2015年3月21日(土曜) 最新のIMMポジション(3月17日集計分)から
最近のIMMポジションでは、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)のポジションの合計のネットショートは、-340,214コントラクトと前週の-399,792から、通貨の売りが59,578減少している。
ドル換算では約386億ドルのドルロングで、前週の約436億ドルから減少し、昨年12月16日の水準に次ぎ、ドルロングが減少し、減少幅も大きくなっている。
不思議なこではないのかもしれないが、18日のFOMCの直前にドルロングのポジションが減少していることは以外で、市場が警戒感を持って臨んでいたのか、事前に大きく変化していたことは以外である。
また、注目に値するのはスイスフランで、昨年6月17日からシートに転換していたが、久々に若干ながらロングへ変化し、ドル売りの走りなのか? 一時的な動きなのか今後の動向を注目したい。
いずれにしても、興味深い動きが始まることも想定しなければならない。
※※※※※※※
各通貨のコントラクトの変化は、以下の通り。
円は、—59,387→-48,054
ユーロは、-181,073→-193,774
ポンドは、-32,591→37,851
スイスフランは、-8,380→+2,235
カナダドルは、-39,030→-32,822
豪ドルは、-76,851→-28,807
NZドルは、-2,480→-1,141
※※※※※※※
ドル換算した全体のポジションに占める各通貨ペアの割合は、おおよそ以下の通り。
円は、61億ドル→50億ドル
ユーロは、242億ドル→266億ドル
ポンドは、31億ドル→350億ドル
スイスフランは、10億ドル→-3億ドル
カナダドルは、31億ドル→26億ドル
豪ドルは、59億ドル→22億ドル
NZドルは、2億ドル→0.1億ドル
※※※※※※※
2015年3月21日土曜日
今週一週間を振り返って、相場変動だけを考える(3月13日と20日の比較)
今週一週間を振り返って、相場変動だけを考える(3月13日と20日の比較)
主要通貨
ドルは全面安。特に、EURUSDとNZDUSDの上昇が目立つ。
共に、3%以上の上昇となっており、前週までの下落による反動が大きかったと考えられる。
円クロス
円全面安で、こちらも、EURJPYとNZDJPYの上昇た目立ち、ともに2%近く上昇となっている。
10年債利回り
利回りは低下。特に独利回りの低下が著しい。」
株
上昇。世界的な株高の中で、中国株の上昇が目立ち、英国、新興国株も上昇へ。
主要通貨
ドルは全面安。特に、EURUSDとNZDUSDの上昇が目立つ。
共に、3%以上の上昇となっており、前週までの下落による反動が大きかったと考えられる。
円クロス
円全面安で、こちらも、EURJPYとNZDJPYの上昇た目立ち、ともに2%近く上昇となっている。
10年債利回り
利回りは低下。特に独利回りの低下が著しい。」
株
上昇。世界的な株高の中で、中国株の上昇が目立ち、英国、新興国株も上昇へ。
2015年3月21日(土曜) 昨日120日、海外市場の動き
2015年3月21日(土曜) 昨日120日、海外市場の動き
市場のセンチメントはドル高で変わらず。しかし、ドル高の弊害がチラホラ見え始め、それが、米金利の低下と、米成長見通しの下方修正と、マイナス要因も加わり、週末によるドルロングの調整売りを強めている。
※※※※※※※
米株は大幅上昇
米金利は低下
DXYは低下しドル売りへ
○フィッチは、米輸出は、ドル高で抑制される可能性を指摘。
○フィッシャー元ダラス連銀総裁は、高過ぎる米株で、大規模の調整を予想。
○エバンズ・シカゴ連銀総裁は、ドル高の影響を見直す必要性がある。
○バーナンキ前FRB議長は、米以外の経済が停滞すれば、強いドルは米国にとって痛手。
○PIMCOは、2015年の米成長見通しを下方修正2.75~3.25%→2.5~3.0%。
○フィッチは、2015年の米GDP成長率3.1%と予想。
引き続き、FOMC直後のドル売りが気になって仕方がない!
ただ単に、ドルロングの調整と、値幅が予想外に大きかったことで、ストップさく裂、だけなら理解できるが? 大きな流れの変化なら気を付けなければならない。
ただ、その確信や自信はなく、目の前の材料はドル高を示唆したまま!
引き続き、米金利の動向を見ながらの取引で、米金利の低下=ドル売り、上昇=ドル買いへ。
あとは、問題のギリシャ! ユーロ圏離脱の可能性は消えず。
ギリシャと独首脳の会談の成果はなく、両国の財務相の殴り合い(言葉の比喩)は止まず。
一部報道では、ショイブレ独財務相は「心の中では、ギリシャがユーロ圏を離脱すると思っている」だが、「メルケル首相は政治的理由からギリシャのユーロ圏残留を望んでいる」と・・・。
※※※※※※※
USDJPYは、大枠120~121円のレンジ。欧州市場で一時121円台乗せまで上昇するも、逆に売りへと変化し、フィキシングごからは120.00円割れまで続落、
EURUSDは、1.0650をボトムに1.0650~00のレンジから再上昇、20:30時に上限を超え上昇し、オプションカットに向け第一弾1.0800を超え、米金利の低下に第二弾で1.0890を試し失敗 1.0800を割り込みながらも底堅い展開へ。
GBPUSDは、1,4720をボトムに20:30時から上昇開始。オプションカットで1.49台を達成、ロンドンフィキシングを境に買い再開、1.5000を試す失敗、1.4920台をボトムに底堅い展開へ。
AUDUSDは、0.7660~0.7700のレンジから、22:00時に買い開始、0.7800まで続伸。0.7760台まで値を下げるも底堅い展開へ。
※※※※※※※
エバンズ・シカゴ連銀総裁=声明文から忍耐強いの文言が削減されたが、今後の経済指標の内容次第との姿勢が続き、問題はない。
エバンズ・シカゴ連銀総裁=利上げ開始が後手に回ったとしてもインフレを抑制する能力は維持。
エバンズ・シカゴ連銀総裁=2.0%のインフレ目標に近づくまでは利上げを見送るべき。
エバンズ・シカゴ連銀総裁=ドル高の影響を見直す必要性がある。
ロックハート・アトランタ連銀総裁=米経済が著しく減速しない限り、FRBは6月、7月、9月のずれかで利上げを決定へ。
ロックハート・アトランタ連銀総裁=輸出への影響からドル高への懸念が上昇。
フィッシャー元ダラス連銀総裁=米株価はあまりにも高過ぎる。かなりの規模の調整が発生すると想定し得る。
フィッチ=米輸出は、ドル高で抑制される可能性。
ラガルドIMF専務理事=人民元は将来、IMFのSDR構成通貨に採用される。
ルー米財務長官=欧州の成長ペースが米国と比較して速くなれば為替市場に反映される。米経済が世界経済における唯一の牽引役。強いドルは強い米国経済を反映。
S&P=ハンガリー格付けを引き上げ、ポルトガル格付け見通しをポジティブに引き上げる。
フィッチ=米国の2015年のGDP成長率3.1%と予想。
バーナンキ前FRB議長=米国外の経済が弱いままであれば、強いドルは米国にとって痛手。
黒田日銀総裁講演=エネルギー下落でCPIは当面ゼロ%程度続く可能性。デフレリスクあるなら、あらゆる政策的な努力試すべき。
スティーブンス豪中銀総裁=豪ドルの下落は、米経済回復や世界的な原油価格安と同様に経済を支援する。鉱業部門主導の成長からの移行は容易ではない。
2月の日銀金融政策決定会合で「2年で2%」の物価目標の実現が遠のく=財務省代表の発言で、2%の達成に関してできるだけ早期の表現が消えた。達成時期に柔軟姿勢を示してきた内閣府に歩み寄った形で、「2年で2%」の物価目標の実現が遠のくなか、政府側から枠組み修正への地ならしが始まったとの観測も.
GPIF=運用改革に伴う円売りは、今後1年間で出尽くしとの観測が浮上。速いペースで資産構成比率の変更が進み、目標達成が近づいているためだ。GPIFと同様に日本郵政がリスク性資産の運用を増加させ、円売りの主体になるのかどうか、生保の動向とともに市場の関心を集める。
PIMCO=米成長見通しを下方修正、12月時点2.75~3.25%→2.5~3.0%。
市場のセンチメントはドル高で変わらず。しかし、ドル高の弊害がチラホラ見え始め、それが、米金利の低下と、米成長見通しの下方修正と、マイナス要因も加わり、週末によるドルロングの調整売りを強めている。
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米株は大幅上昇
米金利は低下
DXYは低下しドル売りへ
○フィッチは、米輸出は、ドル高で抑制される可能性を指摘。
○フィッシャー元ダラス連銀総裁は、高過ぎる米株で、大規模の調整を予想。
○エバンズ・シカゴ連銀総裁は、ドル高の影響を見直す必要性がある。
○バーナンキ前FRB議長は、米以外の経済が停滞すれば、強いドルは米国にとって痛手。
○PIMCOは、2015年の米成長見通しを下方修正2.75~3.25%→2.5~3.0%。
○フィッチは、2015年の米GDP成長率3.1%と予想。
引き続き、FOMC直後のドル売りが気になって仕方がない!
ただ単に、ドルロングの調整と、値幅が予想外に大きかったことで、ストップさく裂、だけなら理解できるが? 大きな流れの変化なら気を付けなければならない。
ただ、その確信や自信はなく、目の前の材料はドル高を示唆したまま!
引き続き、米金利の動向を見ながらの取引で、米金利の低下=ドル売り、上昇=ドル買いへ。
あとは、問題のギリシャ! ユーロ圏離脱の可能性は消えず。
ギリシャと独首脳の会談の成果はなく、両国の財務相の殴り合い(言葉の比喩)は止まず。
一部報道では、ショイブレ独財務相は「心の中では、ギリシャがユーロ圏を離脱すると思っている」だが、「メルケル首相は政治的理由からギリシャのユーロ圏残留を望んでいる」と・・・。
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USDJPYは、大枠120~121円のレンジ。欧州市場で一時121円台乗せまで上昇するも、逆に売りへと変化し、フィキシングごからは120.00円割れまで続落、
EURUSDは、1.0650をボトムに1.0650~00のレンジから再上昇、20:30時に上限を超え上昇し、オプションカットに向け第一弾1.0800を超え、米金利の低下に第二弾で1.0890を試し失敗 1.0800を割り込みながらも底堅い展開へ。
GBPUSDは、1,4720をボトムに20:30時から上昇開始。オプションカットで1.49台を達成、ロンドンフィキシングを境に買い再開、1.5000を試す失敗、1.4920台をボトムに底堅い展開へ。
AUDUSDは、0.7660~0.7700のレンジから、22:00時に買い開始、0.7800まで続伸。0.7760台まで値を下げるも底堅い展開へ。
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エバンズ・シカゴ連銀総裁=声明文から忍耐強いの文言が削減されたが、今後の経済指標の内容次第との姿勢が続き、問題はない。
エバンズ・シカゴ連銀総裁=利上げ開始が後手に回ったとしてもインフレを抑制する能力は維持。
エバンズ・シカゴ連銀総裁=2.0%のインフレ目標に近づくまでは利上げを見送るべき。
エバンズ・シカゴ連銀総裁=ドル高の影響を見直す必要性がある。
ロックハート・アトランタ連銀総裁=米経済が著しく減速しない限り、FRBは6月、7月、9月のずれかで利上げを決定へ。
ロックハート・アトランタ連銀総裁=輸出への影響からドル高への懸念が上昇。
フィッシャー元ダラス連銀総裁=米株価はあまりにも高過ぎる。かなりの規模の調整が発生すると想定し得る。
フィッチ=米輸出は、ドル高で抑制される可能性。
ラガルドIMF専務理事=人民元は将来、IMFのSDR構成通貨に採用される。
ルー米財務長官=欧州の成長ペースが米国と比較して速くなれば為替市場に反映される。米経済が世界経済における唯一の牽引役。強いドルは強い米国経済を反映。
S&P=ハンガリー格付けを引き上げ、ポルトガル格付け見通しをポジティブに引き上げる。
フィッチ=米国の2015年のGDP成長率3.1%と予想。
バーナンキ前FRB議長=米国外の経済が弱いままであれば、強いドルは米国にとって痛手。
黒田日銀総裁講演=エネルギー下落でCPIは当面ゼロ%程度続く可能性。デフレリスクあるなら、あらゆる政策的な努力試すべき。
スティーブンス豪中銀総裁=豪ドルの下落は、米経済回復や世界的な原油価格安と同様に経済を支援する。鉱業部門主導の成長からの移行は容易ではない。
2月の日銀金融政策決定会合で「2年で2%」の物価目標の実現が遠のく=財務省代表の発言で、2%の達成に関してできるだけ早期の表現が消えた。達成時期に柔軟姿勢を示してきた内閣府に歩み寄った形で、「2年で2%」の物価目標の実現が遠のくなか、政府側から枠組み修正への地ならしが始まったとの観測も.
GPIF=運用改革に伴う円売りは、今後1年間で出尽くしとの観測が浮上。速いペースで資産構成比率の変更が進み、目標達成が近づいているためだ。GPIFと同様に日本郵政がリスク性資産の運用を増加させ、円売りの主体になるのかどうか、生保の動向とともに市場の関心を集める。
PIMCO=米成長見通しを下方修正、12月時点2.75~3.25%→2.5~3.0%。
2015年3月20日金曜日
3月20日 (金) 21:30 カナダ消費者物価指数(取引通貨ペア CADJPY)
3月20日 (金) 21:30 カナダ消費者物価指数(取引通貨ペア CADJPY)
≪説明≫
FOMC直後のドル売りから、昨日はドル買いへと変化し、ショックの後遺症が影響すると思われたが、ドルの強さを認識せざる状態となっている。原油価格も弱く、直近の値動きは大きく、同時刻に発表される、カナダ小売売上高の影響も受けざるを得なく、そのため通常よりの変動幅が大きくなることが予想される。
※※※※※※※※※
最近の中期的なレンジは、94.00~97.00円で収束し、底堅くはなっているが、Dailyチャートの200日SMA=97.38円を超えてくるまでは、方向性ははっきりと決められず。
1時間チャートでは、200時間SMA=95.25円に位置し、目先は95.10~25円に収束し、どちらか一方向へ動きが加速する可能性が高くなっている。
そのために、今回は、逆指値の売りと買いで対応したいが、このようなセンチメントやチャートの時に、その前に相場が動き始めているケースが多く、対応を難しくさせている。
※※※※※※※※※
今回の消費者物価指数の予想は、前月比が0.7%と前回の-0.2%から大幅な改善が、前年比では1.0%と前回と変わらず。コア前月比は0.6%と前回0.2%から大幅な上昇が、コア前年比は2.1%と前回2.2%から低下が予想される。
このように、前月比では上昇、前年比はほぼ横幅いの予想となっており、通常なら前年比と思うが、市場がどちらをより注目するのか?
過去21回のデータでは、予想と実際との差は、前月比で最大0.5%、平均0.15%、前年比で最大0.3%、平均0.15%。コア前月比で最大0.3%、平均0.10%、コア前年比で最大0.3%、平均0.07%の差となっている。
過去17回のデータでは、CADJPYで発表直後15分間の変動は、最大59pips(高値-安値)、平均で36pipsとまずまずの変動となっている。
※※※※※※※※※
≪今回の予想と前回の数字≫
消費者物価指数
前月比予想0.7% 前回-0.2%
前年比予想1.0% 前回1.0%
コア前月比予想0.6% 前回0.2%
コア前年比予想2.1% 前回2.2%
≪過去21回の予想と実際との差≫
前月比
Max=0.50%
Min=0.00%
Ave=0.15%
前年比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.15%
コア前月比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.10%
コア前年比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.07%
≪CADJPY 過去17回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max59pips
Hi-low=Min7pips
Hi-low=Ave36pips
Open-Hi=Max59pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave28pips
Open-Low=Max52pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave8pips
3月20日 (金)11:10 スティーブンス豪中銀総裁講演(取引通貨ペア AUDJPY)
3月20日 (金)11:10 スティーブンス豪中銀総裁講演(取引通貨ペア AUDJPY)
≪説明≫
過去、スティーブンス豪中銀総裁の講演や発言で取引を行ったことはなく、統計的なデータもないが、総裁発
言による変動はアジア市場内で比較的大きく、今回はこれをテーマに取引を考えたい。
直近の議事録から、総裁は自国通貨安を擁護し、金融政策をさらに緩和する可能性について発言していること
で、今回もこの流れに沿った発言を予測し、テクニカルポイントを意識しながら、売り買いを考えることにす
る。
AUDUSDの相場は、先の豪中銀の理事会で追加緩和がなかったことで、買戻しが続き、昨日のFOMC後には0.7800
の大台を一時回復した。
しかし、長期的なダウントレンドの変化には至ってはおらず、引き続き戻り売り圧力も続き、0.76~0.78のレ
ンジで取引が続いている。
短期的には、AUDUSDの1時間チャートでは、200時間SMA=0.7664が下値ポイントとなり、AUDJPYの1時間チャー
トの、200時間SMA=92.89円をすでに割り込んでいることで、売り圧力が続いている。
さて、AUDJPYでは、Dailyチャートでは、92.00~94.00円の2円幅での取引が2月17日以降続いており、1時間チ
ャートでは、92.00~92.80円のレンジ内での取引が続きやすくなっている。
※※※※※※※
≪説明≫
過去、スティーブンス豪中銀総裁の講演や発言で取引を行ったことはなく、統計的なデータもないが、総裁発
言による変動はアジア市場内で比較的大きく、今回はこれをテーマに取引を考えたい。
直近の議事録から、総裁は自国通貨安を擁護し、金融政策をさらに緩和する可能性について発言していること
で、今回もこの流れに沿った発言を予測し、テクニカルポイントを意識しながら、売り買いを考えることにす
る。
AUDUSDの相場は、先の豪中銀の理事会で追加緩和がなかったことで、買戻しが続き、昨日のFOMC後には0.7800
の大台を一時回復した。
しかし、長期的なダウントレンドの変化には至ってはおらず、引き続き戻り売り圧力も続き、0.76~0.78のレ
ンジで取引が続いている。
短期的には、AUDUSDの1時間チャートでは、200時間SMA=0.7664が下値ポイントとなり、AUDJPYの1時間チャー
トの、200時間SMA=92.89円をすでに割り込んでいることで、売り圧力が続いている。
さて、AUDJPYでは、Dailyチャートでは、92.00~94.00円の2円幅での取引が2月17日以降続いており、1時間チ
ャートでは、92.00~92.80円のレンジ内での取引が続きやすくなっている。
※※※※※※※
2015年3月20日(金) 昨日19日、海外指標の動き
2015年3月20日(金) 昨日19日、海外指標の動き
ドルは上昇し、FOMC直前の水準へと逆戻り。
FOMC直後のドル売りは幻? ドルロングを切らしただけ?
米株は下落し、米金利は上昇
原油価格(WTI)は下落し、金価格は上昇
※※※※※※※※※※
USDJPYは、FOMC直前の121.00円台まで上昇し、ようやく上げ止まる。
EURUSDは、FOMC直前の1.0650台を割り込み1.0610台まで下落し、ようやく下げ止まる。
GBPUSDは、FOMC直前の1.4700台まで下落し、ようやく下げ止まる。
AUDUSDは、FOMC直前の0.7650台を割り込み0.7610台まで下落し、ようやく下げ止まる。
円クロスも、FOMC直前の水準まで円売りが進み、ようやく下げ止まる。
※※※※※ 米経済指標 ※※※※※
米第4四半期 経常収支=-1135億ドル(予想-1034億ドル 前回-1003→-989億ドル)→ 赤字額が拡大
米週間新規失業保険申請件数=29.1万件(予想29.3万件 前回28.9→29.0万件)→ 予想より改善
米フィラデルフィア連銀景況指数=5.0(予想7.1 前回5.2)→ 予想を大幅に下回る
米景気先行指数(総合指数)=前月比0.2%(予想0.2% 前回0.2%)→ 予想・前回と変わらず
※※※※※ アジア・欧州市場の注目材料 ※※※※※
NZ第4四半期 GDP=前期比0.8%(予想0.7% 前回1.0→0.9%)、前年比3.5%(予想3.4% 前回3.2%)→ 予想を若干上回る
スイス中銀 金融政策発表=政策金利-0.75%と、3カ月物LIBORの誘導目標を-1.25%~-0.25%の据え置きを決定、予想通り。
ルウェー中銀 金融政策発表=1.25%の政策金利の据え置きを決定。予想は0.25%引き下げで、直後からEURNOKの売りが強まる。
※※※※※※※※※※
エバンズ・シカゴ連銀総裁=早過ぎる利上げは、成長と物価上昇率が損なわれる恐れがあり、利上げの遅れによる物価上昇は通常の金融政策で簡単に対応できる。
エバンズ・シカゴ連銀総裁=力強い経済成長期が維持され、インフレ率の上昇に強い確信を持てるまで、利上げを行わないことが良識にかなう。
S&P・クレーマー氏報告書(量的緩和がユーロ圏の成長回復につながらない4つの理由)=1.高齢化社会の進展、2.グローバリゼーションの減速、3.生産性の伸びの鈍化、4.ユーロ圏の債務が積み上がりによる投資の低迷。
S&P・クレーマー氏=ECBの量的緩和策は借り入れコストの低下と通貨ユーロの下落につながった。量的緩和は大きなリスクもはらむと警告。
ツィプラス・ギリシャ首相、メルケル独首相、オランド仏大統領、ダイセルブルーム・ユーログループ議長、ドラギECB総裁と協議。
オランド仏大統領=2月20日に合意した条件を実行する必要がある。
ケニー・アイルランド首相=ギリシャのいくつかのコメントは受け入れられない。ギリシャとの協議は難しいものになるだろう。ギリシャの首相は時間を与えられた、今は時間切れ。
ホールデン英中銀エコノミスト=BOEは必要となった場合の利下げ準備を。
ドルは上昇し、FOMC直前の水準へと逆戻り。
FOMC直後のドル売りは幻? ドルロングを切らしただけ?
米株は下落し、米金利は上昇
原油価格(WTI)は下落し、金価格は上昇
※※※※※※※※※※
USDJPYは、FOMC直前の121.00円台まで上昇し、ようやく上げ止まる。
EURUSDは、FOMC直前の1.0650台を割り込み1.0610台まで下落し、ようやく下げ止まる。
GBPUSDは、FOMC直前の1.4700台まで下落し、ようやく下げ止まる。
AUDUSDは、FOMC直前の0.7650台を割り込み0.7610台まで下落し、ようやく下げ止まる。
円クロスも、FOMC直前の水準まで円売りが進み、ようやく下げ止まる。
※※※※※ 米経済指標 ※※※※※
米第4四半期 経常収支=-1135億ドル(予想-1034億ドル 前回-1003→-989億ドル)→ 赤字額が拡大
米週間新規失業保険申請件数=29.1万件(予想29.3万件 前回28.9→29.0万件)→ 予想より改善
米フィラデルフィア連銀景況指数=5.0(予想7.1 前回5.2)→ 予想を大幅に下回る
米景気先行指数(総合指数)=前月比0.2%(予想0.2% 前回0.2%)→ 予想・前回と変わらず
※※※※※ アジア・欧州市場の注目材料 ※※※※※
NZ第4四半期 GDP=前期比0.8%(予想0.7% 前回1.0→0.9%)、前年比3.5%(予想3.4% 前回3.2%)→ 予想を若干上回る
スイス中銀 金融政策発表=政策金利-0.75%と、3カ月物LIBORの誘導目標を-1.25%~-0.25%の据え置きを決定、予想通り。
ルウェー中銀 金融政策発表=1.25%の政策金利の据え置きを決定。予想は0.25%引き下げで、直後からEURNOKの売りが強まる。
※※※※※※※※※※
エバンズ・シカゴ連銀総裁=早過ぎる利上げは、成長と物価上昇率が損なわれる恐れがあり、利上げの遅れによる物価上昇は通常の金融政策で簡単に対応できる。
エバンズ・シカゴ連銀総裁=力強い経済成長期が維持され、インフレ率の上昇に強い確信を持てるまで、利上げを行わないことが良識にかなう。
S&P・クレーマー氏報告書(量的緩和がユーロ圏の成長回復につながらない4つの理由)=1.高齢化社会の進展、2.グローバリゼーションの減速、3.生産性の伸びの鈍化、4.ユーロ圏の債務が積み上がりによる投資の低迷。
S&P・クレーマー氏=ECBの量的緩和策は借り入れコストの低下と通貨ユーロの下落につながった。量的緩和は大きなリスクもはらむと警告。
ツィプラス・ギリシャ首相、メルケル独首相、オランド仏大統領、ダイセルブルーム・ユーログループ議長、ドラギECB総裁と協議。
オランド仏大統領=2月20日に合意した条件を実行する必要がある。
ケニー・アイルランド首相=ギリシャのいくつかのコメントは受け入れられない。ギリシャとの協議は難しいものになるだろう。ギリシャの首相は時間を与えられた、今は時間切れ。
ホールデン英中銀エコノミスト=BOEは必要となった場合の利下げ準備を。
2015年3月19日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き
2015年3月19日(木曜)欧州・米国市場序盤の動き
昨日のFOMC後のドル売りは間違いだったかのように、FOMC直前の水準へと逆戻りし、ドル買いが強まる。
欧州株と米株は弱く、原油価格は低下、金価格は上昇。
米新規失業保険申請件数は改善、フィラデルフィア連銀景況指数は弱く、景気先行指数は前回・予想と変わらず。弱い数字にもドル売りは見られず。
※※※※※※※
スイス中銀=スイスフランは著しく過大評価。引き続きフラン下落に向けて積極的に外為市場で措置を講じる。金融政策を運営する上でフラン高や、インフレや経済情勢に及ぼす潜在的な影響注視。
スイス中銀経済予測(12月発表との比較)
GDP予測=2015年2.1→0.9%、2016年2.4→1.8%
CPI予測=2015年0.2→-1.0%、2016年0.4%→0.3%
ノルウェー中銀=政策金利1.25%の据え置きを決定。予想は0.25%引き下げで、直後からEURNOKの売りが強まる。
昨日のFOMC後のドル売りは間違いだったかのように、FOMC直前の水準へと逆戻りし、ドル買いが強まる。
欧州株と米株は弱く、原油価格は低下、金価格は上昇。
米新規失業保険申請件数は改善、フィラデルフィア連銀景況指数は弱く、景気先行指数は前回・予想と変わらず。弱い数字にもドル売りは見られず。
※※※※※※※
スイス中銀=スイスフランは著しく過大評価。引き続きフラン下落に向けて積極的に外為市場で措置を講じる。金融政策を運営する上でフラン高や、インフレや経済情勢に及ぼす潜在的な影響注視。
スイス中銀経済予測(12月発表との比較)
GDP予測=2015年2.1→0.9%、2016年2.4→1.8%
CPI予測=2015年0.2→-1.0%、2016年0.4%→0.3%
ノルウェー中銀=政策金利1.25%の据え置きを決定。予想は0.25%引き下げで、直後からEURNOKの売りが強まる。
2015年3月19日木曜日
3月19日 (木) 23:00 米フィラデルフィア連銀景況指数(取引通貨ペア USDJPY)
3月19日 (木) 23:00 米フィラデルフィア連銀景況指数(取引通貨ペア USDJPY)
≪説明≫
FOMCショックから立ち直るのにある程度の時間が必要と思われる。今まで早ければ6月か9月のFOMCでえ利上げを決定すると考えていた。
今回のFOMCでその確証を得ようとしたが、逆に当面利上げは難しいのではとの思惑がやや広まりつつある。
直近の米経済指標は弱く一抹の不安を感じてはいたが、タカ派な発言が市場を支配していたことで、不感症になっていたのかもしれない。
さて、USDJPYのトレンドだが、上昇トレンドに変わりなし。極短期的には120.40円に多くのポイントが集中し、この水準以下では買いが強まっている。
8時間チャートでは、120円以下は髭で短期間に値を戻されていることがわかり、120円をベースとして、120円~121円のレンジでの推移が考えやすい。
ちなみに、中期的には118.90円がボトムラインで、この水準をクリアに割り込むまでは買いの流れが変化することは難しそうである。
※※※※※※※※
さて、今日の米フィラデルフィア連銀景況感指数は、予想が7.1と前回5.2から改善が予想されているいる。
過去21回のデータでは、予想と実際との差は、最大22.5、平均8.0と差が大きな指標となっているが、直後の変動は比較的穏やかである。
過去16回のデータでは、USDJPYで発表直後15分間の値動きは、最大32pips(高値-安値)、平均15pipsと、多くを期待することは難しいい。
しいて言えば、FOMC後の相場変動による余震にやや値動きが大きくなることが考えられる。
今回は、それを期待するよりも、テクニカルの上下の水準を決め、売り買い両方か、あるいは、どちらか短期トレンドに沿った方向を狙い撃ちしたいと考えている。
※※※※※※※※
≪今回の予想と前回の数字≫
フィラデルフィア連銀景況指数=予想7.1 前回5.2
≪過去21回の予想と実際との差≫
前月比
Max=22.5
Min=0.5
Ave=8.0
≪USDJPY 過去16回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max32pips
Hi-low=Min6pips
Hi-low=Ave15pips
Open-Hi=Max30pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave7pips
Open-Low=Max19pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave8pips
≪説明≫
FOMCショックから立ち直るのにある程度の時間が必要と思われる。今まで早ければ6月か9月のFOMCでえ利上げを決定すると考えていた。
今回のFOMCでその確証を得ようとしたが、逆に当面利上げは難しいのではとの思惑がやや広まりつつある。
直近の米経済指標は弱く一抹の不安を感じてはいたが、タカ派な発言が市場を支配していたことで、不感症になっていたのかもしれない。
さて、USDJPYのトレンドだが、上昇トレンドに変わりなし。極短期的には120.40円に多くのポイントが集中し、この水準以下では買いが強まっている。
8時間チャートでは、120円以下は髭で短期間に値を戻されていることがわかり、120円をベースとして、120円~121円のレンジでの推移が考えやすい。
ちなみに、中期的には118.90円がボトムラインで、この水準をクリアに割り込むまでは買いの流れが変化することは難しそうである。
※※※※※※※※
さて、今日の米フィラデルフィア連銀景況感指数は、予想が7.1と前回5.2から改善が予想されているいる。
過去21回のデータでは、予想と実際との差は、最大22.5、平均8.0と差が大きな指標となっているが、直後の変動は比較的穏やかである。
過去16回のデータでは、USDJPYで発表直後15分間の値動きは、最大32pips(高値-安値)、平均15pipsと、多くを期待することは難しいい。
しいて言えば、FOMC後の相場変動による余震にやや値動きが大きくなることが考えられる。
今回は、それを期待するよりも、テクニカルの上下の水準を決め、売り買い両方か、あるいは、どちらか短期トレンドに沿った方向を狙い撃ちしたいと考えている。
※※※※※※※※
≪今回の予想と前回の数字≫
フィラデルフィア連銀景況指数=予想7.1 前回5.2
≪過去21回の予想と実際との差≫
前月比
Max=22.5
Min=0.5
Ave=8.0
≪USDJPY 過去16回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max32pips
Hi-low=Min6pips
Hi-low=Ave15pips
Open-Hi=Max30pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave7pips
Open-Low=Max19pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave8pips
2015年3月19日(木曜)アジア市場の動き
2015年3月19日(木曜)アジア市場の動き
ドル安値圏からは値を戻すも、FOMCショックはしばらく立ち直れず。
日経平均株価は小幅な下落で、相変わらず底堅く上昇傾向が続く。
利上げに際して「辛抱強くなれる」との文言を削除は、さあ、利上げ準備OK! と思っていたが、逆に利上げ予測が引き下げられ、経済とインフレ見通しも下方修正され、早期利上げ期待が裏切られ、ドル売りが加速。
引き続き利上げ予想はあるが、米金利は低下し、利上げ開始はいったいいつになるのか?
ドル高による輸入物価の低下と、貿易赤字の拡大を警戒することは、当然のことではあるが、米国と他の主要国の金融政策スタンスの違いは、如何ともしがたいことで、ドル高を期待する動きを止めることはできないのでは?
それとも、なにか秘策でもあるのか? 現状では口先による警戒信号を発する以外になさそうではあるが、短期間のドル売り戻しの波紋は、しばらく残りそうである。
※※※※※※※
USDJPY、121.20→FOMC後119.30台→アジア市場で120.60台へ戻す。
2円の急落では、大方のロングはストップが成立。負け惜しみではないが、引き続きドル買いの流れは変わらず。ただし、目先は120.00~121.00円で売り買い交錯では?
EURUSD、ちょっと前の1.05割れはなんだったんだろう。1.0730→FOMC後1.1030台へ約300ポイント上昇→アジア市場で1.0750台へ出発点近くまで下落。大方のショートはストップが成立。1.06000~1.0900のレンジで売り買い交錯では?
円クロスと言えば、ほぼFOMC直前の水準へ値を戻し、円だけが特別ということでは、なさそうである。
※※※※※※※※
ドル安値圏からは値を戻すも、FOMCショックはしばらく立ち直れず。
日経平均株価は小幅な下落で、相変わらず底堅く上昇傾向が続く。
利上げに際して「辛抱強くなれる」との文言を削除は、さあ、利上げ準備OK! と思っていたが、逆に利上げ予測が引き下げられ、経済とインフレ見通しも下方修正され、早期利上げ期待が裏切られ、ドル売りが加速。
引き続き利上げ予想はあるが、米金利は低下し、利上げ開始はいったいいつになるのか?
ドル高による輸入物価の低下と、貿易赤字の拡大を警戒することは、当然のことではあるが、米国と他の主要国の金融政策スタンスの違いは、如何ともしがたいことで、ドル高を期待する動きを止めることはできないのでは?
それとも、なにか秘策でもあるのか? 現状では口先による警戒信号を発する以外になさそうではあるが、短期間のドル売り戻しの波紋は、しばらく残りそうである。
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USDJPY、121.20→FOMC後119.30台→アジア市場で120.60台へ戻す。
2円の急落では、大方のロングはストップが成立。負け惜しみではないが、引き続きドル買いの流れは変わらず。ただし、目先は120.00~121.00円で売り買い交錯では?
EURUSD、ちょっと前の1.05割れはなんだったんだろう。1.0730→FOMC後1.1030台へ約300ポイント上昇→アジア市場で1.0750台へ出発点近くまで下落。大方のショートはストップが成立。1.06000~1.0900のレンジで売り買い交錯では?
円クロスと言えば、ほぼFOMC直前の水準へ値を戻し、円だけが特別ということでは、なさそうである。
※※※※※※※※
2015年3月19日(木曜)昨日18日、海外市場の動き
FOMCは、利上げに際して「辛抱強くなれる」との文言を削除するも、
利上げ予測が引き下げられ、
経済とインフレ見通しも下方修正され、
早期利上げ期待が裏切られ、
ドル売りが加速。
ただ、どこまでが、利上げ期待の消失なのか? 過度の利上げ期待感による溜まったポジションの調整なのか? わからず。
とりあえずは、米金利の動きを見ながら、取引を考えたい。
※※※※※※※
引き続き6月の利上げ期待は残るも、依然よりも熱狂的な雰囲気はなくなる。
米金利の低下がそれを物語っていると判断。
株高の流れは当面変わりそうにない!
※※※※※※※
USDJPYは、一時120円を割り込み119.70円台まで下落。
EURUSDは、一時1.11台まで上昇。
GBPUSDは、一時1.5160台まで上昇。
AUDUSDは、一時0.7840台まで上昇。
円は全面高。
FOMCは、利上げに際して「辛抱強くなれる」との文言を削除するも、
利上げ予測が引き下げられ、
経済とインフレ見通しも下方修正され、
早期利上げ期待が裏切られ、
ドル売りが加速。
ただ、どこまでが、利上げ期待の消失なのか? 過度の利上げ期待感による溜まったポジションの調整なのか? わからず。
とりあえずは、米金利の動きを見ながら、取引を考えたい。
※※※※※※※
引き続き6月の利上げ期待は残るも、依然よりも熱狂的な雰囲気はなくなる。
米金利の低下がそれを物語っていると判断。
株高の流れは当面変わりそうにない!
USDJPYは、一時120円を割り込み119.70円台まで下落。
EURUSDは、一時1.11台まで上昇。
GBPUSDは、一時1.5160台まで上昇。
AUDUSDは、一時0.7840台まで上昇。
円は全面高。
FOMCを受け、ドル売りが加速
FOMCを受け、ドル売りが加速
ドル大幅に全面安
米金利は大幅低下
米株は大幅上昇
原油価格+金価格は上昇
FOMCは、利上げに際して「辛抱強くなれる」との文言を削除するも、利上げ予測が引き下げられ、経済とインフレ見通しも下方修正され、早期利上げ期待が裏切られ、ドル売りが加速。
【イエレンFRB議長のFOMC後の記者会見】
○文言の削除はFOMCが利上げのタイミングを決定したことを意味せず。
○忍耐強くの文言削除は、4月の会合以降の利上げを否定せず。
○6月の利上げは排除せず。
○最初の引き上げのタイミングは今後のデータ次第。
○今年の成長率見通しは若干引き下げられた。
○不均衡のリスクは利上げの先送りを示唆。
○賃金の上昇は利上げの前提条件ではない。
○ドル高は輸出の鈍化と、輸入物価押し上げ要因。
○ドル高は低インフレの長期化を意味。
【FOMC予測】→ 15人が2015年の利上げを予想するも、緩やかな利上げを示唆し、前回より上げ幅は縮小。
政策金利の利上げ予測中央値
2015年=1.125%→0.625%、
2016年=2.5%→1.875%
2017年=3.625%→3.125%
長期見通し=3.75%→3.75%変わらず。
【FOMCの声明】
○フォワードガイダンスの変更は、委員会が目標レンジの最初の引き上げのタイミングを決定したことを意味せず。
○政策金利は現在の0%~0.25%というレンジが引き続き適切だとの認識を再確認。
○金融・国際情勢に関するデータなどさまざまな情報を幅広く考慮する。
○FF金利誘導目標のレンジが4月のFOMCで引き上げられる可能性は低いと判断。
○労働市場が一層改善し、インフレ率が中期的に2%の目標に戻っていくと合理的に確信した場合は、FF金利の目標レンジの引き上げが適切と判断。
○中長期的なインフレ期待の指標は引き続き安定。
○経済活動と労働市場の見通しに対するリスクがほぼ均衡。
○インフレ率は短期的には最近の低い水準にとどまるが、中期的に2%に向けて徐々に上昇。
【プラス材料】
○経済成長はやや緩やかになった。
○労働市場の状況は一層改善された。
○雇用は力強く伸び、失業率は低下。
○家計支出は緩やかに増加。
○エネルギー価格低下が家計の購買力を押し上げ。
○企業設備投資は拡大。
【マイナス材料】
○住宅セクターの回復は緩慢なペース。
○輸出の伸びは鈍化。
○インフレ率は委員会の中長期的な目標を一段と下回る水準に低下。
○インフレ調整指標は依然低水準。
決定はイエレン議長、ダドリー副議長、ブレイナード理事、エバンス総裁、フィッシャーFRB副議長、ラッカー総裁、ロックハート総裁、パウエル理事、タルーロ理事、ウィリアムズ総裁が賛成した。
ドル大幅に全面安
米金利は大幅低下
米株は大幅上昇
原油価格+金価格は上昇
FOMCは、利上げに際して「辛抱強くなれる」との文言を削除するも、利上げ予測が引き下げられ、経済とインフレ見通しも下方修正され、早期利上げ期待が裏切られ、ドル売りが加速。
【イエレンFRB議長のFOMC後の記者会見】
○文言の削除はFOMCが利上げのタイミングを決定したことを意味せず。
○忍耐強くの文言削除は、4月の会合以降の利上げを否定せず。
○6月の利上げは排除せず。
○最初の引き上げのタイミングは今後のデータ次第。
○今年の成長率見通しは若干引き下げられた。
○不均衡のリスクは利上げの先送りを示唆。
○賃金の上昇は利上げの前提条件ではない。
○ドル高は輸出の鈍化と、輸入物価押し上げ要因。
○ドル高は低インフレの長期化を意味。
【FOMC予測】→ 15人が2015年の利上げを予想するも、緩やかな利上げを示唆し、前回より上げ幅は縮小。
政策金利の利上げ予測中央値
2015年=1.125%→0.625%、
2016年=2.5%→1.875%
2017年=3.625%→3.125%
長期見通し=3.75%→3.75%変わらず。
【FOMCの声明】
○フォワードガイダンスの変更は、委員会が目標レンジの最初の引き上げのタイミングを決定したことを意味せず。
○政策金利は現在の0%~0.25%というレンジが引き続き適切だとの認識を再確認。
○金融・国際情勢に関するデータなどさまざまな情報を幅広く考慮する。
○FF金利誘導目標のレンジが4月のFOMCで引き上げられる可能性は低いと判断。
○労働市場が一層改善し、インフレ率が中期的に2%の目標に戻っていくと合理的に確信した場合は、FF金利の目標レンジの引き上げが適切と判断。
○中長期的なインフレ期待の指標は引き続き安定。
○経済活動と労働市場の見通しに対するリスクがほぼ均衡。
○インフレ率は短期的には最近の低い水準にとどまるが、中期的に2%に向けて徐々に上昇。
【プラス材料】
○経済成長はやや緩やかになった。
○労働市場の状況は一層改善された。
○雇用は力強く伸び、失業率は低下。
○家計支出は緩やかに増加。
○エネルギー価格低下が家計の購買力を押し上げ。
○企業設備投資は拡大。
【マイナス材料】
○住宅セクターの回復は緩慢なペース。
○輸出の伸びは鈍化。
○インフレ率は委員会の中長期的な目標を一段と下回る水準に低下。
○インフレ調整指標は依然低水準。
決定はイエレン議長、ダドリー副議長、ブレイナード理事、エバンス総裁、フィッシャーFRB副議長、ラッカー総裁、ロックハート総裁、パウエル理事、タルーロ理事、ウィリアムズ総裁が賛成した。
2015年3月18日水曜日
GBPJPYは高値から1円超の下落。
GBPJPYは高値から1円超の下落。
結局は売りたかった人が多かったのでしょうね?
ILO失業者は予想を上回り、平均所得が低かったことが
売りにつながったと思われる。
BOE議事録もやはり、選挙を意識! 選挙までは
ポンド売りでいじめる以外無さそう。ただし、
終わったらポンドは急上昇へ!
英2月 雇用統計
失業率2.4%(予想2.4% 前回2.5%)
ILOベース=5.7%(予想5.6% 前回5.7%)
失業者数=-3.1万人(予想-3.0万人 前回-3.86万人)
平均所得=前年比1.8%(予想2.2% 前回2.1%)と弱く、
含むボーナスの平均所得=1.6%(予想1.8% 前回1.7%)と弱く、ポンドは下落
BOE議事録
政策金利と1750億ポンドの資産買い入れ枠の維持は、9対ゼロで決定。
労働コストの見通しは労働市場の引き締まり方次第
総選挙がなければポンドが押し上げられている可能性ある
次の金融政策変更でありうるのは利上げ
結局は売りたかった人が多かったのでしょうね?
ILO失業者は予想を上回り、平均所得が低かったことが
売りにつながったと思われる。
BOE議事録もやはり、選挙を意識! 選挙までは
ポンド売りでいじめる以外無さそう。ただし、
終わったらポンドは急上昇へ!
英2月 雇用統計
失業率2.4%(予想2.4% 前回2.5%)
ILOベース=5.7%(予想5.6% 前回5.7%)
失業者数=-3.1万人(予想-3.0万人 前回-3.86万人)
平均所得=前年比1.8%(予想2.2% 前回2.1%)と弱く、
含むボーナスの平均所得=1.6%(予想1.8% 前回1.7%)と弱く、ポンドは下落
BOE議事録
政策金利と1750億ポンドの資産買い入れ枠の維持は、9対ゼロで決定。
労働コストの見通しは労働市場の引き締まり方次第
総選挙がなければポンドが押し上げられている可能性ある
次の金融政策変更でありうるのは利上げ
3月19日 (木)06:45 NZ第4四半期GDP (取引通貨ペア NZDJPY)
3月19日 (木)06:45 NZ第4四半期GDP (取引通貨ペア NZDJPY)
【発表までい間が有りますが、明日の早朝の発表となりますので、早
めにお送りいたします】
≪説明≫
今回のNZGDPの発表は、今週のメインイベントともなる、FOMC後発表
で、相場が上下に変動している最中、または、その処理に追われてい
る中での発表だけに、通常よりも値動きが大きくなる可能性がある。
直近では、NZドルの売り圧力が強まっているが、NZDJPYはレンジ的に
は88.50~90.00円の1.5円レンジで取引が続き、88.50円を割り込むと
、88.0円、87.50円までの下落余地が生じる可能性が高くなる。
※※※※※※※
今回のGDPは、第4四半期で、予想は08%と前回1.0%からやや鈍化が
見込まれ、前年比では3.4%と前回3.2%から拡大が見込まれています。
過去14回のデータでは、予想と実際との差は、前月比で最大0.6%、
平均2.8%、前年比では最大1.2%、平均0.38%となっており、前期比
・前年比共に0.4%超の差で、値動きが大きくなる可能性がある。
過去6回のデータでは、NZDJPYで発表直後15分間の値動きは、最大
53pips(高値-安値)で、平均すると34pipsとなっている。
※※※※※※※
≪今回の予想と前回の数字≫
第4四半期 GDP
前期比=予想0.8% 前回1.0%
前年比=予想3.4% 前回3.2%
≪過去14回の予想と実際との差≫
前月比
Max=0.60%
Min=0.00%
Ave=0.28%
前年比
Max=1.20%
Min=0.10%
Ave=0.38%
≪NZDJPY 過去6回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max53pips
Hi-low=Min5pips
Hi-low=Ave34pips
Open-Hi=Max45pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave21pips
Open-Low=Max42pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave14pips
3月18日 (水)18:30 英雇用統計(取引通貨ペア GBPJPY)
3月18日 (水)18:30 英雇用統計(取引通貨ペア GBPJPY)
≪説明≫
今回の雇用統計では、失業率の予想は5.6%で、前回5.7%から改善が見込まれており、失業保険申請件数は-3.0万人と前回-3.86万人から若干ネガティブになっている。ただ、週平均賃金(3か月・前年比)は、2.2%と前回の2.1%から改善が、就業者数も13万人と前回の10.3万人から増加が見込まれている。
全体的にはポジティブ予測となっているが、注意が必要なのは、同時刻にBOE議事録が公表され、その影響も考慮に入れておく必要がり、より複雑になる可能性がある。
最近のGBPの動きは弱く、FOMCの早期利上げ観測とは別に、5月の総選挙向け、現政権にやや不安感が強まっていることも一因となっており、このイメージは先おスコットランド国民投票前の相場展開に似ている。
短期的なポンド安と、選挙後のポンド高と、違いが鮮明になる可能性がある。ただ、今回の極短期の勝負となれば、話は別で、短期変動を狙った取引を考えたい。
直近のGBPJPYの値動きは178~180円で、180円台の上値の重さを確認ご続落し、179円を中心に178.50~179.30円のレンジに収束している。
※※※※※※※
過去21回の発表では予想との差は、OIL失業率では、最大0.2%、平均0.07%、質御保険申請件数では、最大1.67万人、平均で0.8万人となっており、差による変動は比較的高い。
過去17回のデータでは、GBPJPYで発表直後15分間の為替レートの変動は、最大108pips(高値-安値)で、平均でも54pipsと変動の高い動きになることが予想される。
※※※※※※※
≪今回の予想と前回の数字≫
失業率ILOベース=予想5.6% 前回5.7%
失業保険申請件数=予想-3.0万人 前回-3.86万人
≪過去21回の予想と実際との差≫
ILO失業率
Max=0.20%
Min=0.00%
Ave=0.07%
失業保険申請件数
Max=16,700人
Min=400人
Ave=8,043人
≪GBPJPY 過去17回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max108pips
Hi-low=Min30pips
Hi-low=Ave54pips
Open-Hi=Max94pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave30pips
Open-Low=Max102pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave25pips
≪説明≫
今回の雇用統計では、失業率の予想は5.6%で、前回5.7%から改善が見込まれており、失業保険申請件数は-3.0万人と前回-3.86万人から若干ネガティブになっている。ただ、週平均賃金(3か月・前年比)は、2.2%と前回の2.1%から改善が、就業者数も13万人と前回の10.3万人から増加が見込まれている。
全体的にはポジティブ予測となっているが、注意が必要なのは、同時刻にBOE議事録が公表され、その影響も考慮に入れておく必要がり、より複雑になる可能性がある。
最近のGBPの動きは弱く、FOMCの早期利上げ観測とは別に、5月の総選挙向け、現政権にやや不安感が強まっていることも一因となっており、このイメージは先おスコットランド国民投票前の相場展開に似ている。
短期的なポンド安と、選挙後のポンド高と、違いが鮮明になる可能性がある。ただ、今回の極短期の勝負となれば、話は別で、短期変動を狙った取引を考えたい。
直近のGBPJPYの値動きは178~180円で、180円台の上値の重さを確認ご続落し、179円を中心に178.50~179.30円のレンジに収束している。
※※※※※※※
過去21回の発表では予想との差は、OIL失業率では、最大0.2%、平均0.07%、質御保険申請件数では、最大1.67万人、平均で0.8万人となっており、差による変動は比較的高い。
過去17回のデータでは、GBPJPYで発表直後15分間の為替レートの変動は、最大108pips(高値-安値)で、平均でも54pipsと変動の高い動きになることが予想される。
※※※※※※※
≪今回の予想と前回の数字≫
失業率ILOベース=予想5.6% 前回5.7%
失業保険申請件数=予想-3.0万人 前回-3.86万人
≪過去21回の予想と実際との差≫
ILO失業率
Max=0.20%
Min=0.00%
Ave=0.07%
失業保険申請件数
Max=16,700人
Min=400人
Ave=8,043人
≪GBPJPY 過去17回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max108pips
Hi-low=Min30pips
Hi-low=Ave54pips
Open-Hi=Max94pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave30pips
Open-Low=Max102pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave25pips
2015年3月18日(水曜) 昨日17日、海外市場の動き
2015年3月18日(水曜) 昨日17日、海外市場の動き
基本はFOMCを前にして、弱い米経済指標が目立ち、利上先送り期待の、ドルロングの利食い売りと、「忍耐強く」の文言が外れ、早期利上げ期待のドル買いが混在。
独DAXは1.54%下落し、DJIAも0.7%近く下落。
米2年債利回りは上昇し、10年債は低下。
DXYは上昇し、ドル高の流れは止まらず。
原油価格の下落は止まらず、金価格も下落。
※※※※※※※
EURUSDは小幅上昇。欧州市場でクロスのEUR買戻しに買い戻され、弱い米経済指標に1.0650台へ上昇するも、FOMCとギリシャ問題に買いは続かず。
GBPUSDは続落。GBPJPY+EURGBPなど、クロスでもGBP売りが目立つ。積みあがったロングポジションの巻き戻しが続く。
USDJPYは動けず。121.10~40円で動けず。弱い株+クロスの円買いと、FOMC前のドル買いにサンドイッチ状態。
AUDUSDは続落。豪中銀の追加緩和の可能性と豪ドル安誘導にも、一時0.7660台まで値を戻したが、商品価格の下落と株安に売りが続く。
NZDUSDは続落。酪農大手フォンテラによる牛乳オークションを控え売りが続き、0.7300台まで続落。
※※※※※※※
豪中銀議事録では「追加緩和の可能性と、豪ドル安誘導」を再確認。
日銀金融政策決定会合では、コアCPI前年比は、従来の「当面プラス幅を縮小」→「当面ゼロ%程度」へ下方修正。
黒田日銀総裁の記者会見では「CPIが原油価格次第でマイナスに陥る可能性」を排除せず。
ギリシャは「3月20日に20億ユーロ超の債務返済期限」、次々の返済が迫られている。
独ZEW景況感調査は、期待指数は弱く、現況指数は強い
米住宅着工は予想を大幅に下回りドル売りへ、建設許可は予想を上回る。
※※※※※※※
ギリシャ関連
○デイセルブルム・ユーログループ議長=ギリシャの手元資金は日に日に減っており、圧力が高まっている。ギリシャが本格的な措置を講じ必要な改革で前進した場合に限り、緊急支援を得ることができる。
○ギリシャの政府報道官=脅しには屈しない→ 対立鮮明。
○ムーディーズ=ギリシャの格付け「Caa1」について、格下げ方向で見直しを行っている。
○ムーディーズ=ギリシャがユーロ圏から離脱すれば広範な影響が及ぶ。
○チプラス・ギリシャ首相=20日のEU首脳会議を前に、破たん回避にメルケル独首相と会談へ。
基本はFOMCを前にして、弱い米経済指標が目立ち、利上先送り期待の、ドルロングの利食い売りと、「忍耐強く」の文言が外れ、早期利上げ期待のドル買いが混在。
独DAXは1.54%下落し、DJIAも0.7%近く下落。
米2年債利回りは上昇し、10年債は低下。
DXYは上昇し、ドル高の流れは止まらず。
原油価格の下落は止まらず、金価格も下落。
※※※※※※※
EURUSDは小幅上昇。欧州市場でクロスのEUR買戻しに買い戻され、弱い米経済指標に1.0650台へ上昇するも、FOMCとギリシャ問題に買いは続かず。
GBPUSDは続落。GBPJPY+EURGBPなど、クロスでもGBP売りが目立つ。積みあがったロングポジションの巻き戻しが続く。
USDJPYは動けず。121.10~40円で動けず。弱い株+クロスの円買いと、FOMC前のドル買いにサンドイッチ状態。
AUDUSDは続落。豪中銀の追加緩和の可能性と豪ドル安誘導にも、一時0.7660台まで値を戻したが、商品価格の下落と株安に売りが続く。
NZDUSDは続落。酪農大手フォンテラによる牛乳オークションを控え売りが続き、0.7300台まで続落。
※※※※※※※
豪中銀議事録では「追加緩和の可能性と、豪ドル安誘導」を再確認。
日銀金融政策決定会合では、コアCPI前年比は、従来の「当面プラス幅を縮小」→「当面ゼロ%程度」へ下方修正。
黒田日銀総裁の記者会見では「CPIが原油価格次第でマイナスに陥る可能性」を排除せず。
ギリシャは「3月20日に20億ユーロ超の債務返済期限」、次々の返済が迫られている。
独ZEW景況感調査は、期待指数は弱く、現況指数は強い
米住宅着工は予想を大幅に下回りドル売りへ、建設許可は予想を上回る。
※※※※※※※
ギリシャ関連
○デイセルブルム・ユーログループ議長=ギリシャの手元資金は日に日に減っており、圧力が高まっている。ギリシャが本格的な措置を講じ必要な改革で前進した場合に限り、緊急支援を得ることができる。
○ギリシャの政府報道官=脅しには屈しない→ 対立鮮明。
○ムーディーズ=ギリシャの格付け「Caa1」について、格下げ方向で見直しを行っている。
○ムーディーズ=ギリシャがユーロ圏から離脱すれば広範な影響が及ぶ。
○チプラス・ギリシャ首相=20日のEU首脳会議を前に、破たん回避にメルケル独首相と会談へ。
2015年3月17日火曜日
2015年3月17日 アジア・欧州市場序盤の動き
2015年3月17日 アジア・欧州市場序盤の動き
日本株は上昇、欧州株も上昇、原油価格は続落。
FOMCで「忍耐強く」の文言が外れるとの見方も、ちらほら。事実は結果を見るまで分からないが、それまでは、ドル売りは利食いだけの限定的な動きへ。
原油価格の下げがとまらず! 市場は一時ボトム感が漂っていたが、何処へ?
GBPUSDは、またしても、1.4800を割り込み、弱さが目立ってしょうがない、5月7日の選挙までは復活は難しそうなのでは?(ただし、その後は上昇が期待できる通貨の一つ)
※※※※※※※
USDJPYは、121.20~50円のレンジでいつもながら変化なし。
EURUSDは、前日の1.06台から値を下げるも、なんとか1.0550台を維持、1.0550~1.0620のレンジ入り。
GPBUSDは、1.4850台を回復できず、1.4810~40の狭いレンジから、1.4770へと値を下げる。
AUDUSDは、朝方の豪中銀議事録のマイナス材料を克服、0.7610台をボトムに、0.7660台へ上昇。ただし、買いも限定的。
※※※※※※※
豪中銀議事録
「成長とインフレ率に関する現在の予想に基づけば、金融政策をさらに緩和すべき局面が表れる可能性がある」と、追加緩和の姿勢は変わらず。
さらに、「豪ドル相場の一段安が、バランスのとれた経済成長の実現に寄与」と、従来からの豪ドル安誘導の姿勢は変わらず、ただ、予想外にAUD売りは弱い。
日銀金融政策決定会合
『コアCPI前年比は、従来の「当面プラス幅を縮小」→「当面ゼロ%程度」へ下方修正』と、物価の上昇が進んでいないことを指摘、引き続き追加緩和の可能性が考えられる。
黒田日銀総裁の記者会見
「CPIが原油価格次第でマイナスに陥る可能性を排除せず」と、予防線を張って、「年度後半には、原油安の影響が薄れ、物価はかなり上昇」と、他の中銀同様に原油価格頼りの姿勢が強い。
ギリシャ
「3月20日に20億ユーロ兆の債務返済期限」を迎える。さて、どうなることやら。ユーロ売りの潜在的な材料は続く。ドイツとギリシャの毒舌・小競り合いは今後も見もの。
日本株は上昇、欧州株も上昇、原油価格は続落。
FOMCで「忍耐強く」の文言が外れるとの見方も、ちらほら。事実は結果を見るまで分からないが、それまでは、ドル売りは利食いだけの限定的な動きへ。
原油価格の下げがとまらず! 市場は一時ボトム感が漂っていたが、何処へ?
GBPUSDは、またしても、1.4800を割り込み、弱さが目立ってしょうがない、5月7日の選挙までは復活は難しそうなのでは?(ただし、その後は上昇が期待できる通貨の一つ)
※※※※※※※
USDJPYは、121.20~50円のレンジでいつもながら変化なし。
EURUSDは、前日の1.06台から値を下げるも、なんとか1.0550台を維持、1.0550~1.0620のレンジ入り。
GPBUSDは、1.4850台を回復できず、1.4810~40の狭いレンジから、1.4770へと値を下げる。
AUDUSDは、朝方の豪中銀議事録のマイナス材料を克服、0.7610台をボトムに、0.7660台へ上昇。ただし、買いも限定的。
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豪中銀議事録
「成長とインフレ率に関する現在の予想に基づけば、金融政策をさらに緩和すべき局面が表れる可能性がある」と、追加緩和の姿勢は変わらず。
さらに、「豪ドル相場の一段安が、バランスのとれた経済成長の実現に寄与」と、従来からの豪ドル安誘導の姿勢は変わらず、ただ、予想外にAUD売りは弱い。
日銀金融政策決定会合
『コアCPI前年比は、従来の「当面プラス幅を縮小」→「当面ゼロ%程度」へ下方修正』と、物価の上昇が進んでいないことを指摘、引き続き追加緩和の可能性が考えられる。
黒田日銀総裁の記者会見
「CPIが原油価格次第でマイナスに陥る可能性を排除せず」と、予防線を張って、「年度後半には、原油安の影響が薄れ、物価はかなり上昇」と、他の中銀同様に原油価格頼りの姿勢が強い。
ギリシャ
「3月20日に20億ユーロ兆の債務返済期限」を迎える。さて、どうなることやら。ユーロ売りの潜在的な材料は続く。ドイツとギリシャの毒舌・小競り合いは今後も見もの。
昨日の流れ、3月13日(金)と16日(月)の変動率%で比較
昨日の流れ、3月13日(金)と16日(月)の変動率%で比較
ドル高の流れながら強さは感じられず、円は全面安。ただし、変動率はともに限定的。
目立ったのは原油価格の下落、独金利の上昇。
※※※※※※※
主要国通貨ではドル売りへと動くも小幅
EURUSDは0.70%
GBPUSD0.60%
NZDUSD0.53%
円クロスでは円安
EURJPY0.70%
GBPJPY0.60%
NZDJPY0.50%
原油価格の下落が目立つ
WTI-2.62%
10年債利回りはミックス
独7.69%上昇
日本2.44%上昇
米、英、豪は低下
主要国株は上昇
DAX2.24%
上海株は2.27%上昇、
豪州と日本株は下落
ドル高の流れながら強さは感じられず、円は全面安。ただし、変動率はともに限定的。
目立ったのは原油価格の下落、独金利の上昇。
※※※※※※※
主要国通貨ではドル売りへと動くも小幅
EURUSDは0.70%
GBPUSD0.60%
NZDUSD0.53%
円クロスでは円安
EURJPY0.70%
GBPJPY0.60%
NZDJPY0.50%
原油価格の下落が目立つ
WTI-2.62%
10年債利回りはミックス
独7.69%上昇
日本2.44%上昇
米、英、豪は低下
主要国株は上昇
DAX2.24%
上海株は2.27%上昇、
豪州と日本株は下落
2015年3月17日(火曜)昨日16日、海外市場の動き
2015年3月17日(火曜)昨日16日、海外市場の動き
独DAXは、QEの影響が続き2.24%上昇
DJIAは、弱い米経済指標にFOMC利上げ期待が弱まり、1.3%近く上昇
米10年債利回りは2.09%へ0.03%低下
原油価格(WTI)は、記録的な在庫に6年ぶりの安値、43.88ドル台へ下落
DXYは、FOMC前の調整に100の大台から99.646と0.68下落
※※※※※※
米国市場に入り、米NY連銀製造業景気指数+鉱工業生産+設備稼働率+NAHB住宅価格指数と、全てが弱く米金利は低下し、ドルは一時全面安。
ただし、ドル先高感は強く+FOMCで「忍耐強く」削除の可能性は消えず、原油価格は下落+世界的な株高に、ドル売りも続かず。
USDJPYは、株高の流れに円売りが続き、121.10~45のレンジで、クロスで円売りが強く、ドル高の中では例外的に弱い。
EURUSDは、弱い米経済指標にFOMC前の調整買い、1.060台を一時回復、1.0560~1.0610のレンジ。
GBPUSDは、弱い米経済指標にFOMC前の調整買い、1.4850台へ一時上昇、1.4820~1.4840のレンジ。
AUDUSDは、0.7670台へ一時上昇、商品相場は弱く、終盤にかけ値を下げ前日比で小幅な上昇へ。
USDCADは、主要通貨でのドル売りに1.2740割れまで下落するも、原油価格の下落にドル売りも続かず。
※※※※※※
ギリシャ関連
モスコビシ欧州連合(EU)委員=ギリシャは債務返済の必要、明確なことで、債務を帳消しにすることはできない。債務元本の減免も、債務救済もない。
ラガルドIMF専務理事=ギリシャは構造改革を実行する必要がある。
ラガルドIMF専務理事=財政改革に代わる選択肢はない。
トゥスクEU大統領=ギリシャのユーロ圏離脱リスクを過小評価しないよう警告。
独政府首席報道官=ギリシャのユーロ圏残留を引き続き追求。
シュタインマイヤー独外相=独とギリシャとの関係悪化を警戒。ギリシャはコミットメントの達成方法を明らかにすべき。
FOMC=市場では「忍耐強く」の文言が外れるとの見方もある。
ラガルドIMF専務理事=世界的な景気回復はあまりに鈍くぜい弱で不均衡。
ラガルドIMF専務理事=国・地域によって金融政策に相違が見られ、金融市場のボラティリティにつながるリスクがある。
トゥスクEU大統領=ウクライナ問題は、欧州は制裁によってロシアに対する圧力を維持する必要がある。
ドラギECB総裁=ユーロ圏は団結に対する疑いを晴らせていない。ユーロ圏は制度的なそして政治的な改革が必要。
独DAXは、QEの影響が続き2.24%上昇
DJIAは、弱い米経済指標にFOMC利上げ期待が弱まり、1.3%近く上昇
米10年債利回りは2.09%へ0.03%低下
原油価格(WTI)は、記録的な在庫に6年ぶりの安値、43.88ドル台へ下落
DXYは、FOMC前の調整に100の大台から99.646と0.68下落
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米国市場に入り、米NY連銀製造業景気指数+鉱工業生産+設備稼働率+NAHB住宅価格指数と、全てが弱く米金利は低下し、ドルは一時全面安。
ただし、ドル先高感は強く+FOMCで「忍耐強く」削除の可能性は消えず、原油価格は下落+世界的な株高に、ドル売りも続かず。
USDJPYは、株高の流れに円売りが続き、121.10~45のレンジで、クロスで円売りが強く、ドル高の中では例外的に弱い。
EURUSDは、弱い米経済指標にFOMC前の調整買い、1.060台を一時回復、1.0560~1.0610のレンジ。
GBPUSDは、弱い米経済指標にFOMC前の調整買い、1.4850台へ一時上昇、1.4820~1.4840のレンジ。
AUDUSDは、0.7670台へ一時上昇、商品相場は弱く、終盤にかけ値を下げ前日比で小幅な上昇へ。
USDCADは、主要通貨でのドル売りに1.2740割れまで下落するも、原油価格の下落にドル売りも続かず。
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ギリシャ関連
モスコビシ欧州連合(EU)委員=ギリシャは債務返済の必要、明確なことで、債務を帳消しにすることはできない。債務元本の減免も、債務救済もない。
ラガルドIMF専務理事=ギリシャは構造改革を実行する必要がある。
ラガルドIMF専務理事=財政改革に代わる選択肢はない。
トゥスクEU大統領=ギリシャのユーロ圏離脱リスクを過小評価しないよう警告。
独政府首席報道官=ギリシャのユーロ圏残留を引き続き追求。
シュタインマイヤー独外相=独とギリシャとの関係悪化を警戒。ギリシャはコミットメントの達成方法を明らかにすべき。
FOMC=市場では「忍耐強く」の文言が外れるとの見方もある。
ラガルドIMF専務理事=世界的な景気回復はあまりに鈍くぜい弱で不均衡。
ラガルドIMF専務理事=国・地域によって金融政策に相違が見られ、金融市場のボラティリティにつながるリスクがある。
トゥスクEU大統領=ウクライナ問題は、欧州は制裁によってロシアに対する圧力を維持する必要がある。
ドラギECB総裁=ユーロ圏は団結に対する疑いを晴らせていない。ユーロ圏は制度的なそして政治的な改革が必要。
2015年3月16日月曜日
2015年3月16日(月曜) 欧州・米国市場序盤の動き
2015年3月16日(月曜) 欧州・米国市場序盤の動き
ブルーマンデーなのか? 米雇用統計を前にしてうごけないのか?
とにかくやる気のない相場が続いていた。
独DAXは1.7%近く上昇、米株現物も開始直後から1%近く上昇。
しかし、米国市場に入り、米NY連銀製造業景気指数+鉱工業生産+設備稼働率+NAHB住宅価格指数と、全てが弱く、ドルは全面安。
EURUSDは、1.06台を復活。
GBPUSDは、1.48台へ続伸。
AUDUSDは、0.7670台上昇。
NZDUSDは、0.74台へ上昇。
USDCADは、1.2760~1.2810のレンジ。
USDJPYは、小幅下落するも121円を割り込めず。
円クロスでは円売りの流れが強まる。
※※※※※※※
USD 3月 NY連銀製造業景気指数=6.9(予想8.0 前回7.78)→ 予想外に弱い
USD 2月 鉱工業生産=前月比0.1%(予想0.2% 前回0.2→-0.3%)、設備稼働率=78.9%(予想79.5% 前回79.4→79.1%)→ 予想外に弱い
USD 3月 NAHB 住宅価格指数=53(予想56 前回55)→ 予想外に弱い
ブルーマンデーなのか? 米雇用統計を前にしてうごけないのか?
とにかくやる気のない相場が続いていた。
独DAXは1.7%近く上昇、米株現物も開始直後から1%近く上昇。
しかし、米国市場に入り、米NY連銀製造業景気指数+鉱工業生産+設備稼働率+NAHB住宅価格指数と、全てが弱く、ドルは全面安。
EURUSDは、1.06台を復活。
GBPUSDは、1.48台へ続伸。
AUDUSDは、0.7670台上昇。
NZDUSDは、0.74台へ上昇。
USDCADは、1.2760~1.2810のレンジ。
USDJPYは、小幅下落するも121円を割り込めず。
円クロスでは円売りの流れが強まる。
※※※※※※※
USD 3月 NY連銀製造業景気指数=6.9(予想8.0 前回7.78)→ 予想外に弱い
USD 2月 鉱工業生産=前月比0.1%(予想0.2% 前回0.2→-0.3%)、設備稼働率=78.9%(予想79.5% 前回79.4→79.1%)→ 予想外に弱い
USD 3月 NAHB 住宅価格指数=53(予想56 前回55)→ 予想外に弱い
2015年3月15日(月曜)
2015年3月15日(月曜)
今週は、ほぼすべてのコメントが示すように、今週18日のFOMCが今週のメイン・イベントで、どっちに転ぶのやら?
ドル買い利食っていればよかったのに! と反省するのか、ドル売りのポジションを維持してよかった! と自己を再評価するのか?
FOMC(辛抱強くなれるの文言)、FF金利予測、イエレン議長記者会見と、それぞれに上下変動することは間違いない!
ドル上昇の最大のケースは、FOMCで辛抱強くなれるの文言が削減され、FOMCメンバーのFF金利見通しで時期とペースが速まり、イエレン議長の記者会見で雇用と成長に満足し、将来のインフレを懸念し、早期利上げ期待を裏付ける発言をすることである。
この逆は、ドルにとって最悪。問題はこれらの混在!
やはり、利上げ近いぞ! と警戒信号を出しながら、その時期をぼかし、利上げ時のインパクトを弱めていく以外にはなさそうであるが?
※※※※※※※※※※
添付ファイルでは、3月6日と3月13日の週末金曜日終値の比較である。
主要通貨では、ドル全面高となったことがわかり、EURUSD3.2%下落が特に目立っている。
円クロスでは、円高。当然と言えばその通りで、EURJPYは2.74%下落しているが、NZDJPYだけは例外で若干のNZドル高となっており、この辺が今週の狙い目では?
商品では、原油価格は9.64%下落し、ドル指数は上昇している。
10年債利回りは、世界的に低下。独10年債利回りは33.33%も低下、日本だけは小幅上昇、なにか流れが変わってきている予感。
株価は、国によってばらばら。中国株は4.06%上昇、QE実施に独+欧州株+日本は上昇するも、新興市場国株は弱く、英国+豪州+HK+米国株は下落している。
※※※※※※※※※※
添付ファイルは、USDJPYとEURUSDの日々の変動率である。
USDJPYの変動率は低下を続け、上下ほぼ0.5%の範囲に収まっており、今週も上下0.5%を基準にした変動を予測した取引を考えたい。
EURUSDの変動率は、下げ=1.5%が続き、上げ=1.0%は単発的。思い切って1.5%下落水準で買いを、1.0%上昇水準で売りも選択肢。
今週は、ほぼすべてのコメントが示すように、今週18日のFOMCが今週のメイン・イベントで、どっちに転ぶのやら?
ドル買い利食っていればよかったのに! と反省するのか、ドル売りのポジションを維持してよかった! と自己を再評価するのか?
FOMC(辛抱強くなれるの文言)、FF金利予測、イエレン議長記者会見と、それぞれに上下変動することは間違いない!
ドル上昇の最大のケースは、FOMCで辛抱強くなれるの文言が削減され、FOMCメンバーのFF金利見通しで時期とペースが速まり、イエレン議長の記者会見で雇用と成長に満足し、将来のインフレを懸念し、早期利上げ期待を裏付ける発言をすることである。
この逆は、ドルにとって最悪。問題はこれらの混在!
やはり、利上げ近いぞ! と警戒信号を出しながら、その時期をぼかし、利上げ時のインパクトを弱めていく以外にはなさそうであるが?
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添付ファイルでは、3月6日と3月13日の週末金曜日終値の比較である。
主要通貨では、ドル全面高となったことがわかり、EURUSD3.2%下落が特に目立っている。
円クロスでは、円高。当然と言えばその通りで、EURJPYは2.74%下落しているが、NZDJPYだけは例外で若干のNZドル高となっており、この辺が今週の狙い目では?
商品では、原油価格は9.64%下落し、ドル指数は上昇している。
10年債利回りは、世界的に低下。独10年債利回りは33.33%も低下、日本だけは小幅上昇、なにか流れが変わってきている予感。
株価は、国によってばらばら。中国株は4.06%上昇、QE実施に独+欧州株+日本は上昇するも、新興市場国株は弱く、英国+豪州+HK+米国株は下落している。
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添付ファイルは、USDJPYとEURUSDの日々の変動率である。
USDJPYの変動率は低下を続け、上下ほぼ0.5%の範囲に収まっており、今週も上下0.5%を基準にした変動を予測した取引を考えたい。
EURUSDの変動率は、下げ=1.5%が続き、上げ=1.0%は単発的。思い切って1.5%下落水準で買いを、1.0%上昇水準で売りも選択肢。
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2015年3月15日日曜日
今週の為替相場を考える(3月16日~3月20日)
今週の為替相場を考える(3月16日~3月20日)
経済指標・今週の材料から
今週の重要度を考えランク付けをすると以下の通りと考えるが、3月18日と20日に重要なイベントが集中している。
1. FOMC、FOMC経済予測、イエレンFRB議長記者会見(3/18)
2. 英雇用統計(3/18)
3. BOE議事録(3/18)
4. 日銀金融政策決定会合、黒田日銀総裁記者会見(3/17)
5. スティーブンス豪中銀総裁講演(3/20)
6. カナダ消費者物価指数(3/20)
7. カナダ小売売上高(3/20)
8. ユーロ圏首脳会議(3/19-20)
9. 豪中銀議事録(3/17)
10.その他の米経済指標(16-29)
今週は、FOMCが最も重要視されている。今回はFOMCメンバーの経済予測も発表され、イエレンFRB議長の記者会見もある。「一粒で三度おいしいお菓子」ではないが、それぞれの内容に、為替相場は上下変動することは間違いない。
FOMCでは「辛抱強くなれる」の文言の有無? FOMCメンバーのFF金利見通しは前回分との変更点?それと、イエレンFRB議長の発言内容で、早期利上げによる景気への影響を懸念するのか? ドル高の弊害に関し発言の有無?
前回2月18日の英雇用統計は、「失業率は予想を下回り6年ぶりの低水準、失業者数は予想外に減少、週平均賃金はインフレ率を4か月連続で上回る」結果に、ポンド高へと動いたが、今回も注目度は高い。
BOE議事録では、政策委員会のメンバーはややタカ派になりつつあり、米国に次ぎ利上げ可能国との強みがある。しかし、5月7日の総選挙が近づくにつれて、市場のセンチメントは必ずしもポンドに対して強気になりきれずにいる。
つまり、先のスコットランドの英国からの独立を問う国民投票で、切迫した流れを忘れ去ることはできず、ポンドが売り込まれていた記憶を思い出し、ポンドロングの巻き戻しが始まっている可能性もある。
※※※※※※※
EURUSDは、170ポイント近い買戻しをしながらも、週終値ベースでも1.0500を割り込み、底値感がつかめない。ただ、相場であるから短期的な変動には限度があることも事実。今回のFOMCがその引き金となるのか? それとも、やはり、FRBは早期利上げを望んでいると、確認を持ち、1.000を目指して続落するのか? 非常に楽しみである。相場感は、1.0500以下の水準にまだ目が慣れず、やりすぎと思えてならない。
USDJPYは、最近は動きが鈍く、興味半減ながらも、緩やかなドル高、円安の流れは変わらず。政策担当者の話はUSDJPY120円、原油価格60ドルで止まってほしいとの声が多くなっており、クロスでの円買いが収まれば、再度上値トライ始まるが、円安のブレーキペダルを強める可能性は絶えず気にしている。
経済指標・今週の材料から
今週の重要度を考えランク付けをすると以下の通りと考えるが、3月18日と20日に重要なイベントが集中している。
1. FOMC、FOMC経済予測、イエレンFRB議長記者会見(3/18)
2. 英雇用統計(3/18)
3. BOE議事録(3/18)
4. 日銀金融政策決定会合、黒田日銀総裁記者会見(3/17)
5. スティーブンス豪中銀総裁講演(3/20)
6. カナダ消費者物価指数(3/20)
7. カナダ小売売上高(3/20)
8. ユーロ圏首脳会議(3/19-20)
9. 豪中銀議事録(3/17)
10.その他の米経済指標(16-29)
今週は、FOMCが最も重要視されている。今回はFOMCメンバーの経済予測も発表され、イエレンFRB議長の記者会見もある。「一粒で三度おいしいお菓子」ではないが、それぞれの内容に、為替相場は上下変動することは間違いない。
FOMCでは「辛抱強くなれる」の文言の有無? FOMCメンバーのFF金利見通しは前回分との変更点?それと、イエレンFRB議長の発言内容で、早期利上げによる景気への影響を懸念するのか? ドル高の弊害に関し発言の有無?
前回2月18日の英雇用統計は、「失業率は予想を下回り6年ぶりの低水準、失業者数は予想外に減少、週平均賃金はインフレ率を4か月連続で上回る」結果に、ポンド高へと動いたが、今回も注目度は高い。
BOE議事録では、政策委員会のメンバーはややタカ派になりつつあり、米国に次ぎ利上げ可能国との強みがある。しかし、5月7日の総選挙が近づくにつれて、市場のセンチメントは必ずしもポンドに対して強気になりきれずにいる。
つまり、先のスコットランドの英国からの独立を問う国民投票で、切迫した流れを忘れ去ることはできず、ポンドが売り込まれていた記憶を思い出し、ポンドロングの巻き戻しが始まっている可能性もある。
※※※※※※※
EURUSDは、170ポイント近い買戻しをしながらも、週終値ベースでも1.0500を割り込み、底値感がつかめない。ただ、相場であるから短期的な変動には限度があることも事実。今回のFOMCがその引き金となるのか? それとも、やはり、FRBは早期利上げを望んでいると、確認を持ち、1.000を目指して続落するのか? 非常に楽しみである。相場感は、1.0500以下の水準にまだ目が慣れず、やりすぎと思えてならない。
USDJPYは、最近は動きが鈍く、興味半減ながらも、緩やかなドル高、円安の流れは変わらず。政策担当者の話はUSDJPY120円、原油価格60ドルで止まってほしいとの声が多くなっており、クロスでの円買いが収まれば、再度上値トライ始まるが、円安のブレーキペダルを強める可能性は絶えず気にしている。
2015年3月15日(日曜) 最新のIMMポジション(3月10日集計分)から
2015年3月15日(日曜) 最新のIMMポジション(3月10日集計分)から
最近のIMMポジションを見ていると、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)のポジションの合計のネットショートは、-399,792コントラクトと、前週の-359,655から通貨のショートが40,137増加している。
また、当日の終値をコントラクトをドルベースで換算すると、$40,959,830,473から$43,573,874,306へと増加しドル相場を示している。
全体でみると、ドルベースのドルポジションは、2月3日の週から低下傾向が続いていたが、ようやく上昇へと変化している。
各通貨のコントラクトの変化をみると、スポット市場と同じく、QE実施のユーロのショートが拡大、そして、利下げ観測が続く、豪ドルのショートの拡大が目につく。
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各通貨のコントラクトの変化は、以下の通り。
円は、-52,521→-59,387(-6,866)
ユーロは、-172,389→-181,073(-8,684)
ポンドは、-26,908→-32,591(-5,683)
スイスフランは、-6,062→-8,380(-2,318)
カナダドルは、-38,863→-39,030(-167)
豪ドルは、-61,545→-76,851(-15,306)
NZドルは、-1,367→-2,480(-2,480)
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ドル換算した全体のポジションに占める各通貨ペアの割合は、以下の通り。
ユーロは、58.8%→55.6%へと低下
円は、13.4%→14.1%へ上昇
豪ドルは、11.7%→13.4%へ上昇
ポンドは、6.3%→7.0%へ上昇
カナダドルは、7.6%→7.1%へ低下
スイスフランは、1.9%→2.4%へ上昇
NZドルは、0.3%→0.4%へ上昇
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