2015年9月2日水曜日

2015年9月1日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年9月1日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

欧州株は大幅下落(EUROSTOXX50 -2.76%)、ダウ平均は-2%近くと大幅落から始まり、WTIは46ドル台へと下落し、金利は低下。市場の混乱が続き、リスク回避の動きへ。

欧州・米国株は弱く、債券は買われ、ドル高のながれが続くも、JPYは『株安=円買』でJPY全面高。

強いカナダGDPにCADドル高の流れが一時強まるも、原油安に売りへと変化。弱い英製造業PMIにGBP売りが強まり、米国市場に入っても止まらず。AUDは、世界的な株安+商品価格の下落に続落へ。

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欧州市場の経済指標は強弱混在
○独雇用統計は失業者は予想外に減少し、失業率も前回と変わらず6.4%の最低水準を維持、独経済の好調さを裏付ける。
○独製造業PMIは速報値を上回る、53.2→53.3
○ユーロ圏製造業PMIは速報値を下回る、52.4→52.3
○英BOE住宅ローン承認件数は、68,764件(予想68,100件)と強く昨年2月来の高水準
○英製造業PMIは弱く、ポンド売りが強まる。51.9→51.5
○ユーロ圏失業率は改善し、3年ぶりの水準へ、11.1%→10.9%

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強いカナダGDPにカナダドル買いが一時強まるが、原油価格の下落で長続きせず。
○カナダGDPの前月比は、予想0.2%→0.5%へと大幅改善し、カナダドル買いが強まる。

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弱い米経済指標で、株安+ドル高へ
○米製造業PMIは、若干改善、52.9→53.0
○米IMS製造業景況指数は、予想外に弱い、予想52.5→51.1、ドル売りの反応なし。
○米建設支出は弱い、予想0.8%→0.7

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中国国家発展改革委員会=8月の輸出は前の月に比べ増加しており、国内経済は妥当なペースで成長。最近の住宅市場の回復により今後は投資が安定するとの予想。投資家はGDP成長率だけでなく、改革の進捗にも注目すべき。

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