2015年3月17日 アジア・欧州市場序盤の動き
日本株は上昇、欧州株も上昇、原油価格は続落。
FOMCで「忍耐強く」の文言が外れるとの見方も、ちらほら。事実は結果を見るまで分からないが、それまでは、ドル売りは利食いだけの限定的な動きへ。
原油価格の下げがとまらず! 市場は一時ボトム感が漂っていたが、何処へ?
GBPUSDは、またしても、1.4800を割り込み、弱さが目立ってしょうがない、5月7日の選挙までは復活は難しそうなのでは?(ただし、その後は上昇が期待できる通貨の一つ)
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USDJPYは、121.20~50円のレンジでいつもながら変化なし。
EURUSDは、前日の1.06台から値を下げるも、なんとか1.0550台を維持、1.0550~1.0620のレンジ入り。
GPBUSDは、1.4850台を回復できず、1.4810~40の狭いレンジから、1.4770へと値を下げる。
AUDUSDは、朝方の豪中銀議事録のマイナス材料を克服、0.7610台をボトムに、0.7660台へ上昇。ただし、買いも限定的。
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豪中銀議事録
「成長とインフレ率に関する現在の予想に基づけば、金融政策をさらに緩和すべき局面が表れる可能性がある」と、追加緩和の姿勢は変わらず。
さらに、「豪ドル相場の一段安が、バランスのとれた経済成長の実現に寄与」と、従来からの豪ドル安誘導の姿勢は変わらず、ただ、予想外にAUD売りは弱い。
日銀金融政策決定会合
『コアCPI前年比は、従来の「当面プラス幅を縮小」→「当面ゼロ%程度」へ下方修正』と、物価の上昇が進んでいないことを指摘、引き続き追加緩和の可能性が考えられる。
黒田日銀総裁の記者会見
「CPIが原油価格次第でマイナスに陥る可能性を排除せず」と、予防線を張って、「年度後半には、原油安の影響が薄れ、物価はかなり上昇」と、他の中銀同様に原油価格頼りの姿勢が強い。
ギリシャ
「3月20日に20億ユーロ兆の債務返済期限」を迎える。さて、どうなることやら。ユーロ売りの潜在的な材料は続く。ドイツとギリシャの毒舌・小競り合いは今後も見もの。
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