2015年9月3日木曜日

今日の朝に思うこと!


今日の朝に思うこと!

今日・明日と中国市場は抗日戦勝70周年記念日で休場となり、中国株の影響は心配なさそうである。相変わらず米株が上昇してNY市場が終わると、朝一番の行動は円売りから入り、利食いで終わる流れが多い。

中国株だが、さる7月8日、習国家主席がBRICS首脳会議に出席するため、ロシア行きの飛行機に乗る直前に、株価を上げるようにし指示、一時株価は上がったが、その後の急落につながったと言われている。

今回、市場の単なるうわさで真贋は不明ながら、今回の抗日戦勝70周年記念日を前にして、株価を上げるように指示したのでは? との意見も見られた。

市場の関心は、しばらく中国株から離れ、来週月曜日の中国株を心配する動きと、今日のECB理事会とドラギECB総裁の記者会見と、明日の米雇用統計に焦点が当てらている。

ご存じのとおり、ECB理事会では政策金利の据え置きはほぼ間違いないと思われる。直近では、ECBのハト派傾向を期待し、EUR相場に織り込んでいるように思える。それでも、明確な金融緩和を示唆するような発言は、期待していない。

ただ、最近の欧州経済の弱さやギリシャ総選挙の事前調査から、心配の種は尽きず、ややハト派な発言がある可能性はあり、それは、既に市場で織り込み済みとなっている。

明日の米雇用統計が仮に強ければ、9月の利上げ期待が強まり、緩やかな利上げ開始期待が広まることだろうが、逆に弱くとも12月の利上げ期待はそう簡単に消えそうにない。

結局、どっちに転んでも、ドルは最終的に強そうである。


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