2015年3月20日(金) 昨日19日、海外指標の動き
ドルは上昇し、FOMC直前の水準へと逆戻り。
FOMC直後のドル売りは幻? ドルロングを切らしただけ?
米株は下落し、米金利は上昇
原油価格(WTI)は下落し、金価格は上昇
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USDJPYは、FOMC直前の121.00円台まで上昇し、ようやく上げ止まる。
EURUSDは、FOMC直前の1.0650台を割り込み1.0610台まで下落し、ようやく下げ止まる。
GBPUSDは、FOMC直前の1.4700台まで下落し、ようやく下げ止まる。
AUDUSDは、FOMC直前の0.7650台を割り込み0.7610台まで下落し、ようやく下げ止まる。
円クロスも、FOMC直前の水準まで円売りが進み、ようやく下げ止まる。
※※※※※ 米経済指標 ※※※※※
米第4四半期 経常収支=-1135億ドル(予想-1034億ドル 前回-1003→-989億ドル)→ 赤字額が拡大
米週間新規失業保険申請件数=29.1万件(予想29.3万件 前回28.9→29.0万件)→ 予想より改善
米フィラデルフィア連銀景況指数=5.0(予想7.1 前回5.2)→ 予想を大幅に下回る
米景気先行指数(総合指数)=前月比0.2%(予想0.2% 前回0.2%)→ 予想・前回と変わらず
※※※※※ アジア・欧州市場の注目材料 ※※※※※
NZ第4四半期 GDP=前期比0.8%(予想0.7% 前回1.0→0.9%)、前年比3.5%(予想3.4% 前回3.2%)→ 予想を若干上回る
スイス中銀 金融政策発表=政策金利-0.75%と、3カ月物LIBORの誘導目標を-1.25%~-0.25%の据え置きを決定、予想通り。
ルウェー中銀 金融政策発表=1.25%の政策金利の据え置きを決定。予想は0.25%引き下げで、直後からEURNOKの売りが強まる。
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エバンズ・シカゴ連銀総裁=早過ぎる利上げは、成長と物価上昇率が損なわれる恐れがあり、利上げの遅れによる物価上昇は通常の金融政策で簡単に対応できる。
エバンズ・シカゴ連銀総裁=力強い経済成長期が維持され、インフレ率の上昇に強い確信を持てるまで、利上げを行わないことが良識にかなう。
S&P・クレーマー氏報告書(量的緩和がユーロ圏の成長回復につながらない4つの理由)=1.高齢化社会の進展、2.グローバリゼーションの減速、3.生産性の伸びの鈍化、4.ユーロ圏の債務が積み上がりによる投資の低迷。
S&P・クレーマー氏=ECBの量的緩和策は借り入れコストの低下と通貨ユーロの下落につながった。量的緩和は大きなリスクもはらむと警告。
ツィプラス・ギリシャ首相、メルケル独首相、オランド仏大統領、ダイセルブルーム・ユーログループ議長、ドラギECB総裁と協議。
オランド仏大統領=2月20日に合意した条件を実行する必要がある。
ケニー・アイルランド首相=ギリシャのいくつかのコメントは受け入れられない。ギリシャとの協議は難しいものになるだろう。ギリシャの首相は時間を与えられた、今は時間切れ。
ホールデン英中銀エコノミスト=BOEは必要となった場合の利下げ準備を。
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