2015年3月20日金曜日

3月20日 (金) 21:30 カナダ消費者物価指数(取引通貨ペア CADJPY)


3月20日 (金) 21:30 カナダ消費者物価指数(取引通貨ペア CADJPY)

≪説明≫

FOMC直後のドル売りから、昨日はドル買いへと変化し、ショックの後遺症が影響すると思われたが、ドルの強さを認識せざる状態となっている。原油価格も弱く、直近の値動きは大きく、同時刻に発表される、カナダ小売売上高の影響も受けざるを得なく、そのため通常よりの変動幅が大きくなることが予想される。


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最近の中期的なレンジは、94.00~97.00円で収束し、底堅くはなっているが、Dailyチャートの200日SMA=97.38円を超えてくるまでは、方向性ははっきりと決められず。


1時間チャートでは、200時間SMA=95.25円に位置し、目先は95.10~25円に収束し、どちらか一方向へ動きが加速する可能性が高くなっている。


そのために、今回は、逆指値の売りと買いで対応したいが、このようなセンチメントやチャートの時に、その前に相場が動き始めているケースが多く、対応を難しくさせている。


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今回の消費者物価指数の予想は、前月比が0.7%と前回の-0.2%から大幅な改善が、前年比では1.0%と前回と変わらず。コア前月比は0.6%と前回0.2%から大幅な上昇が、コア前年比は2.1%と前回2.2%から低下が予想される。


このように、前月比では上昇、前年比はほぼ横幅いの予想となっており、通常なら前年比と思うが、市場がどちらをより注目するのか? 


過去21回のデータでは、予想と実際との差は、前月比で最大0.5%、平均0.15%、前年比で最大0.3%、平均0.15%。コア前月比で最大0.3%、平均0.10%、コア前年比で最大0.3%、平均0.07%の差となっている。


過去17回のデータでは、CADJPYで発表直後15分間の変動は、最大59pips(高値-安値)、平均で36pipsとまずまずの変動となっている。


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≪今回の予想と前回の数字≫
消費者物価指数
前月比予想0.7% 前回-0.2%
前年比予想1.0% 前回1.0%
コア前月比予想0.6% 前回0.2%
コア前年比予想2.1% 前回2.2%


≪過去21回の予想と実際との差≫
前月比
Max=0.50%
Min=0.00%
Ave=0.15%


前年比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.15%


コア前月比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.10%


コア前年比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.07%


≪CADJPY 過去17回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max59pips
Hi-low=Min7pips
Hi-low=Ave36pips
Open-Hi=Max59pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave28pips
Open-Low=Max52pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave8pips

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