9月4日 (金)21:30 カナダ雇用統計(取引通貨ペア CADJPY)
≪説明≫
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中国・新興国経済の伸び悩み、欧州経済の成長見通しとインフレ見通しの下方修正に、EURは下落し、ドルの信認がより強まっています。USDCADはドル高の影響を受けながらもやや蚊帳の外のムードが見られます。
今回のカナダ雇用統計と、同時刻には、週末金曜日のメインイベントで世界中が注目する米雇用統計の発表も控えており、カナダと米国発の材料による変動が期待できます。
8月31日に発表の7月のカナダGDPは予想外に強く、7月の貿易収支の赤字額は予想外に減少と、強い数字が続いていますが、原油価格の低迷の影響や最近の中国経済の成長鈍化が、雇用にどのように影響するのか? カナダと米国共に関心度は高いと思われます。
CADJPYですが、大きくは90.00~92.00のレンジで取引が続き、目先は、90.30~91.30のレンジに入り、今日の雇用統計の結果次第では、この水準を抜け出すことが期待できます。
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失業率の予想は6.8%と前回と変わらず、雇用ネット変化率は-4,500人と前回66,000人から減少が見込まれています。
過去27回のデータでは、予想と実際との差は、最大0.50%、平均0.13%と、5月29日に0.4%の差があった際には、55pipsの変動となっていました。
過去26回のデータでは、CADJPYで発表15分間の為替レートの変動は、最大69pips、平均29pipsと、予想外に変動は少ない結果となっていましたが、直近の過去5回では40pipsと、まずまずの変動となっています。さらに、今回は注目の米雇用統計と同時刻発表となりますので、より値幅の広い変動が期待できます。
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