2015年9月3日木曜日

2015年9月3日 昨日2日、海外市場の動き

2015年9月3日 昨日2日、海外市場の動き

FRBの米地区連銀経済報告は、世界経済の減速と原油価格の下落を懸念するも、「労働市場も最大雇用の域へ達し、米経済の拡大を示唆」。米経済の強さが示された。

ただ、米非農業部門労働生産性は上方修正されるも、単位労働コストは大幅下方修正され、ADP雇用統計は前回より拡大するも予想に届かず、製造業受注指数は弱い。

NYダウは1.82%上昇、米10年債利回りは一時2.19%台へ上昇、WTIは46ドル台へと小幅上昇。市場は弱いリスクオンの流れへ。

USDJPYはレンジ相場。米株高にも底値は固く、119.70~120.30のレンジで動けず。

EURUSDは続落。ギリシャ総選挙で与党支持率は低下、ECB理事会を3日に控え、弱さが目立つ欧州経済のリスクを解消できず続落、1.1290→1.1220を一時割り込む。

GBPUSDはレンジ相場。EURGBPの買いも強く1.5270割れで下げ止まり、1.5270~1.5320のレンジ。

AUSDUSDはレンジ相場。0.7000の大台を割り込むも、株高+原油高に0.6980台で下げ止まり、0.6990~0.7050のレンジ。

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USD 8月 ADP雇用統計=19.0万人(予想20万人 前回18.5→17.7万人)→ 予想を下回り前回分も果歩修正へ

USD 第2四半期 非農業部門労働生産性・確報値=前期比年率3.3%(予想2.8% 前回1.3%)、単位労働コスト=前期比-1.4%(予想-1.0% 前回0.5%)→ 単位労働コストが大幅にマイナスへ

USD 7月 製造業受注指数=前月比0.4%(予想1.0% 前回1.8%)→ 予想を下回る

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米地区連銀経済報告(ベージュブック)=7月~8月中旬の米経済は、総じて大半の地域や分野で拡大。

米地区連銀経済報告(ベージュブック)=米国の労働市場が最大雇用の域に近づいているが、中国は世界経済に大きな影を落としている。

米地区連銀経済報告(ベージュブック)=世界的な経済減速への懸念は原油価格の重しになっており、物価の伸びはしばらく、2%を下回って推移するとみられる。

ギリシャ総選挙の世論調査=与党・急進左派連合(SYRIZA)の支持率が主要野党
・新民主主義党(ND)を下回った。

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