2015年3月15日(日曜) 最新のIMMポジション(3月10日集計分)から
最近のIMMポジションを見ていると、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイスフラン、カナダドル、豪ドル、NZドル)のポジションの合計のネットショートは、-399,792コントラクトと、前週の-359,655から通貨のショートが40,137増加している。
また、当日の終値をコントラクトをドルベースで換算すると、$40,959,830,473から$43,573,874,306へと増加しドル相場を示している。
全体でみると、ドルベースのドルポジションは、2月3日の週から低下傾向が続いていたが、ようやく上昇へと変化している。
各通貨のコントラクトの変化をみると、スポット市場と同じく、QE実施のユーロのショートが拡大、そして、利下げ観測が続く、豪ドルのショートの拡大が目につく。
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各通貨のコントラクトの変化は、以下の通り。
円は、-52,521→-59,387(-6,866)
ユーロは、-172,389→-181,073(-8,684)
ポンドは、-26,908→-32,591(-5,683)
スイスフランは、-6,062→-8,380(-2,318)
カナダドルは、-38,863→-39,030(-167)
豪ドルは、-61,545→-76,851(-15,306)
NZドルは、-1,367→-2,480(-2,480)
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ドル換算した全体のポジションに占める各通貨ペアの割合は、以下の通り。
ユーロは、58.8%→55.6%へと低下
円は、13.4%→14.1%へ上昇
豪ドルは、11.7%→13.4%へ上昇
ポンドは、6.3%→7.0%へ上昇
カナダドルは、7.6%→7.1%へ低下
スイスフランは、1.9%→2.4%へ上昇
NZドルは、0.3%→0.4%へ上昇
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