2015年7月25日土曜日

2015年7月25日(土曜)昨日24日、海外市場の動き

2015725日(土曜)昨日24日、海外市場の動き

米金利は低下+米株は下落=ドル売りへと変化するも、リスク回避の動きが続き、弱い米新築住宅販売にもドル売りは限定的で、選択肢はJPYUSDへ。

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新興国の株価や弱い。先のブラジル政府の信頼感問題、トルコ国内のテロ攻撃、中銀はドル建て預金金利を引き下げたが、TRYの売りは止まらず、アジア各国の通貨も弱く。

NZ貿易収支はNZ安にも関わらず赤字へ、中国製造業PMIは弱く中国経済への不安は続き、AUDは弱く、欧州では、仏・独・ユーロ圏のPMIは弱く、ギリシャ問題に目鼻がついたが、直近のユーロ圏初の経済指標は弱さが目立つ。

BBA住宅ローン承認件数だけは強いが、ハルデーンBOE理事は「利上げを急ぐ必要はないと」発言、先の弱すぎた英小売売上高以来、続いたGBP売りの流れを継続。

USDは、米新築住宅販売は弱すぎる。しかし、市場全体では、リスク回避の動きになり、結局はリスク敏感通貨売り+USD買いへと動で、BRLTRYZARは弱い。

全体にはドルは、まあまあの展開。また、FRBスタッフ予想を誤掲載では、「年末までに0.25%お利上げ一度を行い、インフレ率はさらに5年間低水準にとどまる」とのこと。さてさて。。。。。。

AUDUSDは中国経済への不安に、戻り売りが続き0.7260まで続落。

USDCADは新興国通貨安の動きに、1.3100まで一時上昇、続伸傾向(CADドル安)の流れを維持。

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7:45            NZD 6月 貿易収支=-0.6NZD(予想1NZD 前回3.5NZD
10:45          CNY 7月 HSBC製造業PMI・速報値=48.2 (予想49.7 前回49.4)→ 予想外に弱い数字にAUD売りが強まる

16:00          FRN 7月 総合PMI・速報値=51.5(予想53.3 653.3)、製造業PMI・速報値=49.5(予想50.9 前回50.7)、サービス業PMI・速報値=52.0(予想53.8 前回54.1)→ 予想を下回り、総合は過去3か月の低水準、

16:30          GER 7月 総合PMI・速報値=53.4(予想53.9 653.7)、製造業PMI・速報値=51.5(予想51.9 前回51.9)、サービス業PMI・速報値=53.7(予想54.8 前回53.8)→ 予想を下回り、総合は過去2か月の低水準

17:00          EUR 7月 総合PMI・速報値=53.7(予想53.9 654.2)、製造業PMI・速報値=52.5(予想52.5  前回52.2 )、サービス業PMI・速報値=53.8 (予想54.2 654.4)→ 予想を下回り、総合は過去2か月の低水準

17:30          GBP BBA住宅ローン承認件数=44,488件(予想43,300件 前回42,876件)→ 予想を上回る

22:45          USD 製造業PMI・速報値=53.8(予想53.6 前回53.6)→ 予想を上回る

23:00          USD 6月 米新築(一戸建て)住宅販売=前月比-6.8%(予想0.3% 前回2.2→-1.1%)、48.2万件(予想54.8万件 前回54.651.7万件)→ 予想を大幅に下回り一時ドル売りが強まる


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2015年7月24日金曜日

2015年7月24日(金) アジア市場の動き

2015年7月24日(金) アジア市場の動き

夏真っ盛りの昨今。夏枯れ相場が続く中、為替相場は三極化! 短期はポジション調整とリスクオン・オフで、株価との連動性は引き続き強い。そして、今日も日本・アジア株は弱い。

基本は! 

商品価格の低迷+株価の伸び悩み+緩和継続期待=負け組の、AUD+NZD+CAD

利上げできると思われる通貨=勝ち組の、USD+GBP

株価の変動と、リスクオン・オフに、利用されるだけの=優柔不断組な、JPY


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USDJPYは、夏枯れ相場真っ最中。緩やかな上昇を継続するも、200時間SMA=123.90円に収束。結果、上げきれず、重く円ブルも増えてきているが、基本の円ベア変わらず。USDJPYは押し目買い。

EURUSDは、緩和継続と拡大、ギリシャの潜在的リスクで、EUR売り材料は変わらず。その中で、昨日は1.10台を回復、週末、このまま買いが続くと思いきや上値も重い。1.1050を上抜けしたら、ストップの買いが増えそう。それまでは引き続き売り継続。

GBPUSDは、1.55~1.57のレンジ下限トライ中。GBP先高期待は続くも、昨日の小売ショックに、ポジション調整の売りが続く。調整一巡後は、絶好の買い場と考えたい。

AUDUSDは、続落傾向止まらず。中国経済の伸び率低迷と、今日の弱い中国製造業PMIに、再び0.7300を割り込む。基本は売り場探し。

2015年7月24日(金曜)昨日23日、海外市場の動き

2015年7月24日(金曜)昨日23日、海外市場の動き

米株は下落、WTIも下落、米10年債利回りは低下。

為替相場は、リスク回避の動きと、強い米経済指標に、欧州市場と動きは異なりる。

「USD+JPY」は上昇+「AUDUSD+NZDUSD」下落。強い小売上高にも「USDCAD」は上昇しCADドル売りへ。GBPUSDは、弱い経済指標に続落。

EURUSDは、底値を切り上げ1.10台まで上昇=ギリシャ改革法案可決し、弱い消費者信頼感にも、EURショートの巻き戻しが続き、EURはクロスでも続伸。ドルインデックスは小幅低下へ。

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ギリシャ議会は、第2弾の改革法案を賛成多数で可決。

英小売売上高は、前月比-0.2%(予想0.3% 前回0.2→0.3%)と、予想外に弱くマイナスへ低下し、GBP売りの流れが継続へ。

米新規失業保険申請件数は、25.5万件(予想27.5万件 前回28.1万件)と、予想外に改善し42年来の低水準に、ドル買いが強まる。

米景気先行指数は、前月比0.6%(予想0.2% 前回0.7→0.8%)と、予想外に強いが前回よりは低下し、動きは見られず。

カナダ小売売上高は、前月比1.0%(予想0.5% 前回-0.1%)と、予想外に強いが、CAD買いは単発的で、USDJPYは上昇へ。

ユーロ圏の消費者信頼感・速報値は、-7.1%(予想-5.68 前回-5.6)と予想外にマイナス幅が拡大するも、相場の動きは限定的。

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2015年7月23日木曜日

相場の焦点



今、為替相場を動かしているのは、ギリシャ、株価、米経済指標、商品価格、そして、夏枯れ相場。

今日も、日経平均は順調に上昇を続け、中国株も強い。

いつもながら、毎日動くことは動くが、どうも信念を持って方向性を作るような動きに思えない。

目先、大イベントのギリシャ問題と、心配だった中国株の下落も、表面だけなのかは別として、何とかけりがついたことで、夏休みへ突入している市場参加者も多い。

昨今の為替相場は、株価+商品価格と、米経済指標とで動くことが多くなっているが、短期的な変動で、ポジションを切らす動きも、レンジの上下では多い。

USDJPYは、株価に連動した動きは、特にアジア市場ではその傾向は強い。株高トレンドが続く間は、円ロングの動きも単発で長続きできず、短期では、株安になると123.80円近くまでの調整へ。目先は124.00円近辺で推移し、大相場は期待できず。

EURは、潜在的な売り圧力が継続しており、戻り売り圧力は強いものの、1.09台を維持していることは驚きで、1.0800~1.1500のレンジを抜け出すまでは、弱気な売りに若干トーンを変化。

GBPは、どうしても、利上げできる国の一つで、潜在的な買いは変わらず。共に、EURショート+GBPロングになりやすく、ポジション調整に巻き込まれないように、戻りや調整後のポイントを狙いたい。





7月23日 (木)21:30 カナダ小売売上高 (取引通貨ペア CADJPY)

7月23日 (木)21:30   カナダ小売売上高 (取引通貨ペア CADJPY)


≪説明≫
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原油価格を含め、商品価格の下落が続き、CADドルの売りプレッシャーが続いています。豪中銀、カナダ中銀、NZ中銀と、政策金利を引き下げ、緩和傾向が続いていており、どうしても、利上げ観測が強い、米国との対比では売りの流れが変わりそうになく、CADJPYもその影響を受けています。

問題は、市場参加者の全てが同じような意見を持ち、ポジション資源国通貨や、緩和継続の国の通貨をショートにしていることで、一時的なCADドルの買い戻しが入ることは避けられないと考え、テクニカルポイントでは利食いを入れながら、CADドルのショートを継続する流れとなっています。

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8時間チャートでは、95円を一時割り込みながらも値を戻し、97円の上値は重く、94.50~97.00円のレンジ相場が続きながらも、今回の小売売上高で、弱い数字となれば、再び94.50円を試す動きが強まることが予想されます。

直近は、95.00~95.40円のレンジが続いており、上値が徐々に切り下がっており、下れリスクが強いと判断しています。

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小売売上高の予想は、前月比・除く自動車前月比、共に、前回のマイナスからプラスへの増加が見込まれています。

過去25回のでデータでは、予想と実際との差は、前月比で最大1.6%、平均0.57%、除く自動車前月比で、最大1.6%、平均0.58%と、差が大きな指標となっています。

過去21回のデータでは、CADJPYで発表直後の15分間の変動をみると、最大82pips(高値-安値)、平均で35pipsと大きな変動は期待できそうにありません。

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≪今回の予想と前回の数字≫
小売売上高
前月比=予想0.5% 前回-0.1%、
除自動車・前月比=予想0.8% 前回-0.6%

≪過去25回の予想と実際との差≫
前月比
Max=1.60%
Min=0.00%
Ave=0.57%

除く自動車前月比
Max=1.60%
Min=0.00%
Ave=0.58%

≪CADJPY 過去21回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max82pips
Hi-low=Min11pips
Hi-low=Ave35pips

Open-Hi=Max82pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Av18pips

Open-Low=Max52pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave17pips





7月23日 (木) 17:30 英小売売上高(取引通貨ペア GBPJPY)

7月23日 (木) 17:30    英小売売上高(取引通貨ペア GBPJPY)


≪説明≫
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欧州市場に入り、今回の英小売売上高は最初の重要な経済指標となっており、ある程度の相場変動が予想されますが、株価や商品価格の影響も見守る必要があります。

GBPJPYは、192.50円を割りこみ、200時間MA=192.30円近辺で下げ止まり、194円近くまで値を戻し、1時間足の中期線193.30円近辺をボトムにして、193.30~194.00円のレンジで推移しています。

今日も、大きな材料がなければこのレンジ内での取引が続きそうですが、平穏なギリシャ情勢とは言い切れず、欧州市場では、ギリシャ議会の動きなど不透明感が漂っています。

GBPUSDは上下に変動を繰り返しながらも、EURGBPの影響を強く受け、それがGBPJPYにも影響を与えることになり、いつまでも狭いレンジにとどまっていることができるかは、疑問です。

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今回の予想は、前月比・前年比、除く自動車燃料の前月比・前年比共に、若干ながら、前回を上回る予想となっています。

過去25回のデータでは、予想と実際との差は、前月比で最大2.20%、平均0.62%、前年比で2.70%、平均で0.86%と、差の大きな指標となっています。

過去21回のデータでは、GBPJPYで発表直後の15分間の変動をみると、最大108pips(高値-安値)、平均で39pipsとなっています。直近5回のデータでは、平均で47pips となっており、ある程度の動きが期待できます。

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≪今回の予想と前回の数字≫
小売売上高
前月比=予想0.3% 前回0.2%
前年比=予想4.9% 前回4.6%
除自動車燃料・前月比=予想0.3% 前回0.2%
除自動車燃料・前年比= 予想5.0% 前回4.4%

≪過去25回の予想と実際との差≫
前月比
Max=2.20%
Min=0.00%
Ave=0.62%

前年比
Max=2.70%
Min=0.10%
Ave=0.86%

≪GBPJPY 過去21回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max108pips
Hi-low=Min16pips
Hi-low=Ave39pips

Open-Hi=Max108pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave26pips

Open-Low=Max42pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave13pips





2015年7月23日(木曜)昨日22日、海外市場の動き

2015年7月23日(木曜)昨日22日、海外市場の動き


米株は下落、10年債利回りは前日とほぼ変わらず、原油価格は続落。

「商品価格の下落」+「ギリシャへの不安」+「株安」+「強い米経済指標」=「ドル高傾向を維持」

株安+商品価格の下落=高傾向が続いたが、主要国でのドル買いが強く、USDJPYは124円台へと上昇、通貨間で異なるも、クロスでも円高傾向は弱まる。


欧州市場から続いた、ドル高+円高の動きは、米国市場に入り、8年半ぶりの高水準で予想外に強い米中古住宅販売でドル買いのピークをむかえて、伸び悩む。

資源国通貨の売り傾向変わらず。原油価格+金貨は続落、商品価格の下落傾向は止まらず、AUD+NZD+CAD=売り傾向変わらず。


EUR売りの流れは続く。ギリシャの銀行向けのELA上限を9億ユーロ引き上げ安心感が広まるも、チプラス・ギリシャ首相は、第3次支援策承認後に、解散総選挙を検討し、ギリシャ議会は救済策の法制化の協議を開始、不安定要因も残る。


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AUDUSDは、スティーブンス豪中銀総裁は、「追加利下げが引き続き検討課題」、「豪ドル安による景気浮揚効果が表れつつある」と言い、予想通りながらも売り材料となり、「株安+商品価格の下落」のリスク回避に売り傾向は止まらず、一時0.7360まで下落。

USDJPYは、「株安+商品価格の下落」=リスク回避の円買いに、円高傾向を維持していたが、株価も下げ止まり、円売りが強まり、123.85~90円を上抜け、強い米中古住宅販売に124.10台へと上昇。

EURUSDは、欧州市場に入り、1.0900を割り込み続落、「チプラス・ギリシャ首相は、第3次支援策承認後に解散総選挙を検討」+「ギリシャ議会は救済策の法制化の協議を開始」=混乱の可能性や、強い米中古住宅販売に続落、1.0870で下げ止まり1.0920まで値を戻す。


2015年7月22日水曜日

20150722 アジア市場の午前中の動き

アジア市場の午前中は、「米アップルの決算は予想に届かず」+「米マイクロソフトの第2四半期純利益は四半期ベースで最大の赤字」+「米ヤフーの第3四半期売り上げ見通しは予想を下回る」。

米企業業績の伸び悩みに、日本株を含めアジア市場の株価は全面安。株安=円高の動きに、USDJPYは下落、JPYは他の主要通貨に対しても上昇へ。

リスク回避の動きにもNZDUSD+USDCADの動きは鈍い。

EURUSDとGBPUSDは、蚊帳の外なのか、反応は鈍く。EURUSDは1.0940を中心に、1.0930~60の狭い動き。GBPUSDは1.5550~1.5580のレンジへ。

AUDUSDは、豪CPIは若干弱かったものの、コアはやや強め、結局は売り優勢で小幅続落するも、今日12時過ぎのスティーブンス豪中銀総裁発言が注目される。

7月22日 (水)17:30 BOE金融政策委員会議事録(取引通貨ペア GBPJPY)

7月22日 (水)17:30    BOE金融政策委員会議事録(取引通貨ペア GBPJPY)


≪説明≫
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今回議事録の焦点は、7月8日の委員会で政策金利の据え置きと、資産買い入れ枠の据え置きが、全会一致となっていたのか? 政策委員の中で、タカ派とハト派ががどのような意見を述べていたのか。直近のカーにBOE総裁やマイルズBOE政策委員の利上げ示唆発言にポンド高へと動いていた経緯もあり、市場参加者の注目度は高いものが有ります。

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GBPJPYのDailyチャートでは、194円台の上値が重く、192~194円の2円幅のレンジに入っています。1時間チャートでは、192.50~80のレンジでの取引が続き、今回の発表でどちらかへ抜け出すことが予想されます。

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過去12回のデータでは、GBPJPYで発表直後15分間の変動を見れば、最大120pips(高値-安値)、平均でも61pipsと、比較的変動が多いなイベントとなっています。また、直近5回の数字では、平均約80pipsの変動となっており、逆指値の売買も期待できそうです。

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≪今回の予想と前回の数字≫
BOE金融政策委員会(7月8日)金融政策を据え置き、政策金利0.50%、資産買い入れ枠3750億ポンドの据え置きを決定。

次回BOE金融政策委員会議事録(6月17日)BOE議事録= 政策金利と資産買い入れ枠を、9対ゼロで政策を決定。

景気と低インフレへの逆風が和らぎつつあるとの認識で一致した。成長への逆風は弱まり始めた。インフレ率を低く抑えている要素は、かなり早急に無くなる可能性が高い。年末までには物価上昇が顕著に加速し得る。議事録からは金利の将来の方向についてさまざまな見方があったとの一節が消え、MPC全体としての見解が変わってきたことがうかがわれる。消費者物価は年末に加速し始め2016年に目標水準に向かうと予想

≪GBPJPY 過去20回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max120pips
Hi-low=Min19pips
Hi-low=Ave61pips

Open-Hi=Max92pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave32pips

Open-Low=Max119pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave29pips




7月22日 (水)10:30 豪消費者物価指数(取引通貨ペア AUDJPY)

7月22日 (水)10:30 豪消費者物価指数(取引通貨ペア AUDJPY)


≪説明≫
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昨日はドル全面安の中で、AUDも上昇していますが、商品市況の低迷や、同じ資源国通貨のカナダドルの予想外の利下げ

、NZ中銀の利下げの思惑に、上昇力は鈍いと思われ、逆に投機的なAUD売りが続いています。

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Dailyチャートでは、95円をクリアに割り込んでからは続落傾向が強まり、89円をボトムに下げ止まっていますが、92円

台の上値は重く、昨日もこの水準を超えることはできず、直近では大枠91~92円のレンジで推移しており、このいずれか

を抜け出すと、その方向へ動きが加速することが考えられます。

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今回の消費者物価指数の予想数字は、前期比0.8%と前回0.2%から上昇が、前年比でも1.7%と前回1.3%から上昇が見込

まれています。また、コアとなる、RBAトリム平均値は前期比で0.5%と前回0.6%低下が、前年比でも2.2%と前回2.3%

から低下が見込まれていおり、このような結果ともなれば、発表直後のの相場変動も上下に振らされることも考えられま

す。

過去16回のデータでは、予想と実際との差は、前期比で最大0.7%、平均2.2%、前年比で0.5%、平均で1.9%と、0.2%

の差となっています。RABトリム平均値では、前期比で最大0.3%、平均1.5%、前年比で最大0.3%、平均0.15%と、0.15

%の変化が一つの目安となっています。

過去12回のデータでは、AUDJPYで発表直後の15分間の変動では、最大96pips(高値-安値)、平均では49pipsと、まずま

ずの変動を期待できます。

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≪今回の予想と前回の数字≫
消費者物価指数
前期比=予想0.8% 前回0.2%
前年比=予想1.7% 前回1.3%

RBAトリム平均値
前期比=予想0.5% 前回0.6%
前年比=予想2.2% 前回2.3%

RBA加重中央値前期比=予想前回0.6% 前回0.6%
前年比予想 前回2.4%

≪過去16回の予想と実際との差≫
消費者物価指数 前期比
Max=0.70% 
Min=0.00%
Ave=0.22%

消費者物価指数 前年比
Max=0.50% 
Min=0.00%
Ave=0.19%

RBAトリム平均値 前期比
Max=0.30% 
Min=0.10%
Ave=0.15%

RBAトリム平均値 前年比
Max=0.30% 
Min=0.00%
Ave=0.15%

≪AUDJPY 過去12回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max96pips
Hi-low=Min17pips
Hi-low=Ave49pips

Open-Hi=Max96pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave32pips

Open-Low=Max59pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave16pips





2015年7月22日(水曜)昨日 21日海外市場の動き

2015年7月22日(水曜)昨日 21日海外市場の動き

ドル売りが加速、ドルは全面安へと変化! 

米株は下落し、米金利は低下し、ドル買いポジションの巻き戻しへ。

米金利の低下がドル売りの要因と思われるが、米現物株が下落からスタートした時点からドル売りが加速しており、「為替+債権+株式」全体で、ロングポジションの巻き戻しが始まった可能性が高い。

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USDJPYは、124.20~30の底値を割り込み、124.00円のストップを巻き込み、123.80円割れまで続落。

EURUSDは、1.0850を超えて続伸、1.0900を超えてからストップを巻き込み、1.0960台まで続伸。

GBPUSDは、1.5530~1.5590の60ポイントのレンジで上下変動、カーニー発言を織り込み済みで反応は鈍く、EURGBPの買い戻しがGBPUSDの上値を重くする。

AUDUSD+NZDUSDは、続伸へ。USDCADは下落し、資源国通貨も上昇へ。

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カーニーBOE総裁=年末年始にかけて利上げ開始に関する決定を行う。今後数年間、利上げが必要となる可能性。

黒田日銀総裁=国内のインフレ率は、労働市場の引き締まりを背景に、向こう数カ月で相当加速する見通し。

豪中銀議事録(7月7日分)=現在と今後の状況から、金融政策の維持が適切と判断。AUDは一段の下落が見込まれ、必要でもある。


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2015年7月21日火曜日

7月21日 (火)10:30 豪中銀議事録(取引通貨ペア AUDJPY)

7月21日 (火)10:30 豪中銀議事録(取引通貨ペア AUDJPY)


≪説明≫

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最近の傾向で、豪ドル安と緩和的な金融政策の文言でも、事前に売りポジションが作られ,
相場に織り込み済みなのか、大きなAUD売りとはならず、下限でレンジ相場が続いています。

前回の議事録は、追加利下げに関しては、今後の経済動向次第とありましたが、直近の雇用等統計を含め経済指標は、若干改善も見られました。

豪ドルと関連性の高い、NZとカナダ中銀の追加緩和の流れを考えると、引き続き弱気にならざるを得ない面もあります。

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Dailyチャートでは、大枠91~92円のレンジでの取引が続き、今回もこのレンジ内での動きが予想されます。この水準に近づくか、抜け出したら逆張りの売りと買いも選択肢の一つとなっています。

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過去20回のデータでは、AUDJPYで議事録の公表直後15分間の動きを見ると、最大54pips(高値-安値)、平均で26pipsと大きな変化に至ってはいない。商品市況の低迷や、資源国通貨の下落に、売り圧力が強まることも考えられる。

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≪豪中銀声明(7月7日)≫
豪中銀声明=世界経済は成長しているも、供給の拡大を反映し一部の主要コモディティ価格は大幅に下落し、交易条件は悪化。主要コモディティ価格が大幅に下落し豪ドルがさらに下落する可能性と、必要性もある。FRBの利上げ、一部主要中銀は緩和を継続し、金融状況は引き続き緩和的。失業率は高止まりしているものの、最近ほとんど変化していない。全般的に国内経済は当面、余剰生産能力を抱える。

≪前回豪中銀議事録(6月16日)≫
豪中銀議事録=特に新しい材料は見られず。過去の利下げの効果を見極めるため、金利の据え置きを決定。緩和的な金融政策が必要と再表明。豪ドルは一段の下落が必要であり、下落が見込まれる。追加利下げがあるかどうかは今後の経済動向次第。


≪AUDJPY 過去20回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max54pips
Hi-low=Min10pips
Hi-low=Ave26pips

Open-Hi=Max31pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave13pips

Open-Low=Max32pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave14pips


2015年7月21日(火曜)昨日20日、海外市場の動き

2015年7月21日(火曜)昨日20日、海外市場の動き

東京市場が祭日の月曜日の海外市場は、緩慢な動きの中で、NZドル買い=「JPY+GBP」売りが目立った。米株は小幅上昇、米金利は上昇、原油価格は下落へ。

ユーロ圏・独の弱い経済指標やりギリシャの債権者への返済や銀行再開にも、EURUSDは横ばいで推移。

キーNZ首相は「NZドルの下落ペースが予想より早い」と発言に、23日に利下げを予想しているが、NZDの買い戻しが見られた。

ブラード・セントルイス連銀総裁は「9月に利上げをする可能性が高いことを示唆」、ドルは比較的堅調に推移するも、通貨間で動きは異なる。

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キーNZ首相は、過去1年間で25%下落したNZドルは、下落ペースが予想おり早かった→ NZドルの買い戻しが強まる

ギリシャは、ECBに42億ユーロ返済、IMFに約20億ユーロ返済し、ギリシャの銀行は3週間ぶりに営業を再開し、リスク回避の動きは弱まる。

メルケル独首相=ギリシャの支援策が初回の審査を通れば、ギリシャの債務期限変更や利払い負担の軽減について協議することは可能。

ギリシャの銀行は3週間ぶりに営業を再開。一日当たりの引き出し額は、60ユーロから420ユーロへ変更。

ブラード・セントルイス連銀総裁=FRBが9月に利上げを行う確率は50%超。

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GER 6月 生産者物価指数=前月比-0.1%(予想-0.1% 前回0.0%)、前年比-1.4%(予想-1.4% 前回-1.3%)→ 予想と変わらずだがマイナスへと変化。

EUR 5月 経常収支・季調前=34億ユーロ(予想 前回204億ユーロ)、季調後=180億ユーロ(予想 前回223億ユーロ)→ 前回を下回り、予想外に減少へ。

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2015年7月20日月曜日

2015年7月20日(月曜)アジア市場・欧州市場序盤の動き

2015年7月20日(月曜)アジア市場・欧州市場序盤の動き

東京市場は海の日で休場の中、薄商いの中で一時ドル買い+「JPY・EUR・AUD・NZD・CAD」の主要通貨売りがやや優勢となっていた。

アジア市場の午後から欧州市場の早朝にかけて、流れは変化。リスク選好のドル売り=AUD+NZD+CAD、渦中のEUR買いへと変化。欧州市場の取引開始から、週末リスクを回避したポジションの巻き戻しなのか、中国株の上昇も加わり、JPY+GBP+USD売りが目立った。


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メルケル独首相が、ギリシャ支援で債務期間の変更や利払い負担の軽減の可能性を示唆していたが、大きなEUR売り材料にはならず。

中国メディアの報道で、株価安定策の出口戦略を模索との報道を、中国証券監督管理委員会の報道官は否定。株価支援の継続に、中国株は上昇へ。

GER 6月 生産者物価指数=前月比-0.1%(予想-0.1% 前回0.0%)、前年比-1.4%(予想-1.4% 前回-1.3%)→ 予想と変わらずだがマイナスへと変化

EUR 5月 経常収支・季調前=34億ユーロ(予想 前回204億ユーロ)、季調後=180億ユーロ(予想 前回223億ユーロ)→ 前回を下回る 

2015年7月19日日曜日

今週の為替相場を考える(7月20日~7月24日)


今週の為替相場を考える(7月20日~7月24日)

今週は、重要な発表や指標は極端に少なく、日本のみならず世界的に夏休みムードが高まって

いる。

波乱のギリシャ問題も、第3次救済支援が動きはじめ、ユーロ離脱やデフォルト・リスクの回避

へと動きが強まり、中国の株価暴落の懸念も表面的には弱まっており、相場変動の少ない週に

なると思われる。

そんな中で、ギリシャ政局の安定を見極める必要があり、ECBの大規模な資産買い入れ策の継続

+追加の緊急流動性支援(ELA)+新たな救済支援と、大量の資金供給にEUR売り圧力は変わら

ず。

中国株の買い戻しは続いているが、政府の極端な干渉と言う、力技に頼るところが大きく、中

国株の先行きを安心してみることも躊躇われ、リスク回避の行動が続く可能性もある。

イエレンFRB議長は年内の利上げを示唆し、カーニー英中銀総裁は、来年初めに利上する可能性

を示唆、共に他の主要中銀に先駆けてデフレ脱却宣言を示す勝ち組に入ることになる。

逆に、豪中銀・NZ中銀・カナダ中銀、そして、日銀は、相変わらず追加緩和を実施・または継

続の可能性が高い、負け組で、これらの二極化が為替相場でも続く可能性が高いと思われる。


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勝ち組の通貨=利上げ開始の可能性+リスク回避時に買われる通貨→ USD+GBP
負け組の通貨=緩和継続の可能性+リスク回避時に売られる通貨→ AUD+NZD+CAD
中立の通貨=リスク回避時に買われる+緩和継続の可能性→ JPY

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ドル相場

先の、イエレンFRB議長の議会証言からは、年内の利上げ開始を目指していることが推測でき、

9月のFOMCで利上げに踏み切る可能性が高い。利上げの懸念材料の一つとなっていた、ギリシャ

問題も終息へと向かい、直近の経済指標は強弱混在するも、利上げを後押しすることになりそ

うである。

14日の、FRBの公定歩合議事録でも、12地区連銀の内、5地区連銀が公定歩合0.7%→1.0%への

引き上げを主張、利上げ慎重論もあるが、最近のアトランタ連銀のGDPNow=米第2四半期GDP予

測値2.4%も心強い。

今週も、ポジション調整による一時的なドル売りは避けられないが、安定したドル買いの流れ

が続く可能性が高い。


EURUSD 1.0600~1.1000
波乱要因となっていた、ギリシャ第3次救済支援へと動きはじめ、ECBはギリシャの銀行へELAを

増額し支援を継続する。暫定的な融資72億ユーロ(1兆円弱)を決め、3年間で860億ユーロ(約

11.6兆円)の支援プログラムへと動くことになるが、ECBは来年9月までの予定で、月額600億ユ

ーロ(約8.1兆円)の資産買い入れを継続中。

悪材料の出尽くし感+ドイツなどの主要国の成長拡大期待に一時的な、ユーロの上昇考えられ

るも、支援拡大にユーロ安傾向は変わらず。

GBPUSD 1.5400~1.5800
カーニーBOE総裁は、年末には来年の利上げ時期をはっきりとさせたい意向である。強気なGBP

も、さすがに、勝ち組のUSDでは上昇力に乏しい反面、負け組のAUD+NZD+CAD通貨ペアに対し

ては、上昇する可能性が高いと思われる。

AUDUSD 0.7200~0.7500
NZDUSDの続落、USDCADの続伸と、負け組通貨の一員で売り圧力が続いている。豪中銀は、相変

わらず追加緩和の可能性をちらつかせながらも、積極的な利下げ懸念は直近では弱まっている

。反面、商品相場の下落や中国経済の減速に、現状の弱い豪ドルを維持していく姿勢に変わり

ない。

USDJPY 123.00~125.00
日本の成長も伸び悩み、インフレ期待も弱まり、政治的な駆け引きで、秋口に追加緩和をする

可能性も否定できず、円安の流れを継続。リスク回避の動きが強まってくると円買いが一時的

に強まることが予想されるも、今週の予定からは変動要因も少なく、底堅いが大相場も期待で

きず。

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7/20(月) 海の日で東京市場は休場

7/21(火)    
08:50 日銀金融政策決定会合 議事要旨(6月19日)
10:30 豪中銀議事録

7/22(水)    
10:30 豪 2四半期 消費者物価指数
12:05 スティーブンス豪中銀総裁発言
17:30 BOE金融政策委員会議事録(7月8日)
22:00 FHFA住宅価格指数
23:00 NAR中古住宅販売件数
02:00 カーニーBOE総裁の発言

7/23(木)  
6:00 NZ中銀 金融政策発表
8:50 日本貿易収支(通関ベース
17:30 英小売売上高
21:30 カナダ小売売上高
21:30 米新規失業保険申請件数
23:00 ユーロ圏消費者信頼感
23:00 米CB景気先行指数

7/24(金)     
07:45 NZ貿易収支
10:45 中国HSBC製造業PMI
16:00~17:00 仏・独・ユーロ圏各PMI・速報値
22:45 米製造業PMI・速報値
23:00 米新築(一戸建て)住宅販売

「作成日時 2015年7月19日(日)午後10時」

2015年7日19日(日曜) 最新のIMMポジション(7月14日集計分)から 

2015年7日19日(日曜) 最新のIMMポジション(7月14日集計分)から 

ギリシャ問題も何とか解決へと動き、中国株の下落恐怖も薄れている。FRBの利上げ観測が強まり、ドル高の傾向が続いており、IMMのデータからも、その傾向を読み取れる。

最新7日のIMMポジションは、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)7通貨のポジションはネット・ショートが、-270,191コントラクトと、前週の-252,560から、通貨の売り越し額が17,631コントラクト増加。

渦中のユーロ売りの増加は予想通りで、カナダ+豪ドル+NZドルの売り越し額はリスク回避に増加している。ただ、強いと思われたGBPは売り越し額が小幅ながら拡大、逆に円売りは弱まっていたことが目についた。

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7/7(-63,629)→ 7/14 (-47,371)



3週連続でネット・ショートが減少しているも、USDJPYの水準は逆に徐々に切りあがり、ギャップを感じる。 ドル高の中で、クロスで円高傾向が続いていることを考えれば、ドル以外の通貨では、安全資産としての円買いが入っていたことが推測される。ただし、集計後にはギリシャ問題や中国株問題も、危機を脱したとの判断もあり、円売りが強まっている。

ユーロ
7/7(-99,266)→ 7/14 (-107,781)
前週より8,515コントラクトの売りと増加しているが、予想外とでも言うのか、極端なユーロ売りは見らえない。リスク回避のユーロ売りへと動きていはいるが、市場はギリシャ問題の決着をあるていど予想していたと思われる。ただし、ギリシャ支援の開始と緩和の継続という、ユーロ売り材料を残したままで、ショートポジションの減少は期待薄。

ポンド
7/7(-22,973)→ 7/14 (-24,199)
2週連続で売り越し額が拡大していているが、前週と比べたらその額は減少傾向にある。カーニーBOE総裁の発言で、利上げ期待感が再浮上し、ポンドはドル以外の通貨では堅調に推移したと思われ、今後もこの傾向が続きそうである。


スイスフラン
7/7(+6,121)→ 7/14 (+3,081)
7通貨では唯一ロングを維持しているも、3週間続けてロングは小幅ながら減少中。ギリシャ問題と中国株安のリスクヘッジとしてのスイスフラン買いが続いているが、中銀の介入もあり、6月2日(スポットでは6月9日週)を直近のピークにUSDCHFでもドル買い傾向が続いている。

カナダドル
7/7(-32,268)→ 7/14 (-40,726)
4週連続でショートが拡大し、カナダドル売りが続いている。中銀の予想外の利下げや、自国通貨安誘導、再利下げの可能性、金価格の低迷、米ドル高の動き等、目先は弱気な材料が多い。

豪ドル
7/7(-22,197)→ 7/14 (-33,541)
7週間連続でショートが拡大し、ギリシャ問題と中国株安のリスク回避の動きが中心となっているが、直近では、商品市況の低迷や中国経済の停滞という、恒常的な問題もあり、中銀の自国通貨安誘導と追加緩和の可能性が売り圧力を強めている。

NZドル
7/7(-18,348)→ 7/14 (-19,654)
9週連続でショートが拡大し、7か国通貨ペアでは最も弱気な通貨となっている。乳製品価格の低下、商品市況の悪化、ギリシャ問題と中国株安のリスク回避の動きも加わり、追加緩和の可能性が最も高い通貨で、AUDNZDの売りや、GBPNZDの売りなど、クロスでも弱気なムードが続いている。