もう少し落とさざるを得ない。足元の消費者物価上昇は需要超過ではなく、円安で輸入物価高が主因で、日銀の追加金融緩和もあり得る上、米欧ではインフレ率が鈍化傾向にある。長期国債利回りが簡単に上がるとは考えにくい。国内債の構成比率はすでに漸減傾向にあり、意図的に低下させなくても、再来年の3月には60%→52%になる。

三谷・年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)理事長=円相場は貿易赤字などを背景に、安くなる方向にある。国内株価の上昇は決してバブルではなく、欧米と比較しても上昇余地は十分ある。

佐藤日銀審議委員=今後追加緩和を実施しても、4月の導入時のようなショックを市場に与えることは難し。 2年で2%の物価安定目標の達成が困難になる場合には、何らかの対応を考える必要がある。

安倍首相=黒田日銀総裁が金融策を適切に判断、躊躇なく動くと発言したのもしいい。

JPモルガン証券会社=米債券投資家は米雇用統計を前に、長期債保有は21%→13%に低下へ。

ウィリアムズ・SF連銀総裁=超過準備金の引き下げは理にかなう。市場の混乱を防ぐために、FRBは利上げに踏み切る条件を積極的に明示すべき。

*** 主な経済指標 ***

9:30 AUD 第3四半期GDP=前期比0.6%(予想0.7% 前回0.6%)、前年比2.3%(予想2.5% 前回2.6%)→ 予想を下回り、前年比は伸びが鈍化しAUD売りが強まる
10:45 CHN 11月 HSBCサービス業PMI=52.5(予想 前回52.6)→ 前回を若干下回ったが、高水準を維持
17:45 ITL 11月 サービス業PMI・改定値=47.2(予想50.4 前回50.5)→ 予想と前回を大幅に下回る
17:50 FRN 11月 総合PMI・改定値=48.0(予想 速報48.5 10月50.5)、サービス業PMI・改定値=48.0(予想48.8 速報48.8  10月50.9)→ 予想と速報値を下回る
17:53 GER 11月 総合PMI・改定値=55.4(予想 速報54.3 10月53.2)、サービス業PMI・改定値=55.7(予想54.5 速報54.5 10月52.9)→ 予想と速報値を上回る
17:58 EUR 11月 総合PMI・改定値=51.7(予想 速報51.5 10月51.9)、サービス業PMI・改定値=51.2(予想50.9 速報50.9 10月51.6)→ 速報値から上方修正
18:30 GBP 11月 サービス業PMI=60(予想62.0 前回62.5)→ 予想と前回を下回り一時GBP売りが強まる
19:00 EUR 第3四半期GDP・改定値=前期比0.1%(予想0.1% 速報値0.1%)、前年比-0.4%(予想-0.4% 速報値-0.4%)
19:00 EUR 10月 小売売上高=前月比-0.2%(予想0.0% 前回-0.6%)、前年比-0.1%(予想0.9% 前回0.3%)→ 予想を下回る
22:15 USD 11月 ADP全米雇用報告=21.5万人(予想16.5万人 前回18.4←13.0万人)→ 前回が上方修正され、予想を大幅に上回り、ドル買いが強まる
22:30 USD 10月 貿易収支=-406.4億ドル(予想-400.1億ドル 9月-429.7億ドル←-417.8億ドル)、輸出1.8%・1926.7億ドル(9月1893.1)、輸入0.4%・2333.1億ドル(9月2322.8億ドル)→ 前月よりも減少し、輸出は過去最高へ
22:30 CAD 10月 貿易収支=750億カナダドル(予想-7.3億カナダドル 前回-3億カナダドル)→ 予想外のプラスへ
0:00 USD 9月、10月 新築一戸建て住宅販売=10月 前月比25.4%・44.4万戸(予想42.8万戸 9月前年比-6.6%・35.4万戸 8月37.9万戸)、前年比21.6%、販売価格・中央値24.58万ドル(9月25.74、8月25.86万ドル)→ 予想と前回を大幅に上回り、33年ぶりの伸び率
0:00 USD 11月 ISM非製造業景気指数=53.9(予想55.0 10月55.4)、景気55.5(10月59.7)、新規受注56.4(10月56.8)、価格52.2(10月56.1)、雇用52.5(10月56.2)→ 予想と前回を下回りる予想外に弱い数字
0:00 CAD カナダ中銀 金融政策発表=政策金利1.0%の据え置きを決定、予想通り
4:00 USD 米地区連銀経済報告書(ベージュブック)公表
USD 11月 総合PMI・改定値=56.2(速報57.1 前月49.6)、サービス業PMI・改定値55.9(前月49.3)→ 速報値から下方修正されたが、前月を大幅に上回る

2013年12月4日水曜日

12月4日(水曜)アジア市場・欧州市場序盤の動きと、今後の見通し

12月4日(水曜)アジア市場・欧州市場序盤の動きと、今後の見通し


*** ポイント ***

豪第3四半期GDPは予想を下回り、0.9020近くまで下落、0.90の大台を試す動きへ。

日経平均株価は、週末の米雇用統計の発表を控え、前日の海外市場の株価下落や、証券優遇税制の年末は廃止前に利食いに、15407.94円(-341.72円-2.17%)と大幅下落するも、USDJPY相場はいつもとは異なり、円売りの流れが強く小幅上昇。

西室日本郵政社長は「国債の安定保有は社会的責任」というが、三谷GPIF理事長は、国債比率ある時点でもう少し落とさざるを得ない」と指摘。円安期待が続く。

香港ハンセンも-181.77ポイント-0.76%下落したが、中国株はHSBCサービス業PMIも日高水準を維持、中国の改革計画を好感し、上海総合は+29.09ポイント+1.31%と大幅上昇。欧州株は小幅上昇が続いている。

ユーロ圏各国のPMIは、イタリア・フランスが弱く、ドイツ・ユーロ圏は強く、欧州株も比較的堅調に推移し、結果的にあEUR相場への影響は限定的。


*** 今後の見通し ***

◎週末米雇用統計の前哨戦となるADP全米雇用報告を注目。そして、カナダ中銀の金融政策の発表と声明が重要。

◎USDJPY、通常の株安=円高パターンも崩れ、日銀の追加緩和期待と、国内投資家や公的資金の海外への移動による円安期待が続き、円売りが続いている。102.00円のボトム感はより強まり、コアで102.20~102.80円のレンジで安定しながらも、時間をかけながら103.50円を目指す動きは変わらずで、目標は5月の高値103.73円。短期的には101.70~80を割り込むとストップロスの売りが出やすいので注意。

◎EURUSD、EURUSD、1.35台を維持1.36台の上値は重く、完全にロック状態で、短期的には1.3570~1.3620のレンジに入り安くなっているが、1.3650を超えと再びセンチメントはEUR高へ。その可能性がやや高くなっている。

◎AUDUSD、予想外の弱いGDPに、追加緩和の期待感がまたしても浮上し、再び0.90を狙う水準に下落。過去5日間の安値を完全に割り込んだことで、底値を試さざるを得ない状態になっている。ただ、あまり手をつけたくない通貨ペア。


*** 発言・その他 ***

◎中国共産党政治局=新都市化計画で、土地改革を推進する方針。

◎バイデン米副大統領=米中は協力を拡大し成果を出す必要がある。習近平国家主席の、素直に意見相違に対処する姿勢に感銘を受けた。

◎西室日本郵政社長=国債の安定保有は社会的責任で、政府の年金改革への影響は全くない。

◎三谷・年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)理事長=運用資産の6割を占める国内債の比率を引き下げる必要は当面ないが、ある時点で、もう少し落とさざるを得ない。足元の消費者物価上昇は需要超過ではなく、円安で輸入物価高が主因で、日銀の追加金融緩和もあり得る上、米欧ではインフレ率が鈍化傾向にある。長期国債利回りが簡単に上がるとは考えにくい。国内債の構成比率はすでに漸減傾向にあり、意図的に低下させなくても、再来年の3月には60%→52%になる。

◎三谷・年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)理事長=円相場は貿易赤字などを背景に、安くなる方向にある。国内株価の上昇は決してバブルではなく、欧米と比較しても上昇余地は十分ある。

◎佐藤日銀審議委員=今後追加緩和を実施しても、4月の導入時のようなショックを市場に与えることは難し。 2年で2%の物価安定目標の達成が困難になる場合には、何らかの対応を考える必要がある。

◎安倍首相=黒田日銀総裁が金融策を適切に判断、躊躇なく動くと発言したのもしいい。

◎JPモルガン証券会社=米債券投資家は米雇用統計を前に、長期債保有は21%→13%に低下へ。

◎ウィリアムズ・SF連銀総裁=超過準備金の引き下げは理にかなう。市場の混乱を防ぐために、FRBは利上げに踏み切る条件を積極的に明示すべき。


*** 経済指標の結果 ***

9:30 AU'D 第3四半期GDP=前期比0.6%(予想0.7% 前回0.6%)、前年比2.3%(予想2.5% 前回2.6%)→ 予想を下回り、前年比は伸びが鈍化しAUD売りが強まる
10:45 CHN 11月 HSBCサービス業PMI=52.5(予想 前回52.6)→ 前回を若干下回ったが、高水準を維持
17:45 ITL 11月 サービス業PMI・改定値=47.2(予想50.4 前回50.5)→ 予想と前回を大幅に下回る
17:50 FRN 11月 総合PMI・改定値=48.0(予想 速報48.5 10月50.5)、サービス業PMI・改定値=48.0(予想48.8 速報48.8  10月50.9)→ 予想と速報値を下回る
17:53 GER 11月 総合PMI・改定値=55.4(予想 速報54.3 10月53.2)、サービス業PMI・改定値=55.7(予想54.5 速報54.5 10月52.9)→ 予想と速報値を上回る
17:58 EUR 11月 総合PMI・改定値=51.7(予想 速報51.5 10月51.9)、サービス業PMI・改定値=51.2(予想50.9 速報50.9 10月51.6)→ 速報値から上方修正

2013年12月3日火曜日

12月3日(火曜)アジア・欧州市場の動きと、今後の見通し

12月3日(火曜)アジア・欧州市場の動きと、今後の見通し


*** ポイント ***

EURJPY一時140円台、GBPJPY169.10円台、NZDJPY84.80円台、CADJPY97.00円台へ上昇するも、米国市場に入り反転、円高が強まる。米長期債利回りは低下し、日本株先物、米株指数先物も低下へ。

今週、これから控えている重要な経済指標に、積極的にポジション積み増しより、利食い先行のパターンに入りやすい。

*** 今後の見通し ***

USDJPY、上昇トレンド変わらず。ただ、格円クロスが当面の目標を達成し反転下落、USDJPYも103円台を付け、5月の高値103.50台を目指しながらも、逆に反落。今後の重要な米雇用統計や米経済指標、主要国の金融政策を前に、積極的に円ショートポジションを積み上げることができるか、疑問が残り、102.20~102.80円のレンジで安定しながら、5日の日本経済対策など円売り材料に底固めし、再び103.50台へと期待している。

EURUSD、もうしばらく調整局面と思っていたが、予想外に短期間で終了。短期的には1.3570~1.3620のレンジに入り安く、引き続き1.3650を超えるまでは、1.36台で積極的にEUR買いを続ける理由も、この水準とタイミングからは考えにくい。

AUDUSD、上下トライしながらも、結局は0.9050~0.9200のレンジ。このレンジの継続がいつまで続くか、試す以外なさそう。引き続き0.9200がポイントで、この水準をを上抜けできれば、底値トライも終了と考えるが、なかなか簡単に事が進みそうにない。


*** 発言・その他 ***

レーン欧州委員会副委員長=欧州の多くは引き続き回復は不安定で、失業率は受け入れがたいほど高い。来年には回復の勢いが増すと予想。

スペイン11月の失業率は-25000(予想50000人)と予想外に減少→ 債券利回りは低下しEUR買いが強まる。

ビナルスIMF金融資本市場局長=一段の金利変更を行う可能性がある。インフレ率は2.0%を大幅に下回り低く、景気回復には低コストの資金が求められ、回復ペースは非常に遅く、失業率は危険なほど高い。

ポルトガル国債の利回り低下=66億ユーロの償還債と長期債圏との債務交換の需要が予想外に高い。

政府経済対策の概要(5日に発表予定)=消費増税の景気落ち込み対策で、経済対策の規模5.4~5.6兆円で調整。

自民党税制調査会=法人実効税率の引き下げの結論を先送りへ。

日経平均株価と中国株は上昇したが、他のアジア株と欧州株は下落、日本株先物が弱く、USDJPYは続落。

豪中銀=政策金利2.5%の据え置きを、予想通り決定。

スティーブンス豪中銀総裁の声明=緩和の効果は出ており、今後も継続すると予想。鉱山部門以外の民間需要はあかなり早いペースの拡大が予想される。豪ドルは不快なほど高く、経済の均衡のとれた成長を達成するためには、豪ドルがさらに下落する必要がある→ 予想通りの発言となったが、介入の可能性については言及ないが、アナリストの多くは数カ月以内に追加利下げを予想している。


*** 経済指標の結果 ***

9:30 AUD 第3四半期 経常収支=-127.1億豪ドル(予想-116億豪ドル 前回-94億豪ドル)、輸出804.78豪ドル、輸入-830.52億豪ドル、貿易・サービス収支-25.74億豪ドル
9:01 GBP 111月 BRC 小売売上高=前年比0.6%(予想 前回0.8%)→ 前回より伸び率が鈍化
9:30 AUD 10月 小売売上高=前月比0.5%(予想0.4% 前回0.9%←0.8%)→ 前月を下回るが予想を上回る
10:00 CHN 11月 国家統計局 非製造業PMI=56.0(予想 前回56.3)→ 高水準だった前回を下回るが勢が続いている
12:30 AUD 豪中銀金融政策発表=政策金利2.5%の据え置きを決定、予想通り。
18:30 GBP 11月 建設業PMI=62.6(予想59.0 10月59.4)→ 前回と予想を上回り、伸び率は過去10年で最大となり、建設活動が活発になっている
19:00 EUR 10月 生産者物価指数=前月比-0.5%(予想-0.2% 前回0.2%)、前年比-1.4%(予想-1.0% 前回-0.9%)→ 予想外にマイナス幅が拡大

米CFTC発表の通貨先物取引(IMMポジション) 11月26日分

米CFTC発表の通貨先物取引(IMMポジション) 11月26日分

感謝祭の休日の影響で発表が伸びていた11月26日分のIMMポジションからは、ドルロング・通貨のショートが拡大を続いていた。

円ショートが相変わらず増加傾向を続け、-123,202コントラクトとなり、主要通貨ではいつもながらショートの首位の座を維持。8月6日からロングを続けていたユーロも、ついに若干ながらショートへと変化、逆に、ポンドがショートから、これも若干ながらロングへと変化し、EURGBPの売りが強まっていることを示唆している。

引き続き、CADドルのショートと、豪ドルのショートは伸びこそないものの、ショートポジションが続き、NZドルは相変わらずロングを維持し、AUDNZDの売りを示唆している。

















12月3日(火曜) 昨日の海外市場の動きと、今後の見通し

12月3日(火曜) 昨日の海外市場の動きと、今後の見通し


*** ポイント ***

目立ったのは来年の消費増税後の景気低迷を懸念した追加緩和に、円安止まらず。USDJPYは103円台を突破、一時EURJPY139.70円、GBPJPY168.66円、AUDJPY94.02円まで上昇。

欧米の強い経済指標にも、欧米株は軟調に推移し、リスクオンの流れよりも、11月末の動きの反動と利食い先行。今週3日=豪中銀理事会、4日=カナダ中銀理事会、5日=BOE金融政策委員会、ECB理事会+ドラギECB総裁記者会見。6日の米雇用統計を目の前に積極的なリスクテークができず。

EURUSD+GBPUSDは小幅下落、NZDUSDは小幅上昇、問題はAUDUSDで再び0.9100の大台を割り込む。出てくる数字は強いが、通貨当局のAUD安誘導が気になり、ベースポジションの巻き戻しも見られ買いも続かず。


*** 今後の見通し ***

USDJPY、103.00のオプションバリアをついにブレーク。押し目買いに押し目なしの可能性が高まっている。5月22日の高値103.73が目の前に近づき、遅かれ早かれ、トライせずには終わりそうにない。

EURUSD、1.3620超えを失敗、短期では1.3500~50のレンジに入り安く、1.3500を底固めして再び上値トライの可能性よりも、ECB理事会+米雇用統計を前に、数日単位ではEURロングの調整色続きやすく、最大1.3400台のリスクも。ただし、1.3650を上回ると逆に1.3700、1.3800へ上昇を継続へ。

AUDUSD、投機筋の興味も薄らぎ始めている通貨ペアだが、好材料も多くなり、短期では0.910~0.9200のレンジに入ると見ていたが、予想外にポジションの巻き戻しが続き、上値も限定的で、0.9050~0.9150のレンジへと修正。


*** 主な経済指標・発言・その他 ***

世界最大の資産運用会社ブラックロックの分析=FRBが緩和策の縮小を始めても、アジアの債券相場の下落が再発する可能性は低い。

日銀の金融緩和拡大の憶測が広まる=安倍首相の経済政策ブレーンは、来年4月の消費増税を乗り切るために、一層の緩和策が必要と発言、追加経済対策の可能性が強まる。

ターバーツ一時12週間ぶりの安値=反政府デモ隊と治安部隊の衝突が続く。

中国人民銀行の当局者=比較的高い資本流入の圧力直面。

中国の不動産価格の伸び率が鈍化=不動産会社Eハウス・チャイナ=11月の288都市新築住宅価格前月比0.77%(10月0.83%)、前年比10.1%(10月10.5%)から鈍化。

ショイブレ独財務相=ユーロは堅調に推移し、ユーロ圏への懸念は薄らいでいる。

黒田日銀総裁=対外的に物価が2%に到達し、安定的に2%で推移するまで異次元緩和を継続すると繰り返しているが、安定的に推移するまでの期間は数字で言いにくい、異次元緩和の期限2年は誤解。

黒田日銀総裁=リスクは海外経済の動向で、米国の財政問題、欧州の債務・金融システム問題、中国の過剰設備問題、新興国の構造問題で、特にユーロ圏はリスクがないと言えばうそになる。


*** 経済指標の結果 ***

10:00 CHN 12月1日(日曜) 11月 国家統計局 製造業PMI=51.4(予想51.1 前回51.4)→ 低下予想に反して前回と変わらず
6:45 NZD 第3四半期 交易条件指数=前期比7.5%(予想3.1% 前回4.9%)→ 予想外の増加に、早朝のオセアニア市場でNZDとAUD買いが強まる
8:30 AUD 11月 メルボルン研究所 TD-MIインフレ指数=前月比0.2%(10月0.1%)、前年比2.4%(10月2.1%)→ 前月を上回るが、インフレが抑制されている
9:01 GBP 11月 ホームトラック住宅調査=前月比0.5%(予想 前回0.5%)、前年比3.8%(予想 前回3.1%)→ 前年比は前回を大幅に上回る
9:30 AUD 10月 住宅建設許可件数=前月比-1.8%(予想-5.0% 前回16.9%←14.4%)、前年比23.1%(予想17.0% 前回22.2%)→ 前回が上方修正され、予想よりマイナス幅は縮小、前年比は予想外の伸び率
10:45 CHN 11月 HSBC 製造業PMI=50.8(予想50.5 前回50.9)→ 前回を若干下回るが、予想を上回る伸び率
17:30 CHF 11月 製造業PMI=56.5(予想54.4 前回54.2)→ 前回と予想を上回る伸び率
17:48 FRN 11月 製造業PMI・確報値=48.4(予想 速報値47.8 10月49.1)→ 速報値を上回るが、前月より低下し5カ月ぶりの低水準
17:55 GER 11月 製造業PMI・確報値=52.7(予想 速報値52.5 10月51.7)→ 前月より拡大し、速報値を若干上回る
18:00 ESP=11月 製造業PMI=48.6(前回50.9)→ 予想外の低下にEUR売りが強まる
18:00 EUR 11月 製造業PMI・確報値=51.6(予想 速報値51.5 10月51.3)→ 前月より拡大し、速報値を若干上回り、2011年6月以来の高水準
18:30 GBP 11月 製造業PMI=58.4(予想56.2 10月56.5←56.0)→ 10月が上方修正され、予想をも上回る
22:58 USD 11月 製造業PMI・改定値=54.7(予想 速報値54.3 10月51.8)→ 前月と速報を上回る
0:00 USD 9月、10月 建設支出=9月 前月比-0.3%(8月0.1%←0.6%)、 10月 前月比0.8%(予想0.4% 9月-0.3%)→ 予想を大幅に上回り4年ぶりの高水準
0:00 USD 11月 ISM製造業景気指数=57.3(予想55.0 10月56.4)、新規受注63.6(10月60.6)、生産62.8(10月60.8)、雇用56.5(10月53.2)、価格52.5(10月55.5)→ 前月と予想を上回り、新規受注も強く2011年4月以来の高水準

2013年12月2日月曜日

12月2日(月曜)アジア・欧州市場の動きと、今後の見通し

12月2日(月曜)アジア・欧州市場の動きと、今後の見通し


*** ポイント ***

今週は米雇用統計を筆頭に重要な経済指標が多く、さらに、主要国の金融政策の発表が多く控えており、市場参加者の期待は、12月18日のFOMCへ。それまでは、基本的に前哨戦。ただし、円安の流れは変わらず。

そんな中で、週末の中国国家統計局の製造業PMIは予想より強く、今日のNZ第3四半期交易条件指数が強く、オセアニア市場ではNZDとAUD買いの流れから始まった。

続く、豪TD-MIインフレ指数は予想を上回り、豪住宅建設許可件数の前年比は23.1%(予想17.0%と大幅な伸びとなり、中国のHSBC製造業PMIも予想を上回わる。リスクオンの材料にも、日本・中国・欧州株は弱く、円だけが独歩安で海外勢の円売りに、103.00円のオプションバリアを試す動きとなった。

欧州市場では、ユーロ圏と独製造業PMI・確報値は強かったが、逆に仏・スペインが弱く、EURGBP+EURAUDは続落、EUR売りが強まり、欧州株も軟調に推移している。


*** 今後の見通し ***

USDJPY、103.00のオプションバリアを狙う動きで、押し目買いに押し目なしの可能性が高まっている。5月22日の高値103.73が目の前に近づき、遅かれ早かれ、トライせずには終わりそうにない。

EURUSD、1.3620超えを失敗、短期では1.3500~50のレンジに入り安く、1.3500を底固めして再び上値トライの可能性よりも、ECB理事会+米雇用統計を前に、数日単位ではEURロングの調整色続きやすく、最大1.3400のリスクも。ただし、1.3650を上回ると逆に1.3700、1.3800へ上昇を継続へ。

AUDUSD、投機筋の興味も薄らぎ始めている通貨ペアだが、好材料も多くなり、短期では0.9120~50のレンジを継続し、0.9100~0.9200のレンジでの動きが期待できる。


*** 発言・その他 ***

ターバーツ一時12週間ぶりの安値=反政府デモ隊と治安部隊の衝突が続く。

中国人民銀行の当局者=比較的高い資本流入の圧力直面。

ショイブレ独財務相=ユーロは堅調に推移し、ユーロ圏への懸念は薄らいでいる。

黒田日銀総裁=対外的に物価が2%に到達し、安定的に2%で推移するまで異次元緩和を継続すると繰り返しているが、安定的に推移するまでの期間は数字で言いにくい、異次元緩和の期限2年は誤解。

黒田日銀総裁=リスクは海外経済の動向で、米国の財政問題、欧州の債務・金融システム問題、中国の過剰設備問題、新興国の構造問題で、特にユーロ圏はリスクがないと言えばうそになる。

*** 経済指標の結果 ***

10:00 CHN 12月1日(日曜) 11月 国家統計局 製造業PMI=51.4(予想51.1 前回51.4)→ 低下予想に反して前回と変わらず
6:45 NZD 第3四半期 交易条件指数=前期比7.5%(予想3.1% 前回4.9%)→ 予想外の増加に、早朝のオセアニア市場でNZDとAUD買いが強まる
8:30 AUD 11月 メルボルン研究所 TD-MIインフレ指数=前月比0.2%(10月0.1%)、前年比2.4%(10月2.1%)→ 前月を上回るが、インフレが抑制されている
9:01 GBP 11月 ホームトラック住宅調査=前月比0.5%(予想 前回0.5%)、前年比3.8%(予想 前回3.1%)→ 前年比は前回を大幅に上回る
9:30 AUD 10月 住宅建設許可件数=前月比-1.8%(予想-5.0% 前回16.9%←14.4%)、前年比23.1%(予想17.0% 前回22.2%)→ 前回が上方修正され、予想よりマイナス幅は縮小、前年比は予想外の伸び率
10:45 CHN 11月 HSBC 製造業PMI=50.8(予想50.5 前回50.9)→ 前回を若干下回るが、予想を上回る伸び率
17:30 CHF 11月 製造業PMI=56.5(予想54.4 前回54.2)→ 前回と予想を上回る伸び率
17:48 FRN 11月 製造業PMI・確報値=48.4(予想 速報値47.8 10月49.1)→ 速報値を上回るが、前月より低下し5カ月ぶりの低水準
17:55 GER 11月 製造業PMI・確報値=52.7(予想 速報値52.5 10月51.7)→ 前月より拡大し、速報値を若干上回る
18:00 ESP=11月 製造業PMI=48.6(前回50.9)→ 予想外の低下にEUR売りが強まる
18:00 EUR 11月 製造業PMI・確報値=51.6(予想 速報値51.5 10月51.3)→ 前月より拡大し、速報値を若干上回り、2011年6月以来の高水準
18:30 GBP 11月 製造業PMI=58.4(予想56.2 10月56.5←56.0)→ 10月が上方修正され、予想をも上回る

2013年12月1日日曜日

今週の経済指標から(12月2日~6日)

今週の経済指標から(12月2日~6日)


***** 今週の経済指標と、今週の流れ *****


◎今週から12月、今年も残りも少なく感謝祭で今年が終わった大手ファンドも多く、クリスマス前までには、ほぼ終了することになり、12月18日のFOMCが最後の砦。そんな中で、今週は非常に重要な経済指標と金融政策の発表が多く控えている。

◎メイン・イベントは、12月6日(金曜)の米雇用統計で、予想は失業率が改善(7.3%→7.2%)、非農業部門雇用者数は前月の大幅増加ら低下するが、18.5万人と4カ月平均の17.35万人を上回っている。この数字の善し悪しで12月18日のFOMCを占うことになり、12月の前半の最大のイベントになっている。ブレ幅が大きく先月分も修正が多く注意が必要。

◎今週は、金融政策に関するの発表も目白押しとなっている。
3日=豪中銀理事会、BOE金融政策委員会議事録、4日=カナダ中銀理事会、5日=BOE金融政策委員会、ECB理事会+ドラギECB総裁記者会見。

⇒ 3日(火曜)豪中銀=政策金利2.5%の据え置きが予想されている。今後の利下げ示唆発言が続くのか、豪ドル高けん制発言を続けるのか注目されるが、直近の民間設備投資が大幅に拡大したことで、トーンがやや弱まる可能性もあり、AUDUSDが過去6週間で0.9757→0.9055まで約7.2%近く下落したことをどう評価するのか注目したい。

⇒ 4日(水曜)カナダ中銀理事会=政策金利1.0%の据え置きが予想されている。将来の利上げ観測が消え、カナダドル売り続いているが、今回の理事会で何らかの変更があるのか?

⇒ 5日(木曜)BOEのMPC=政策金利0.5%と、資産買入枠3750億ポンドの据え置きは固いと見られている。最近の住宅価格の上昇と、バブル防止のために不動産購入支援策の打ち切りをどう考えていたのか、気になる。

⇒ 5日(木曜)ECB理事会+ドラギECB総裁の記者会見=政策金利0.25%の据え置きと、下限金利0.0%と上限金利0.75%の据え置きが予想される。くすぶっているマイナス金利と量的緩和についてどのような発言をするのか、注目したい。

◎それ以外でも、以下の重要な発表が続いている。2日(月曜)=中国、ユーロ圏の製造業PMI、3日(火曜)=中国サービス業PMI。4日(水曜)=豪第3四半期GDP、中国サービス業PMI、ユーロ圏の総合・サービス業PMI、米ADP全米雇用者数、新築一戸建て住宅販売、ISM非製造業景気指数。5日(木曜)=米週間新規失業保険申請件数、米第3四半期GDP。6日(金曜)=ミシガン大学消費者信頼感指数。


12/2(月)
9:01 GBP 11月 ホームトラック住宅調査=前月比予想 前回0.5%、前年比予想 前回3.1%
9:30 AUD 10月 住宅建設許可件数=前月比予想-5.0% 前回14.4%
10:00 CHN 12月1日(日曜) 11月 国家統計局 製造業PMI=予想 前回
10:45 CHN 11月 HSBC 製造業PMI=予想50.5 前回50.9
17:30 CHF 11月 製造業PMI=予想54.4 前回54.2
17:48 FRN 11月 製造業PMI=予想 速報値47.8 10月49.1
17:55 GER 11月 製造業PMI・確報値=予想 速報値52.5 10月51.7
18:00 EUR 11月 製造業PMI・確報値=予想 速報値51.5 10月51.3
18:30 GBP 11月 製造業PMI=予想56.2 前回56.0
22:58 USD 11月 製造業PMI・改定値=予想 速報値54.8 10月51.8
0:00 USD 9月、10月 建設支出=前月比予想 8月0.6%
0:00 USD 11月 ISM製造業景気指数=予想55.0 前回56.4


12/3(火)
9:30 AUD 第3四半期 経常収支=予想 前回-94億豪ドル
9:30 AUD 10月 小売売上高=前月比予想0.8% 前回0.4%
10:00 CHN 11月 国家統計局 非製造業PMI=予想 前回56.3
12:30 AUD 豪中銀金融政策発表=政策金利2.5%の据え置きを予想
18:00 EUR レーン欧州委員会委員長講演
18:30 GBP 11月 建設業PMI=予想59.0 前回59.4
18:30 GBP BOE金融政策委員会議事録
19:00 EUR 10月 生産者物価指数=前月比予想 前回0.1%、前年比予想-1.0% 前回-0.9%
2:00 CAD ケネディーカナダ中銀副総裁講演


12/4(水)
9:30 AU'D 第3四半期GDP=前期比予想0.7% 前回0.6%、前年比予想2.5% 前回2.6%
10:45 CHN 11月 サービス業PMI・改定値=予想 前回52.6
17:43 FRN 11月 総合PMI・改定値=予想 速報48.5 10月50.5、サービス業PMI・改定値=予想 速報48.8  10月50.9
17:53 GER 11月 総合PMI・改定値=予想 速報54.3 10月53.2、サービス業PMI・改定値=予想 速報54.5 10月52.9、
17:58 EUR 11月 総合PMI・改定値=予想 速報51.5 10月51.9、サービス業PMI・改定値=予想 速報50.9 10月51.6、
19:00 EUR 第3四半期GDP・改定値=前期比予想 速報値0.1% 第2四半期、前年比予想 速報値-0.4% 第2四半期
19:00 EUR 10月 小売売上高=前月比予想 前回-0.6%、前年比予想 前回0.3%
22:15 USD 11月 ADP全米雇用報告=予想16.5万人 前回13.0万人
22:30 USD 10月 貿易収支=予想-400.1億ドル 前回-417.8億ドル
0:00 USD 9月、10月 新築一戸建て住宅販売=9月予想42.7万戸 8月42.1万戸、10月予想43.2万戸
0:00 USD 11月 ISM非製造業景気指数=予想55.0 前回55.4
0:00 CAD カナダ中銀 金融政策発表=政策金利1.0%の据え置きを予想
4:00 USD 米地区連銀経済報告書(ベージュブック)公表


12/5(木)
9:30 AUD 10月 貿易収支=予想-3.75億豪ドル 前回-2.84億豪ドル
15:30 FRN 第3四半期 失業率=予想 前回10.9%
21:00 GBP BOE金融政策発表=政策金利0.5%と、資産買入枠3750億ポンドの据え置きを予想
21:30 USD 11月 チャレンジャー社 企業人員削減数=予想 前回45730人
21:45 EUR ECB金融政策発表=政策金利0.25%の据え置きと、下限金利0.0%と上限金利0.75%の据え置きを予想
22:30 USD 週間新規失業保険申請件数=予想 前回31.6万件
22:30 USD 第3四半期GDP・改定値=前年比予想2.9% 速報値2.8% 第2四半期、デフレーター予想1.9% 速報値1.9% 第2四半期
22:30 USD 第3四半期 企業利益=前期比予想 前期3.5%
22:30 CAD 10月 住宅建設許可件数=前月比予想 前回1.7%
22:30 EUR ドラギECB総裁記者会見
0:00 USD 10月 耐久財受注・改定値=前月比予想 速報値2.7%
0:00 USD 10月 製造業受注指数=前月比予想-0.7% 前回1.7%
0:00 CAD 11月 Ivey購買部協会指数=前月比予想 前回62.8


12/6(金)
17:15 CHF 11月 消費者物価指数=前年比予想-0.1% 前回-0.3%
20:00 GER 10月 製造業受注=前月比予想0.5% 前回3.3%
22:30 USD 10月 個人所得=前月比予想0.3% 前回0.5%、個人消費支出=前月比予想0.1% 前回0.1%、PCE価格指数=前月比予想0.1% 前回0.1%、前年比予想0.7% 前回0.9%、、コアPCE価格指数=前月比予想0.1% 前回0.1%、前年比予想1.1% 前回1.2%
22:30 USD 11月 雇用統計: 失業率=予想7.2% 前回7.3%、非農業部門雇用者数=予想18.5万人 前回20.4万人、民間部門雇用者数=予想18.5万人 前回21.2万人
23:55 USD 12月 ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値=74.0 前回75.1
5:00 USD 10月 消費者信用残高=前月比予想139億ドル 前回137.4億ドル
プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演、エバンズ・シカゴ連銀総裁講演