2015年4月30日木曜日

2015年4月30日(木曜)昨日29日、海外指標の動き

2015年4月30日(木曜)昨日29日、海外指標の動き

ドル全面安! 世界的な金利の上昇は気になる。これで、ドル売りが収まるのか、さらに拡大するのか? 今日の米国市場を、一時に見守る必要がある。

米GDPは前期比年率0.2%と弱く、FOMCは「労働市場は弱含みで景気減速」で12月へと利上げ先送り感が強まり、ドル高による成長抑制をも指摘され、ドル売りの材料ながら、

実際には、弱い米GDPを含め、すでに十分ドル売りを加速させており、6月の利上げも排除せず、経済活動と労働市場の見通しリスクは均衡と、指標によっては早期利上げも完全に排除せず。逆に、米金利は上昇し、米株は下落し、ドル買いへと変化。

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米金利は上昇し(10年債利回り=2.05%+0.04%)
米株は下落(DJIA=-74.61ドル -0.41%)
原油価格は上昇、WTI58.50(+1.44ドル)
金価格はゲラk、1204.40(-9.50ドル)(
ドル売りへ(DXY=95.226-0.87ドル)
ユーロ圏の株価は大幅上昇(EURO STOXCX50=-2.65%)

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EURUSDは、欧州市場では、ギリシャ債務交渉団の新メンバーを期待し、EURSEKの売り+弱いユーロ圏景況感指数にも、業況判断指数は強く、ECBのELA14億ユーロ拡大し、債券利回りは上昇、1.10の大台を達成。弱い米GDPに上昇が加速し、FOMC前に1.1180台へ上昇、FOMC後いは1.110台を一時割り込むも、上昇力を維持。

USDJPYは、欧州市場の119.30台を高値に、弱い米GDP+FOMCに118.60円へ下落、FOMC後には119.10円まで上昇。結局は118.50~119.50円のレンジを抜け出せず、ただし、ドル売り流れに上値は重く、円クロスでの円売りに底値も固い。

GBPUSDは、1.5340台をボトムに、1.5400台の売りを消化し、弱い米GDPに上昇が加速し、FOMC前に1.55直前まで上昇、FOMC後には一時1.5400を割り込むも上昇力を維持。

AUDUSDは、0.7970台をボトムに、弱い米GDPに上昇が加速し、FOMC前に0.8070台へ上昇、FOMC後には、0.8010台へ値を下げる。

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米第1四半期GDP・速報値=前期比年率=0.2%(予想1.0% 前回2.2%)、個人消費が弱含みで、原油安でエネルギー関連の投資が鈍化、米西海岸の港湾労働争議、ドル高で経済活動が弱まる

FOMC=政策金利を0.0%~0.25%に据え置く。 一過性の要因を一部反映して、【労働市場は弱含みで景気減速】→ 最近の景気の急速な減速は、次回6月以降も利上げが難しいことを示唆。利上げは今後の指標次第で、9月より12月の予想が増える、
FOMC=全会一致で決定。3月の声明とは異なり、次回会合での利上げを実施する可能性を事実上排除せず。
FOMC=経済活動と労働市場の見通しに対するリスクがほぼ均衡
FOMC=雇用の増加ペースは緩やかになり、失業率は横ばいが続いた。消費者心理は高い状態が維持されている。企業の設備投資が軟化し、住宅セクターの回復は緩慢なペースにとどまった。
FOMC=家計支出の伸びは鈍化。エネルギー価格の下落に、家計の実質所得は力強く伸びた。
FOMC=企業の設備投資が軟化し、住宅セクターの回復は緩慢なペースにとどまった。
FOMC=輸出は減少した。
FOMC=ンフレ率は、エネルギー価格の下落と輸入品の値下がりを反映し、中長期的な目標を下回る水準が続いた。
FOMC=市場に基づくインフレ調整指標は依然低水準で、調査に基づく中長期的なインフレ期待の指標は引き続き安定
FOMC=ンフレ率は短期的には最近の低い水準にとどまるが、労働市場が一層改善し、エネルギー価格と輸入価格の下落による一時的な影響がなくなるのに伴い、中期的に2%に向けて徐々に上昇する

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