2015年3月18日水曜日

2015年3月18日(水曜) 昨日17日、海外市場の動き

2015年3月18日(水曜) 昨日17日、海外市場の動き

基本はFOMCを前にして、弱い米経済指標が目立ち、利上先送り期待の、ドルロングの利食い売りと、「忍耐強く」の文言が外れ、早期利上げ期待のドル買いが混在。

独DAXは1.54%下落し、DJIAも0.7%近く下落。

米2年債利回りは上昇し、10年債は低下。

DXYは上昇し、ドル高の流れは止まらず。

原油価格の下落は止まらず、金価格も下落。


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EURUSDは小幅上昇。欧州市場でクロスのEUR買戻しに買い戻され、弱い米経済指標に1.0650台へ上昇するも、FOMCとギリシャ問題に買いは続かず。

GBPUSDは続落。GBPJPY+EURGBPなど、クロスでもGBP売りが目立つ。積みあがったロングポジションの巻き戻しが続く。

USDJPYは動けず。121.10~40円で動けず。弱い株+クロスの円買いと、FOMC前のドル買いにサンドイッチ状態。

AUDUSDは続落。豪中銀の追加緩和の可能性と豪ドル安誘導にも、一時0.7660台まで値を戻したが、商品価格の下落と株安に売りが続く。

NZDUSDは続落。酪農大手フォンテラによる牛乳オークションを控え売りが続き、0.7300台まで続落。

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豪中銀議事録では「追加緩和の可能性と、豪ドル安誘導」を再確認。

日銀金融政策決定会合では、コアCPI前年比は、従来の「当面プラス幅を縮小」→「当面ゼロ%程度」へ下方修正。

黒田日銀総裁の記者会見では「CPIが原油価格次第でマイナスに陥る可能性」を排除せず。

ギリシャは「3月20日に20億ユーロ超の債務返済期限」、次々の返済が迫られている。

独ZEW景況感調査は、期待指数は弱く、現況指数は強い

米住宅着工は予想を大幅に下回りドル売りへ、建設許可は予想を上回る。

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ギリシャ関連
○デイセルブルム・ユーログループ議長=ギリシャの手元資金は日に日に減っており、圧力が高まっている。ギリシャが本格的な措置を講じ必要な改革で前進した場合に限り、緊急支援を得ることができる。
○ギリシャの政府報道官=脅しには屈しない→ 対立鮮明。
○ムーディーズ=ギリシャの格付け「Caa1」について、格下げ方向で見直しを行っている。
○ムーディーズ=ギリシャがユーロ圏から離脱すれば広範な影響が及ぶ。
○チプラス・ギリシャ首相=20日のEU首脳会議を前に、破たん回避にメルケル独首相と会談へ。


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