2015年7月23日木曜日

相場の焦点



今、為替相場を動かしているのは、ギリシャ、株価、米経済指標、商品価格、そして、夏枯れ相場。

今日も、日経平均は順調に上昇を続け、中国株も強い。

いつもながら、毎日動くことは動くが、どうも信念を持って方向性を作るような動きに思えない。

目先、大イベントのギリシャ問題と、心配だった中国株の下落も、表面だけなのかは別として、何とかけりがついたことで、夏休みへ突入している市場参加者も多い。

昨今の為替相場は、株価+商品価格と、米経済指標とで動くことが多くなっているが、短期的な変動で、ポジションを切らす動きも、レンジの上下では多い。

USDJPYは、株価に連動した動きは、特にアジア市場ではその傾向は強い。株高トレンドが続く間は、円ロングの動きも単発で長続きできず、短期では、株安になると123.80円近くまでの調整へ。目先は124.00円近辺で推移し、大相場は期待できず。

EURは、潜在的な売り圧力が継続しており、戻り売り圧力は強いものの、1.09台を維持していることは驚きで、1.0800~1.1500のレンジを抜け出すまでは、弱気な売りに若干トーンを変化。

GBPは、どうしても、利上げできる国の一つで、潜在的な買いは変わらず。共に、EURショート+GBPロングになりやすく、ポジション調整に巻き込まれないように、戻りや調整後のポイントを狙いたい。





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