4月30日 (木) 21:30 カナダ月次GDP (取引通貨ペア CADJPY)
≪説明≫
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米第1四半期GDP・速報値の発表も、予想通り悪い結果で終わり、FOMCは、利上げ開始時期が9月以降、12月近くへとずれ込む見通しが強まっています。ただ、米金利の上昇と、既に弱い第1四半期GDPは相場に織り込み済みで、昨日は、FOMC後にはドルの買戻しが強まっていました。
カナダのGDPは2月のGDPで、既に第1四半期に入っており、弱さが目立っていますが、原油価格が下げ止まり、上昇へと変化していることや、ドル安の流れに、為替相場ではUSDCADの上値は重く、テクニカルではドル売りの流れをリードした動きが続いています。
USDCADは、1.2100、1.2300を割り込み、ついに1.20の大台を割り込み続落。1時間チャートでは、1.2050~55にポイントがあり、1.2155~60の上値は重くなっており、ダウンサイドのリスクが続いています。
CADJPYは、USDJPYがレンジで動けず、やや上値が重くなり円高へと動くなが、上昇トレンドを維持し、98.70、98.07円が重要なポイントになっていますが、今現在では98.70円を割り込み、下落傾向が続いています。
今までの、カナダGDPでは、発表直後の変動が多きいことから、今回も上下のポイントで逆指値を狙うよりも、順張りのストップエントリーで、売りと買いを考えたいと思います。
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今回のカナダ月次GDPは、予想-0.1%と前回-0.1%と変わらずの予想となっています。
過去23回のデータでは、予想と実際との差は、最大0.5%、平均では0.10%となっており、月次のデータだけに、ちょっと下振れも影響が大きくなります。
過去23回の、CADJPYで発表直後15分間の値動きは、最大69pips(高値-安値)で、1月30日に達成されており、3月も48pipsと変動が高くなっていますが、平均では、27pipsと大きな変動とはなっていません。
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≪今回の予想と前回の数字≫
月次GDP=予想-0,1% 前回-0.1%
≪過去23回の予想と実際との差≫
前月比
Max=0.50%
Min=0.00%
Ave=0.10%
≪CADJPY 過去23回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max69pips
Hi-low=Min10pips
Hi-low=Ave27pips
Open-Hi=Max48pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave17pips
Open-Low=Max69pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave10pips
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