2015年9月1日火曜日

2015年9月1日(火曜)昨日8月30日 海外市場の動き

2015年9月1日(火曜)昨日8月30日 海外市場の動き

米株は下落、米金利は上昇、原油価格は大幅上昇。USDCAD=下落しCAD上昇、GBPUSD+AUDUSD+NZDUSD=下落、USDJPY+EURUSD=横ばい。

今日から、9月がスタート。先週末はジャクソンホールの年次シンポジュームからの発言も、為替相場に大きなインパクトは与えず。昨日は月末の特殊要因も変動は鈍く、USDJPYとEURUSDは狭いレンジで推移。

目立ったのは、カナダドル高+ポンド安。
USDCADは1.3320→1.3140台へ下落 ⇒原油価格の大幅上昇にCAD買いが強まる。、
GBPUSDは1.5420→1.5340まで下落 ⇒カーニーBOE総裁のタカ派発言にも、英製造業の47%は中国経済の鈍化を懸念、利上げ開始時期が2016年第1四半期→第3四半期へ延期されるとの思惑が強まる。

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AUDUSDは0.7140→0.7080台まで下落 ⇒1日の豪中銀金融政策待ちで下落幅は限定的。
NZDUSDは0.6420→0.6320まで下落 ⇒リスク回避の動きが再開。
USDJPYは121.10~121.40のレンジ ⇒日本の景気鈍化懸念が広まるも、動きは鈍い。
EURUSDは1.1180~1.1240のレンジ ⇒クロスのEUR買(除くEURCAD)いが強まるも、対ドルでは動きは鈍い。

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中国の人民元+株価対策が強まる。

李克強中国首相(先週末)=中国人民銀行が人民元を月2.8%下落することを容認した後、元相場が引き続き下落する根拠はない。人民元は合理的で均衡した水準で基本的に安定し続けることが可能。

証券監督管理委員会、財政省、国有資産監督管理委員会、銀行業監督管理委員会(銀監会がウェブサイトに共同声明=国内株式市場の支援に、上場企業に合併を促すとともに、配当、自社株買いを行なうよう指示。

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米金利先物市場では、フィッシャーFRB議長のタカ派発言後も大きな変化なし。

米金利先物=利上げ確率、9月28%、12月56%と、フィッシャーFRB議長のタカ派発言後も変化なし。逆に、翌日物金利スワップ(OIS)では、9月37%、12月78%と高い。

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15:00 GER 7月 小売売上高=前月比1.4%(予想1.0% 前回-2.3→-1.0%)、前年比3.3%(予想1.5% 前回5.1→5.2%)→ 予想より強い

16:00 CHF 8月 KOF先行指数=100.7(予想99.0 前回99.8)→ 予想を上回る

18:00 EUR 8月 消費者物価指数・速報値=HICP前年比0.2%(予想0.1% 前回0.2%)、HICPコア前年1.0%(予想1.0% 前回1.0%)→ 前年比は予想を若干上回る

21:30 CAD 第2四半期 経常収支=-174億カナダドル(予想-169.0億カナダドル 前回-175.0→-182億カナダドル)→ 赤字額が予想を上回る

22:45 USD 8月 シカゴ購買部協会景気指数=54.4(予想54.7 前回54.7)→ 予想と前回を若干下回る

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