2015年3月19日木曜日

2015年3月19日(木曜)アジア市場の動き

2015年3月19日(木曜)アジア市場の動き

ドル安値圏からは値を戻すも、FOMCショックはしばらく立ち直れず。
日経平均株価は小幅な下落で、相変わらず底堅く上昇傾向が続く。

利上げに際して「辛抱強くなれる」との文言を削除は、さあ、利上げ準備OK! と思っていたが、逆に利上げ予測が引き下げられ、経済とインフレ見通しも下方修正され、早期利上げ期待が裏切られ、ドル売りが加速。

引き続き利上げ予想はあるが、米金利は低下し、利上げ開始はいったいいつになるのか?

ドル高による輸入物価の低下と、貿易赤字の拡大を警戒することは、当然のことではあるが、米国と他の主要国の金融政策スタンスの違いは、如何ともしがたいことで、ドル高を期待する動きを止めることはできないのでは?

それとも、なにか秘策でもあるのか? 現状では口先による警戒信号を発する以外になさそうではあるが、短期間のドル売り戻しの波紋は、しばらく残りそうである。

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USDJPY、121.20→FOMC後119.30台→アジア市場で120.60台へ戻す。
2円の急落では、大方のロングはストップが成立。負け惜しみではないが、引き続きドル買いの流れは変わらず。ただし、目先は120.00~121.00円で売り買い交錯では?

EURUSD、ちょっと前の1.05割れはなんだったんだろう。1.0730→FOMC後1.1030台へ約300ポイント上昇→アジア市場で1.0750台へ出発点近くまで下落。大方のショートはストップが成立。1.06000~1.0900のレンジで売り買い交錯では?

円クロスと言えば、ほぼFOMC直前の水準へ値を戻し、円だけが特別ということでは、なさそうである。

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