東京の午後3時で思うこと
9月10日は朝から波乱の幕開け。
序幕はNZDの下落。NZ中銀は予想通り政策金利を0.25%引き下げ、さらに、追加緩和の可能性と、NZドル安を容認した結果、NZDは全面安。
次は、日本株の大幅下落。日経平均株価は一時800円近く下落し、大相場に慣れているとは言え、1300円上昇し800円下落の大相場は近年では見られず。円相場もそれなりに影響を受けた。(どうしても、株ブル=円ベアに見えてしょがない!)
次は、強い豪雇用統計。失業率は6.2%と予想通りながら前回より低下し、雇用者数は17400人と予想の5,000人を大幅に上回り、AUD買いが強まり、AUDNZDは二段上げ。
次は、自民党の山本幸三議員の発言。10月30日の日銀金融政策決定会合は利上げの良い機会で、補正予算3.5から5.0兆円を考える必要があり、必要なら国債発行もと発言。瞬間、日経平均株価は急伸(すぐに値を下げた)、USDJPYは120.30→121.30円へ100pips上昇し、120.50円まで値を戻すも底堅い。
そして、これから始まる、BOEの金融政策委員会(MPC)。8月からMPCと議事録は同時に発表され、カーニーBOE総裁の記者会見もある。さて、さて、さて、こればかりは結果を待つ必要がある。
注目は、9人の政策委員の中で、何人が利上げを支持し、何人がしないのか? 市場は8対1(利上げ支持1名)を考えているが、どうなることだろう。そして、利上げ期待を繋げているカーニーBOE総裁が記者会見で何を言うのだろうか?
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