2015年5月2日土曜日

2015年5月2日(土曜) 昨日1日、海外指標の動き

2015年5月2日(土曜) 昨日1日、海外指標の動き

週末金曜日、メーデーで欧州市場の多くは休日。
動きにくい中で、弱い米経済指標にも米金利は上昇、ドルの買い戻しが強まるが、
週末のポジション調整なのか? トレンドの変化なのか? よくわからず! 
結局は、来週に持越しへ!

テクニカルでは中期的にドル売りがスタートしているも、
長期的な変化はいまだ確認できず。

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USDJPYは、120円台を維持し一時120.30円近くまで円売りの流れが続くも、118.50~120.50円のレンジの中。日本の全国CPI、コアコアは前年比2.1%(予想2.0 前回2.0)で若干強いものの、先行指数となる東京都区部CPI、コアコアは前年比0.0%(予想0.2 前回1.7)とあまりにも弱く、今後の日銀の対応を注目したい。また、米株が大幅に上昇した影響は、来週明け株高=円売り? となるのか? 金曜日は日本株安=円売りとなっていたこともあり、よくわからず。たぶん、円売り?

AUDUSDは、NZDUSDの売りの影響もあり弱く、中国の国家統計局の製造業PMIは50.1(予想50.0 前回50.1)と何とか50を維持、サービス業PMIは53.4と前回53.7から低下。相変わらず中国の景気減速が目立ち、AUD売りの圧力が強まるが、何とか0.7800台を維持、0.7750を割り込むとちょっと・・・・・・!!

EURUSDは、欧州市場では、独債券利回りの上昇はここ数日激しく、急速に米独の金利差が縮小し、ギリシャ債務交渉団の入れ替えによる合意期待の高まりに、ユーロの買い戻しが活発で、EURクロス+EURUSDの買いに1.1300の大台を狙う。しかし、週末で後もなく、米金利の上昇に米国市場では売りへと変化。EURGBPは0.74台の大台を達成できるか? これは、EURUSDと、GBPUSDの相場にとって非常に重要で、これだけは注意してみていきたい。

GBPPUSDは、英製造業PMIは51.9(予想54.6 前回54.0)と弱すぎ、BOE住宅ローン承認件数は61,341件(予想62,500 前回61,523)と弱く、EURGBPの買いが強く、欧州市場をピークにし、GBP売りの流れが始まる。こちらもAUDUSDと同じく、重要なポイントとなる1.5100を維持、1.5050を割り込むとちょっと・・・・・・!! 

USDJPYは、米製造業PMIは54.1(予想54.2 前回54.2)と弱く、米ISM製造業景況指数は51.5(予想52.0 前回51.5)と弱く、ミシガン大学消費者信頼感指数は95.9(予想96.0 速報95.9)と強さは感じられず、米建設支出は-0.6%(予想0.5 前回0.0)と弱く、引き続きドル売りへとプレッシャーを与えている。

NZDUSDは、(23日+30日=利上げ期待遠のき+NZドル安誘導)に上値が重くなっている。AUD(22日=強いCPI)=による買いから売りへと変化、0.7500台をボトムに何とか下げ止まる。今後は0.7500の大台が維持できるか? 注目。

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メスター・クリーブランド連銀総裁=利上げが適切となる時期が近付いており、次回の6月を含め、すべての会合で利上げを決定する可能性がある。

ウィリアムズSF連銀総裁=政策は今後数年で正常化。

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2015年5月1日金曜日

2015年5月1日(金曜)アジア・欧州市場前半の動き

2015年5月1日(金曜)アジア・欧州市場前半の動き

英国市場は活発に取引をしているものの、メーデーのため多くの欧州市場はクローズし、週末金曜日と重なりどうも力が入らない。

注目は、「弱い米第1四半期GDP」+「利上げ延期+ドル高懸念観測が強まったFOMC」が過ぎ、ドル売りの流れが続いていることである。米株は低下し、米金利は上昇し、ドル売りのトリプル安。

市場参加者は、テクニカルだけを見るとドル売り相場へと変化していると思っていると想像するが、ドルロングの巻き戻し以外、明確は相場反転の要因は乏しく、どうしても考えにくいと思っている。

もっとも、独債券利回りの上昇は激しく、急速に米独の金利差が縮小し、ギリシャ債務交渉団の入れ替えによる合意期待の高まりに、ユーロの買い戻しが活発になっていることも事実であるり、EUR買いで損を出すまでは、EURクロス+EURUSDの買いで攻めてくるだろうが、どこまで有効なのかどうしても疑問。

NZDUSDは、(23日+30日=利上げ期待遠のき+NZドル安誘導)に上値が重くなっている。AUD(22日=強いCPI)=による買いから売りへと変化、今日も上値は重いが、底堅く上値余地を残している。NZ中銀はうまく相場をコントロールしているように思えてならない。もっとも、USDJPYよりはましそうであるが!

GBPUSDは、やる気のない相場で、弱い英経済指標にGBP売りが強りが目立ち、唯一気勢をはいている。英BOE住宅ローン承認件数は61,341件(予想62,500件)と予想外に弱く、製造業PMIが51.9(予想54.6 前回54.4→54.0)と、これも予想外に弱く、GBP売りが強まる。

これも、EURGBPの流れを考えれば、ギリシャへ新交渉団への期待が強く、EUR買い戻しの中で、GBPUSDの上値は重くなっていると考える。EURGBPは0.74台の大台を達成できるか? これは、EURUSDと、GBPUSDの相場にとって非常に重要で、これだけは注意してみていきたい。(※EURGBP Dailyチャート参照)


5月 1日 (金) 23:00 ISM製造業景況指数(取引通貨ペア USDJPY)

5月 1日  (金) 23:00 ISM製造業景況指数(取引通貨ペア USDJPY)


≪説明≫
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ドル売りの流れから、ややドル相場は持ち直していますが、USDJPYは相変わらず方向性が見られず、レンジ相場が続いています。

米国発の経済指標も強弱が混在しており、また、円相場は、円クロスの影響を強く受け始めており、USDJPY自体では底堅い展開が続いていますが、主要通貨でのドル売りの流れに、どこまで上昇することができるかも疑問です。

また、円ショートポジションも調整が続いていた影響で、相場を極端に円高方向へと動かすほどの、ポジションも考えにくく、相変わらずレンジ相場が続く可能性があります。


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1時間チャートでは、119.20~119.90のレンジに入り、底値は切りあがり、120円台を試す勢いが有りますが、Dailyチャートは、118.50~120.00円のレンジに収斂しながらも、上値が徐々に切り下がっていることが気になります。

直近のレンジとなる118.60~120.30円から、短期的には何処まで上値を試すことができるか? そして、達成・失敗した後の、売りへの変化も考えなければなりません。



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今回のISM製造業景況指数の予想は52.0で、前回51.5から増加が見込まれています。

過去26回のデータでは、予想と実際との差は、最大で4.7、平均で1.4となっており、予想との差が比較的大きな指標となっています。

過去19回のデータでは、USDJPYで発表直後15分の変動をみると、最大44pips(高値-安値)で、平均では24pipsと、それほど、大きな変動とはなっていません。

金曜日の週末、午後10時30分からスタートする、米現物株の影響やフィキシングの影響を受ける可能性によっては、より変動が高まることが予想されますが、円相場に限っては上下の変動幅は限定的と考え、上下のターゲットを決めた順張りをまず、考えたいと思います。


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≪今回の予想と前回の数字≫
ISM製造業景況指数=予想52.0 前回51.5、

≪過去26回の予想と実際との差≫
Max=4.7
Min=0.0
Ave=1.4

≪USDJPY 過去19回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max44pips
Hi-low=Min12pips
Hi-low=Ave24pips

Open-Hi=Max32pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave12pips

Open-Low=Max44pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave12pips

2015年5月1日(金曜)昨日4月30日 海外市場の動き

2015年5月1日(金曜)昨日4月30日 海外市場の動き


基本は久しぶりにドル高!  EUR+CHFを除き、他の主要通貨ではドルの買い戻しが強まる。

前日の「予想通り弱い米GDP」+「煮え切らないFOMC」によるドル売りも弱まり、強い新規失業保険申請件数+月末のドルショートポジションの巻き戻しが強まった。

また、EURは、「ギリシャ債務交渉の合意期待」にギリシャ債は買われ、まずまずの「ユーロ圏経済指標に」+月末のEURショートの巻き戻し+EURクロスの買戻しと相まって、EURの買い戻しが強まる。

JPYは、日銀の「金融政策据え置き」+黒田日銀総裁の「追加緩和は考えていない」は予想通りながら、一部期待が裏切られ、日経平均株の急落に、なぜか、円売りが目立つも、120円台達成できず。

ただ、「米株の下落」や「アトランタ地区連銀(GDPnow)=米第2・四半期の米経済成長率が「0.9%」となる弱気な見通しがドル買いを削ぎ、ドルの先行きは不透明。

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米株は下落、(DJIAは17840.52 -195.01-1.08%)
原油価格は上昇(WTI 59.52+0.94+1.60%)
米10年債利回りは2.04%とほぼ変わらず
DXYは94.8040(-0.41-0.43%)と、EURUSDの上昇に7日連続して以下。

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USDJPYは、日銀の追加緩和が裏切られるも、118.50円の壁は固く、連休前に株価は大幅下落。119.50円を上抜け一時119.90円近くまで続伸、ロンドンフィキシングを過ぎ、120円を前に上げ止まり、119.30円割れまで値を下げる。

EURUSDは、欧州市場に入り、弱い独小売売上高+独雇用統計+ユーロ圏・独雇用統計+ユーロ圏CPI+スペインGDPなどを消化し、一時1.1240台まで上昇するも、逆に1.1120近くまで下落。ギリシャ問題の好転期待にギリシャ債利回りは低下し、ドル高の中でも、EURGBP+EURAUD+EURJPYなどのクロスでEURの買い戻しが続き、1.1120~1.1220の100ポイントのレンジで上下から、終盤にかけ一時1.1260台まで続伸。高値水準でも取引が続いている。

NZDUSDは、早朝の、NZ中銀の金融政策据え置き、声明で「現時点では利上げを検討せず」、「需要が弱まれば利下げが正当化される可能性」、「NZドル高は正当化できず、持続不可能」 → NZD売りが強まり、0.7700→0.7600台へと急落、一日を通じて0.7580~0.7640のレンジで上値の重い展開が続いた。

GBPUSDは、欧州市場に入り、一時1.5490近くまで上昇するも、EURGBPの売りが強く、逆に1.5400を割り込み、1.5300台まで続落、ドル買いの流れをリード。

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15:00 GER 3月 小売売上高=前月比-2.3%(予想0.5% 前回-0.5%→-0.1%)、前年比3.5%(予想3.2% 前回3.6→3.3%)→ 予想外に弱く、2013年12月依頼で最大マイナす、結果にも、EURUSDの売りは極めて限定的

16:00 CHF 4月 KOF景気先行指数=89.5(予想91.5 前回90.8→90.9)

16:00 ESP 第1四半GDP・速報値=前期比予想0.9%(予想0.8% 前回0.7%)、前年比2.6%(予想2.5% 前回2.0%)→ 予想を上回る

16:55 GER 4月 雇用統計: 失業率=6.4%(予想6.4% 前回6.4%)、失業者数=-0.8万人(予想-1.5万人 前回-1.5→-1.4万人)→ 失業者数の減少幅が予想より伸びず

17:00 EUR 4月 ECB月報=ユーロ圏経済は第1四半期に引き続き拡大。ユーロ圏の失業の減少は緩やかなペース。世界経済データは着実な成長の動き示す。

18:00 EUR 3月 雇用統計: 失業率=11.3%(予想11.2% 前回11.3%)

18:00 EUR 4月 消費者物価指数・速報=前年比0.0%(予想0.0% 前回-0.1%)、コア前年比0.6%(予想0.6% 前回0.6%)→ 前年比は予想通りながら前月のマイナスから回復

21:30 CAD 2月 月次 GDP=0.0%(予想-0,1% 前回-0.1%)、前年比2.1%(予想1.9% 前回2.4%)

21:30 USD 第1四半期 雇用コスト指数=前期比0.7%(予想0.6% 前回0.6→0.5%)

21:30 USD 3月 個人所得=前月比0.0%(予想0.2% 前回0.4%)、個人消費支出=前月比0.4%(予想0.5% 前回0.1→0.2%)、個人消費支出・物価指数(PCEデフレーター)=前月比0.2%(予想0.2% 前回0.2%)、前年比0.3%(予想0.4% 前回0.3%)、PCEコアデフレーター=前月比0.1%(予想0.2% 前回0.1%)、前年比1.3%(予想1.4% 前回1.4%)→ 個人所得は予想より弱く、個人消費支出は予想を下回るも、前月より上昇、コア前年比は予想より弱く、前回と変わらず

21:30 USD 新規失業保険申請件数=26.2万件(予想29万件 前回29.5→29.6万件)

22:45 USD 4月 シカゴ購買部協会景気指数=52.3(予想50.0 前回46.3)

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スイス中銀=第1四半期にスイス高で300億スイスフランを損失。1月15日のEURCHF1.20の防衛ラインを撤廃した理由とも思われる。

スイス中銀=中銀の為替ポジションでは293億スイスの損失、投資通貨全体での為替差損は411億フラン、金準備は10億フラン

ギリシャのユーロ離脱のリスク=調査会社のセンティックスは、投資家のほぼ半分がギリシャが1年以内にユーロ圏から離脱すると予想。一方、ユーロ圏全体に影響が波及するリスクを測る指数は過去最低となっている。

ギリシャ政府=主要港湾の株式売却を検討

日銀金融政策決定会合=金融政策の現状維持を8対1で決定。木内登英審議委員前回と同じくマネタリーベースと長期国債の年間増額ペースを45兆円に減額するよう提案し、反対多数で否決。

黒田日銀総裁=今の段階での追加緩和は考えていない。物価の基調に変化が生じて必要なら、ちゅうちょなく調整を行う

半年に1度の経済・物価情勢の展望(展望リポート)=2015年度の物価0.8%に下方修正、2%達成は2016年度前半に後ずれ

日経平均株価は大幅下落=弱い米第1四半期GDP、米株株の下落、日銀追加緩和なしで、利食いが活発になる

NZ中銀=政策金利3.50%の据え置きを決定、予想通り。

NZ中銀=現時点では利上げを検討せず。需要が弱まれば利下げが正当化される可能性を指摘。NZドル高は正当化できず、持続不可能 → NZD売りが強まる。

NZ中銀=過去数か月間は、据え置きを意味する中立的な政策スタンスを取っていたが、今回は利下げに繋がる要因を具体的に指摘。市場の予想は次回は0.25%の利上げで、2016年半ば以降を予想していた。

アトランタ地区連銀(GDPnow)=米第2・四半期の米経済成長率が0.9%となる見通し。

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2015年4月30日木曜日

4月30日 (木) 21:30 カナダ月次GDP (取引通貨ペア CADJPY)

4月30日  (木) 21:30  カナダ月次GDP (取引通貨ペア CADJPY)


≪説明≫
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米第1四半期GDP・速報値の発表も、予想通り悪い結果で終わり、FOMCは、利上げ開始時期が9月以降、12月近くへとずれ込む見通しが強まっています。ただ、米金利の上昇と、既に弱い第1四半期GDPは相場に織り込み済みで、昨日は、FOMC後にはドルの買戻しが強まっていました。

カナダのGDPは2月のGDPで、既に第1四半期に入っており、弱さが目立っていますが、原油価格が下げ止まり、上昇へと変化していることや、ドル安の流れに、為替相場ではUSDCADの上値は重く、テクニカルではドル売りの流れをリードした動きが続いています。

USDCADは、1.2100、1.2300を割り込み、ついに1.20の大台を割り込み続落。1時間チャートでは、1.2050~55にポイントがあり、1.2155~60の上値は重くなっており、ダウンサイドのリスクが続いています。

CADJPYは、USDJPYがレンジで動けず、やや上値が重くなり円高へと動くなが、上昇トレンドを維持し、98.70、98.07円が重要なポイントになっていますが、今現在では98.70円を割り込み、下落傾向が続いています。

今までの、カナダGDPでは、発表直後の変動が多きいことから、今回も上下のポイントで逆指値を狙うよりも、順張りのストップエントリーで、売りと買いを考えたいと思います。

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今回のカナダ月次GDPは、予想-0.1%と前回-0.1%と変わらずの予想となっています。

過去23回のデータでは、予想と実際との差は、最大0.5%、平均では0.10%となっており、月次のデータだけに、ちょっと下振れも影響が大きくなります。

過去23回の、CADJPYで発表直後15分間の値動きは、最大69pips(高値-安値)で、1月30日に達成されており、3月も48pipsと変動が高くなっていますが、平均では、27pipsと大きな変動とはなっていません。

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≪今回の予想と前回の数字≫
月次GDP=予想-0,1% 前回-0.1%

≪過去23回の予想と実際との差≫
前月比
Max=0.50%
Min=0.00%
Ave=0.10%

≪CADJPY 過去23回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max69pips
Hi-low=Min10pips
Hi-low=Ave27pips

Open-Hi=Max48pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave17pips

Open-Low=Max69pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave10pips


2015年4月30日(木曜)昨日29日、海外指標の動き

2015年4月30日(木曜)昨日29日、海外指標の動き

ドル全面安! 世界的な金利の上昇は気になる。これで、ドル売りが収まるのか、さらに拡大するのか? 今日の米国市場を、一時に見守る必要がある。

米GDPは前期比年率0.2%と弱く、FOMCは「労働市場は弱含みで景気減速」で12月へと利上げ先送り感が強まり、ドル高による成長抑制をも指摘され、ドル売りの材料ながら、

実際には、弱い米GDPを含め、すでに十分ドル売りを加速させており、6月の利上げも排除せず、経済活動と労働市場の見通しリスクは均衡と、指標によっては早期利上げも完全に排除せず。逆に、米金利は上昇し、米株は下落し、ドル買いへと変化。

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米金利は上昇し(10年債利回り=2.05%+0.04%)
米株は下落(DJIA=-74.61ドル -0.41%)
原油価格は上昇、WTI58.50(+1.44ドル)
金価格はゲラk、1204.40(-9.50ドル)(
ドル売りへ(DXY=95.226-0.87ドル)
ユーロ圏の株価は大幅上昇(EURO STOXCX50=-2.65%)

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EURUSDは、欧州市場では、ギリシャ債務交渉団の新メンバーを期待し、EURSEKの売り+弱いユーロ圏景況感指数にも、業況判断指数は強く、ECBのELA14億ユーロ拡大し、債券利回りは上昇、1.10の大台を達成。弱い米GDPに上昇が加速し、FOMC前に1.1180台へ上昇、FOMC後いは1.110台を一時割り込むも、上昇力を維持。

USDJPYは、欧州市場の119.30台を高値に、弱い米GDP+FOMCに118.60円へ下落、FOMC後には119.10円まで上昇。結局は118.50~119.50円のレンジを抜け出せず、ただし、ドル売り流れに上値は重く、円クロスでの円売りに底値も固い。

GBPUSDは、1.5340台をボトムに、1.5400台の売りを消化し、弱い米GDPに上昇が加速し、FOMC前に1.55直前まで上昇、FOMC後には一時1.5400を割り込むも上昇力を維持。

AUDUSDは、0.7970台をボトムに、弱い米GDPに上昇が加速し、FOMC前に0.8070台へ上昇、FOMC後には、0.8010台へ値を下げる。

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米第1四半期GDP・速報値=前期比年率=0.2%(予想1.0% 前回2.2%)、個人消費が弱含みで、原油安でエネルギー関連の投資が鈍化、米西海岸の港湾労働争議、ドル高で経済活動が弱まる

FOMC=政策金利を0.0%~0.25%に据え置く。 一過性の要因を一部反映して、【労働市場は弱含みで景気減速】→ 最近の景気の急速な減速は、次回6月以降も利上げが難しいことを示唆。利上げは今後の指標次第で、9月より12月の予想が増える、
FOMC=全会一致で決定。3月の声明とは異なり、次回会合での利上げを実施する可能性を事実上排除せず。
FOMC=経済活動と労働市場の見通しに対するリスクがほぼ均衡
FOMC=雇用の増加ペースは緩やかになり、失業率は横ばいが続いた。消費者心理は高い状態が維持されている。企業の設備投資が軟化し、住宅セクターの回復は緩慢なペースにとどまった。
FOMC=家計支出の伸びは鈍化。エネルギー価格の下落に、家計の実質所得は力強く伸びた。
FOMC=企業の設備投資が軟化し、住宅セクターの回復は緩慢なペースにとどまった。
FOMC=輸出は減少した。
FOMC=ンフレ率は、エネルギー価格の下落と輸入品の値下がりを反映し、中長期的な目標を下回る水準が続いた。
FOMC=市場に基づくインフレ調整指標は依然低水準で、調査に基づく中長期的なインフレ期待の指標は引き続き安定
FOMC=ンフレ率は短期的には最近の低い水準にとどまるが、労働市場が一層改善し、エネルギー価格と輸入価格の下落による一時的な影響がなくなるのに伴い、中期的に2%に向けて徐々に上昇する

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2015年4月29日水曜日

4月29日 (水) 21:30 米第1四半期 GDP・速報値  (取引通貨ペア USDJPY)

4月29日  (水) 21:30 米第1四半期 GDP・速報値  (取引通貨ペア USDJPY)


≪説明≫

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今日は、この米GDP発表後に、FOMCという最大のイベントが控えており、どこまで積極的に相場を動かすことができるのか、やや疑問でもあります。

最近の米経済指標の弱さが目立ち、第1四半期の成長鈍化もある程度、現状の相場に織り込まれていることも事実ではないでしょうか?

特に、円相場は日銀の金融政策決定会合を明日に控え、USDJPY相場の急変動を考えることも難しいと思われ、上下のポイントを考えならが、逆張りの取引を考えたいと思います。

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USDJPYの1時間、8時間チャートでは、119.30円と、119.50円、119.77円にポイントがあり、118.80円をベースに、このレンジとした値動きが考えやすくなっています。

サプライズがあるとすれば、118.50円~120.50円のレンジを抜け出すことですが、よほど予想外の数字とならなければ、その可能性は低いと考えられます。

仮に、その水準を抜け出せば、短期投機筋のストップは入りやすいのですが、中期的に考えれば、買い時、売り時と思っている人も多そうで、相変わらず動かない相場を予想せざるを得ません。

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今回のGDP予想は、前期比年率1.0%と前回2.2%からスローダウンが予想されています。

過去26回のデータでは、前期比年率の予想と実際との差は、最大1.2%、平均で0.4%の差となっており、0.7%超の差となれば変動が高くなっています。

過去18回のデータでは、USDJPYで発表15分間の変動は、最大59pips(高値-安値)、平均で23pipsと、それほど大きな値動きとはなっていません。

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≪今回の予想と前回の数字≫
前期比年率=予想1.0% 前回2.2%

≪過去26回の予想と実際との差≫
前期比年率
Max=1.2%
Min=0.0%
Ave=0.4%

≪USDJPY 過去18回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max59pips
Hi-low=Min7pips
Hi-low=Ave23pips

Open-Hi=Max57pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave16pips

Open-Low=Max29pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave7pips


2015年4月29日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2015年4月29日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

円安全面安。EURUSD+GBPJPYは上昇、AUDUD+NZDUSDは下落、USDCADは動けず。

特に相場を動かす強い材料は見当たらず、目先のストップやテクニカルポイントをつけに
無理やり動かしているようにも思えてならない。

基本は、今晩、明日の未明の結果で全てが変化するリスクを秘めており、ポジションをキャリーしようなど、決め打ちする投機筋は少ない。

特に、日本勢はある一定の水準に達するまで、手を出す必要も考えにくく、ここは我慢。


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USDJPYは、午後5時、材料は不明ながら、119.00円を超え円売りが加速、クロスでも円売りが続く。

EURUSDは、スウェーデンは予想外に利下げせず、EURSEKは急落するも、ECBのギリシャ向けELA14億増額を好感した、EUR買いについに1.10台へ。

GBPUSDは、ネーションワイド住宅価格は強く、EURGBPの売りも一因となるが、買いへと変化すると、1.3240台が重くなる。

AUDUSDは、豪州株(S&P/ASX 200)が-1.85%と今年一番の下げ幅を記録、AUD売りが強まる。

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スウェーデン中銀はQEを拡大するも利下げせず=利下げの予想に反して、政策金利の据え置きを決定、直後からEURSEKの売りが強まる。国債買い入れ規模は予想通り、400~500億クローナに拡大

スウェーデン中銀=インフレ率は上昇し始めた。

ECB=ギリシャ向けの緊急流動性支援(ELA)の上限を14億ユーロ引き上げ、769億ユーロ拡大。 ECBはELAを制限する方法も検討。

豪州株(S&P/ASX 200)大幅下落=5,838.58, -109.96(-1.85%)下落、今年最大の下げ幅を記録

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7:45 NZ3月 貿易収支=6.31億NZドル(予想3.0億NZドル 前回0.50→0.83億NZドル)、輸出 前月比=49.3億NZドル(予想44 前回39.2億NZドル、 輸入 前月比=43億NZドル(予想40.5 前回38.70→38.1億NZドル)→ 予想を大幅に上回るも、NZD買いは限定的

10:00 NZ4月 NBNZ ビジネスコンフィデンス=30.2(予想 前回35.8)

15:00 英4月 ネーションワイド住宅価格=前月比1.0%(予想0.2% 前回0.1%)、前年比予想5.2%(予想4.1% 前回5.1%)→ 予想を大幅に上回り10か月ぶりの高水準、GBP買いが強まる

16:30 Sスウェーデン中銀 金融政策発表=-0.35%の政策金利の据え置きを決定→ 市場予想は0.1%引き下げ-0.25%を予想しており、EURSEKの売りが強まる

18:00 ユーロ圏4月 景況感指数 経済信頼感=103.7(予想104.0 前回 103.9)、鉱工業信頼感=-3(予想-2.9 前回-2.9)、サービス業信頼感=7.0(予想6.2 前回6.0)、業況判断=0.32(予想0.20 前回0.2→0.23)

18:00 ユーロ圏4月   消費者信頼感・確報値=-5.0(予想-4.6 前回-4.6)

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2015年4月29日(水曜) 昨日28日、海外市場の動き

2015年4月29日(水曜) 昨日28日、海外市場の動き

ドル全面安! 米株は上昇、米金利も上昇するも、ドル売りの流れ止まらず。

本日の米第1四半期GDP+FOMCを前に、ドル売りが加速。さらに、弱い米CB消費者信頼感指数に、ドル売りが加速し、ドルは全面安へ。

相場の流れをリードしたのは、AUDUSD+GBPUSDで

AUDUSDは、ショートカバーと先のCPI上昇後から始まる買いに、レンジの上限0.7940 を上抜け、0.7860台→0.8020台へ上昇。AUDJPYもレンジ上限を上抜け95円の大台を超え上昇。

GBPUSDは、強さが目立つ。米経済指標への不安感が強く、弱い英第1四半期に直後は1.2440台→1.5170台へ下落するも、下げ幅は限定的で→1.5340台へと続伸。GBPJPYも182円台と3月11日以来の水準へ。

USDCADは、1.2110台→1.2010台へと下落、EURUSDは、1.0860台→1.0980台と、1.1の大台直前まで続伸。

USDJPYは、ドル売りの流れに、何度か118.80円割れを試すも、118.70台~119.10台のレンジで動けず、ただし、上値は徐々に重くなる。

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米10年債利回りは2.0%(+0.08%)と上昇。
米株(DJIA)は18110.14(+72.17)と上昇。
DXYは、96.082(-0.68)と大幅下落し、ドル安へ。

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17:30 英第1四半期 GDP・速報値=前期比0.3%(予想0.5% 前回0.6%)、前年比2.4%(予想2.6% 前回3.0%)→ 予想を下回り、2012年来の低水準、直後からGBP売りが強まるが続かず、ポンド買いへと変化

17:30 英3月 BBA住宅ローン承認件数=38751件(予想37900件 前回37305→37453件)→ 予想を上回る

22:00 米2月 S&P/ケース・シラー総合主要 20都市=前月比0.93%(予想0.75% 前回0.87→0.88%)、前年比5.0%(予想4.7% 前回4.56→4.48%)→ 予想を若干上回る

23:00 米4月 CB 消費者信頼感指数=95.2(予想102.5 前回101.3)、現況指数=106.8(予想 前回109.1→109.5)、期待指数=87.5(予想 前回96.0)→ 予想外に弱くドル売りが加速。


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ボロズ・カナダ中銀総裁=カナダドル安は経済にネットでは好影響→ 一時USDCADの買いが強まる

AUDUSD=Dailyチャートでは、ダブルボトムから上昇へ、

ボロズ・カナダ中銀総裁=カナダ経済は第1四半期は不振だったが、第2四半期に回復へ。利下げと通貨安が回復に寄与。インフレ見通しは概ね均衡。

EURCHF=上昇、スイス中銀の介入の可能性が強まる

バイトマン独連銀総裁=加盟国は自国の政治決定に責任を持つ必要がある。その結果、金融システムが崩壊することなく、国家が債務不履行に陥る可能性は出てくる。

バイトマン独連銀総裁=ギリシャがユーロ圏を離脱する可能性について、ユーロ圏は先の金融危機を経て耐性を増しているため、離脱した場合の波及的な影響は縮小される

ダイセンブルグ・ユーログループ議長=追加融資がなければ、ギリシャはもたない、それが現実だ。ギリシャが財政破綻を回避するには新たな融資が必要。

ダイセンブルグ・ユーログループ議長=過去2か月間はほとんど進展がなかった。ECBがギリシャ銀への資金供給要件を緩和しない旨をギリシャ政府にも繰り返し伝えていると



2015年4月28日火曜日

2015年4月28日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年4月28日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

ドル全面安! 米第1四半期GDP・速報値とFOMCを明日に控え、弱さが目立つ米経済指標+FOMCでハト派優勢との思惑が相場を動かし、市場の動きはドル売りを加速させる。

さらに、今日も弱いCB消費者信頼感に、さらにドル売りが強まる。

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欧州市場から始まったドル売りは、、EURUSD+AUDUSD+NZDUSDがリード。

GBPUSDは、弱い英GDPに一時売りへと変化するも、強い需要とドル売りの流れに、1.53台へ上昇。

USDCADは、ボロズ・カナダ中銀総裁の、カナダドル安が経済に好影響との発言に一時売りが強まるも、1.2050を割り込む。

USDJPYは、119円中心の動きから、弱い米CB消費者信頼感に、118.80円を割り込む。

EURUSDは、前日に、ギリシャの債務交渉で、強硬派メンバーを一掃、合意の可能性を期待し、1.0900台へと上昇、1.0950を超えると買いがさらに強まる。

2015年4月28日(火曜)アジア市場・欧州市場序盤の動き

2015年4月28日(火曜)アジア市場・欧州市場序盤の動き

明日が祭日となると、どうも身がないらない。

GBPJPYは、予想外に弱い英第1四半期GDP・速報値に1円弱ほど低下したが、それ程、大きなインパクトに至っていない。 GBP高を狙っている投機筋が多いことが原因かもしれない。

GBPJPYの1時間チャートでは、まさに下値のポイントで下げ止まっており、この水準を割り込むことができるかを、注目している。

さてい、USDJPYだが! 短期・中期は売り、長期は買い変わらず、下値リスクは118円? 115円?

USDJPY120円で安定して欲しいと思っている、為政者が多いことは発言の端々を考えてもうなづけ、115円~123円の相場を抜け出すことは、しばらくは無理そうである。

USDJPY相場が完全にレンジ相場で、新鮮味がないとでもいうのか? いや、弱いながらも、先行き円高に向かうと思い、スローペースの円高相場をある程度、考えならポジションを維持していきたいと思っている。

逆に、長期的な円安相場を考えているので、ボトムが118円台なのか? 115円台なのか? 3円程度の動きは大したことはないと考えて、押し目買いを狙うのも一案である。問題は、そのスターティングポイントで、できるだけ、低い水準でUSDJPYを買いたいと思っているので、じっくりと待つ必要がある。

もし、短期間でチャンスがあれば、119.50円~120.50円を売り、押し目を待つ気長な取引も必要なのかもしれない。









4月28日 (火) 23:00 米CB消費者信頼感指数 取引通貨ペア (USDJPY)

4月28日  (火)  23:00 米CB消費者信頼感指数   取引通貨ペア (USDJPY)


≪説明≫
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20日のメイン・イベントのFOMCを控え、弱い米経済指標が続いていることで、やや弱気なムードに反応しやすくなっています。

明日29日の米第1四半期GDP・速報値と、FOMCの発表を直前に、どこまで積極的に動けるか疑問ですが、短期的な値動きを狙うには好都合の指標と思われます。

また、国内要因としては、USDJPYは30日の日銀金融政策決定会合も注目しており、、市場のコンセンサスは金融政策の据え置きとなっています。

これらを考えれば、またまだ、円相場の変動要因は続きそうです。

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1時間チャートでは、118.50~00円をボトムに、119.50~00円をトップとした動きに入りやすくなっています。ポイントとしては119.23円、119.29円に売り、118.80円は買いと、この間での推移を短期的には考え、中期的には、118.50~00円、119.50~00円を抜け出すまでは、逆張り相場になりやすいと考えます。

8時間チャートでは119.50円近辺に、200×8時間チャートがあり、中期線も119.50円にあり、この水準を中心とした、USDJPY相場が続いていることを意味します。

Dailyチャートの中期線は、119.20円に位置しこの水準を中期的な水準とし、上下に変動を繰り返しているだけで、トレンドはまだ見られません。

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今回のCB消費者信頼感指数の予想は、102.5 前回の101.3から小幅上昇が見込まれてます。

過去20回のデータでは、予想と実際との差は、最大で7.9 平均で3.4と比較的差は大きくなっています。

過去14回のデータでは、USDJPYでは発表直後の15分間の相場変動は、最大38pips(高値-安値)、平均では16pipsと変動幅はそれほど大きくない指標となっている。そのため、直前の動きをみながら、上下のテクニカルポイントを見ながら、順張りで臨みたいとおもいます。

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≪今回の予想と前回の数字≫
CB消費者信頼感指数=予想102.5 前回101.3、
現況指数=予想 前回109.1
期待指数=予想 前回96.0

≪過去20回の予想と実際との差≫
消費者信頼感指数
Max=7.9
Min=0.0
Ave=3.4

≪USDJPY 過去14回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max38pips
Hi-low=Min4pips
Hi-low=Ave16pips

Open-Hi=Max20pips
Open-Hi=Min1pips
Open-Hi=Ave8pips

Open-Low=Max29pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave9pips

4月28日 (火) 17:30 英第1四半期 GDP・速報値(取引通貨ペア (GBPJPY)

4月28日  (火) 17:30  英第1四半期 GDP・速報値(取引通貨ペア (GBPJPY)


≪説明≫
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GBPは、直近ではドル売りのリード的な役割を果たしており、先のBOE議事録で、次の金融政策の変更は利上げを全員支持していたことで、GBPの買いが強まっています。

また、弱い米国の経済指標を材料としたドル売りや、5月7日の英総選挙の世論調査で保守党がリードしている状況などもGBP買いの材料として好感されています。

このような状況の中で発表される、今回の第1四半期GDPは速報値でよりインパクトが大きくなることは間違いないと思われます。

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GBPJPYは、180円台をボトムに上昇トレンドが続いており、底値は180.56円、180.04円とポイントがあります。1時間チャートでは、181.20~181.60円の狭いレンジで推移していますが、遅かれ早かれこのレンジを抜け出すことが予想され、上値182円台をトライする可能性が高まっています。

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今回の英第1四半期GDPの予想は、前期比0.5%と前回0.6%、前年比2.6%と前回3.0%からともに小幅な低下が予想されています。

過去20回のデータでは、予想と実際との差は、前月比で最大0.8% 平均0.08%、前年比で最大0.50% 平均0.13%の差となっています。

過去18回のデータでは、GBPJPYで発表直後の15分間の動きから、最大65pips(高値-安値)、平均で35pipsとまずまずの変動を示しており、GBPJPYの水準如何では、逆指値の売買で臨むことも選択肢となっています。

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≪今回の予想と前回の数字≫
前期比=予想0.5% 前回0.6%、
前年比=予想2.6% 前回3.0%

≪過去20回の予想と実際との差≫
前期比
Max=0.80%
Min=0.00%
Ave=0.08%

前年比
Max=0.50%
Min=0.00%
Ave=0.13%


≪GBPJPY 過去20回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max49pips
Hi-low=Min10pips
Hi-low=Ave23pips

Open-Hi=Max32pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave15pips

Open-Low=Max35pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave9pips





2015年4月28日(火曜) 昨日27日、海外市場の動き

2015年4月28日(火曜) 昨日27日、海外市場の動き

週明け月曜日は、米第1四半期GDPの速報値、FOMCという、2大イベントの発表を控え、弱さが目立つ米経済指標に、ドル売りセンチメントは続く。

米金利は上昇、10年債利回り=1.92%(+0.02%)
米株は小幅低下、DJIA=18,037.97 (-42.17ドル)
原油価格は小幅低下、WTI=56.92(-0.23ドル)
ドルは下落、DXY=96.732(-0.19ポイント)

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フィッチは、日本の格付けを、「A+」→「A」に一段階引き下げたが、円売りは限定的。

一向に合意できないギリシャ債務交渉。ギリシャのデフォルトやユーロ圏離脱のリスクが危惧される中で、ギリシャ政府は、債権者との交渉チームを再編、バルファキス財務相派のメンバーを削減したことを好感し、EUR買いが強まる。

弱い米サービス業PMIは弱く、週末の米小売売上高+米耐久財受注と弱さが危惧される中、米経済指標は弱く、ドル売りへつながる。

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USDJPYは、上値は重く、フィッチの日本の格付け引き下げにも、円売りは極めて弱く、逆にドル売りの流れに119円を割り込み円高傾向が続く。

EURUSDは、5月12日のIMF7.5億ユーロ返済のリスクを懸念。独財務相はギリシャのデフォルトの対応で準備を示唆するなど、デフォルトリスクが高まる中で、ギリシャ政府は、債権者との交渉チームを再編したことを好感し、EURUSDは1.0920台へ一時上昇。

GBPUSDは、弱い米経済指標+ギリシャ問題のリスクのヘッジ通貨、さらに、総選挙の世論調査で保守党支持率拡大を好感し、1.5260台へ上昇、買いの強さが目立つ。

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2015年4月27日月曜日

おはようございます、今日は4月27日(月曜)

おはようございます、今日は4月27日(月曜)

今週末の金曜日から5月がスタートし、29日からは待望のゴールデン・ウィークの突入です。

繰り返しになりますが、今週は重要な発表が目白押しで、「為替相場の変動は高い」と考えて取引をする必要がありそうです。それと、余談を少々、最後まで見てください。

今週の注目ランキング

1. FOMC (4/29)
2. 米第1四半期GDP・速報値(4/29)
3. 英第1四半期GDP・速報値(4/28)
4. NZ中銀金融政策(4/30)
5. 日銀金融政策決定会合+黒田日銀総裁記者会見(4/30)
6. 独CPI・速報値+ユーロ圏CPI・速報値(4/29+4/30)
7. カナダ月次GDP(4/30)
8. 日本全国CPI(5/1)

以下の発言も注目
1. スティーブンス豪中銀総裁発言(4/28)
2. ボロッツ・カナダ中銀総裁 議会証言(5/1早朝)
3. イングリッシュNZ財務相発言(5/1早朝)

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みんなが知っていることですが、数字を見るとまた違う景色が見えます。
100円から始め、毎日倍ずつ儲け続けると、以下の計算通り、21日目には1億円に達します!

知らない人にとっては、意外かもしれませんが、これが事実です。

もっとも、21回連続で勝ち続ける可能性は? 「ゼロ」に近いことは間違いありません。

一発勝負で大儲けを考えることも、考え方の一つですが、自信がないとこには参加しないことも重要です。

日々50%の勝率と仮定すれば、「損より得」の幅をどれだけ、拡大させることができるのか? NHKの朝の連続ドラマではありませんが、「毎日こつこつ」地道に稼ぐことも、もとめられます。

1 100
2 200
3 400
4 800
5 1,600
6 3,200
7 6,400
8 12,800
9 25,600
10 51,200
11 102,400
12 204,800
13 409,600
14 819,200
15 1,638,400
16 3,276,800
17 6,553,600
18 13,107,200
19 26,214,400
20 52,428,800
21 104,857,600





2015年4月26日日曜日

今週の為替相場を考える(4月27日~5月1日)

今週の為替相場を考える(427日~51)

今週や非常に重要な週! ただし、不透明感の強い為替相場の流れを変えることができるのか? 結局は過大な期待が裏切られるような気がしてならない週でもあります。

日本ではいよいよ、5月の連休に突入します。海外の投機筋にとっては、相場を動かしえるパワーを持っている日本の個人投資家の勢いが弱まり、ポジションの逆を突くことも可能となる、鬼の居ぬ間のこの時期は、絶好の仕掛け時でもあります。

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先週は弱い米経済指標に、ドル売りの流れが続いていました。今週のFOMCと米第1四半期のGDP・速報値でその流れを変えることができるのでしょうか? それとも、さらに加速するのでしょうか?「米利上げはいつから?」の疑問にFOMCはどのように答えてくれるのか? これがメインイベントとなっています。

さらに、今週は、いよいよ米英では第1四半期のGDP・速報値が発表され、こちらもインパクトは強くなると考えます。 

そして、独・ユーロ圏のCPI・速報値、日本の全国CPIはもちろんこと、NZ中銀の金融政策も見逃せません。また、先日の山本議員発言に俄然注目度がアップしている、日銀金融政策決定会合の結果と、黒田日銀総裁の記者会見も、円相場にとっては重要となっています。

4月末の月末要因+51日のメーデーの休日要因や、発言では、スティーブンス豪中銀総裁+ボロッツ・カナダ中銀総裁+イングリッシュNZ財務相発言も注目しており、今週は複雑で多くの為替変動要因を含んだ週となっています。

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すでに買いへと変化したCADドルに加え、BOE議事録で次回は利上げが示され買いへと変化し、ドル売りをリードしている、GBP

ギリシャ問題に足を引っ張られながらも、強異経済指標に買いへと変化している、EUR

自国通貨安誘導と利下げ継続の発言に気勢を削がれながらも上昇を続ける、AUD

思いがけない、マクダーモットNZ中銀総裁補の利上げは考えず、景気刺激型の政策を続けるとの発言に、伸び悩みながらも、上昇を続けるNZD

そして、山本議員発言の信ぴょう性を確認する必要がある、日銀の金融政策決定会合と黒田日銀総裁の記者会見で、上限変動は避けられない、JPY

これらの流れがどのように変化するのか? 本当にわくわくするような週となっています。

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今週の注目ランキング

1. FOMC (4/29)
2. 米第1四半期GDP・速報値(4/29)
3. 英第1四半期GDP・速報値(4/28)
4. NZ中銀金融政策(4/30)
5. 日銀金融政策決定会合+黒田日銀総裁記者会見(4/30)
6. CPI・速報値+ユーロ圏CPI・速報値(4/294/30)
7. カナダ月次GDP(4/30)
8. 日本全国CPI(5/1)

以下の発言も注目
1. スティーブンス豪中銀総裁発言(4/28)
2. ボロッツ・カナダ中銀総裁 議会証言(5/1早朝)
3. イングリッシュNZ財務相発言(5/1早朝)

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2015年4日26日(日曜) 最新のIMMポジション(4月21日集計分)から 

最新のIMMポジションでは、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)のポジションの合計のネットショートは、-311,265コントラクトと、前週の-338,300からショートが減少し、ドル買いセンチメントが弱まっている。

ただ、集計日の21日以降でも、弱い米経済指標で、ドルはほぼ全通貨に対して値を下げていることを考えれば、さらに7通貨ペアのショートポジションは減少していることが予想できる。

【通貨別で前週4月14日と4月21日を比較】

円は、-23,070→-14,448コントラクトと、円ショートが2週連続の減少となった。ネットショートが1万台まで減少したのは、2012年10月23日以来で、前週までネットはロング(円買い)になっていた歴史的に見ても円高→円安へと転換を迎えた時期と合致する。

ユーロは、-212,347→-214,645コントラクトと、ユーロショートは微増となった。、集計後はユーロ高となっており、ショートは減少していると思われる。 不透明なギリシャ問題の中では、弱い米経済指標と強いユーロ圏経済指標により、買い戻しが強まっている。

ポンドは、-36,045→-29,281コントラクトと、ポンドショートは減少となった。2万台のショートは今年1月6日以来である。BOE議事録では、次回の金融政策の変更は利上げとなり、総選挙の世論調査は保守党の支持率もそれほど弱くなく、ドル売りをリードしている。

豪ドルは、-42,433→-34,663コントラクトと、豪ドルショートは減少となった。中国経済の成長鈍化や、豪中銀総裁の追加緩和の可能性と、豪ドル安誘導発言にも、豪ドル売りは弱く、逆にドル売りセンチメントの中で、買い戻しされている。

カナダドルは、-30,578→-27,051コントラクトと、カナダドルショートは減少となった。原油価格の下げ止まり上昇し、カナダ中銀のインフレ見通しはおおよそ均衡と、カナダドルにとってポジティブ発言も影響。カナダドルの上昇傾向は続く。

NZどるは、+6,003→+8,488コントラクトと、4週連続でネット増加傾向を続けている。米金利動向が不透明な中で、パーキング資金としての高金利が目的なのか? 再び市場の目はNZドル買いへと注目。