昨日4日 海外市場の動きから
これで週末の重大イベントは終わり、9月7日の連休明けの中国株がテーマとなる。米国市場が休場で最悪のタイミングで市場が混乱しないことを祈るだけ。
米雇用統計は、投機筋の思惑をさらに複雑にさせる。
米雇用統計は、タカ派のラッカー・リッチモンド連銀総裁が言うように「労働市場のスラックは危機前レベルに縮小」、まずまずの数字のように思えてならない。
これで、FRBが利上げの是非をめぐる判断は、国内要因より外的要因への配慮の有無にかかってくる。 停滞気味の中国・新興市場国・日本+欧州経済の悪影響が、米国本体に振り返ってくるのか? こないのか? 新興市場国からはいろいろ注文があったようである。
市場は困惑しているが、この心配がなければ、9月でも12月でも利上げすること自体はFRBの責務で、他国の金融政策にどうのこうの配慮したいり、影響を受けることもないのであろう。
FRBの利上げ開始は、長期的利上げサイクルのスタートと考えるが、複数のFRB理事や連銀総裁が言うとおり、超低金利からふつうの低金利に戻すことから始まる。
ただ、見る限り、FRB内でも意見はばらばら! そうなれば、部外者で関係ない市場参加者が自信を持って、「ああでもない、こうでもない」と考えるのは勝手だが、どうなるのか分からず。
だらか、最近のコメントには、「9月17日のFOMCまでの指標の結果を見極めてから判断する」とのコメントが目立つ。
株価変動からくる為替相場の変動はしばらく、止みそうにない。
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