2015年3月18日水曜日

3月18日 (水)18:30 英雇用統計(取引通貨ペア GBPJPY)

3月18日 (水)18:30 英雇用統計(取引通貨ペア GBPJPY)


≪説明≫
今回の雇用統計では、失業率の予想は5.6%で、前回5.7%から改善が見込まれており、失業保険申請件数は-3.0万人と前回-3.86万人から若干ネガティブになっている。ただ、週平均賃金(3か月・前年比)は、2.2%と前回の2.1%から改善が、就業者数も13万人と前回の10.3万人から増加が見込まれている。


全体的にはポジティブ予測となっているが、注意が必要なのは、同時刻にBOE議事録が公表され、その影響も考慮に入れておく必要がり、より複雑になる可能性がある。


最近のGBPの動きは弱く、FOMCの早期利上げ観測とは別に、5月の総選挙向け、現政権にやや不安感が強まっていることも一因となっており、このイメージは先おスコットランド国民投票前の相場展開に似ている。


短期的なポンド安と、選挙後のポンド高と、違いが鮮明になる可能性がある。ただ、今回の極短期の勝負となれば、話は別で、短期変動を狙った取引を考えたい。


直近のGBPJPYの値動きは178~180円で、180円台の上値の重さを確認ご続落し、179円を中心に178.50~179.30円のレンジに収束している。

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過去21回の発表では予想との差は、OIL失業率では、最大0.2%、平均0.07%、質御保険申請件数では、最大1.67万人、平均で0.8万人となっており、差による変動は比較的高い。


過去17回のデータでは、GBPJPYで発表直後15分間の為替レートの変動は、最大108pips(高値-安値)で、平均でも54pipsと変動の高い動きになることが予想される。


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≪今回の予想と前回の数字≫
失業率ILOベース=予想5.6% 前回5.7%
失業保険申請件数=予想-3.0万人 前回-3.86万人


≪過去21回の予想と実際との差≫
ILO失業率
Max=0.20%
Min=0.00%
Ave=0.07%


失業保険申請件数
Max=16,700人
Min=400人
Ave=8,043人


≪GBPJPY 過去17回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max108pips
Hi-low=Min30pips
Hi-low=Ave54pips


Open-Hi=Max94pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave30pips


Open-Low=Max102pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave25pips

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