2015年8月31日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き
いよいよ明日から9月、今日は8月最後の営業日。
欧州市場は英FTSEを除き、総じて下落。FRBの9月利上げ期待は引き続き残り、中国経済の鈍化を危惧、株安の流れに、米国市場に入ると米株は-0.58%下落からスタートし、徐々に値を下げている。
週明けの為替市場は、総じて小動きで勢いは弱いものの、ドルは全面高。中国株安の影響なのか、AUD+NZD+CAD売りが目立ち、市場全体に不確実性の高い状態が続く。
人民元安+株安からの、先週続いた人民元高+株買いの流れはどう変化するの? 日々、株価や債券利回りを気にしながら、早くも週末の米雇用統計を意識せざるを得ない状態なのかもしれない。
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日本の鉱工業生産は予想外に弱くマイナスへ、成長の鈍化を危惧。前月比-0.6%(予想0.1% 前回1.1%)。
NZのANZ企業景況感は前月よりマイナス幅が拡大、NZドル売りが強まる。-29.1(予想 前回-15.3)、
独小売売上高は予想より拡大し、前月分も上方修正するも、EUR売りが一時強まる。前月比1.4%(予想1.0% 前回-2.3→-1.0%)
ユーロ圏CPIは前月と変わらずだが、予想より上昇。前年比0.2%(予想0.1% 前回0.2%)
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英製造業団体EEF=284社対象の調査では、製造業の47%が中国経済の急速な鈍化を懸念し、10社に1社は事業計画を見直す。
中国国家外為管理局(SAFE)=7月の中国のサービス貿易収支は-176億ドル(前月-149億ドル)と赤字幅は拡大へ。
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