2015年9月10日木曜日

2015年9月9日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き

2015年9月9日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き(入力忘れがあり、遅くなりましたが掲載いたします)

欧州株は全面高、米株も上昇から始まるも上昇力は鈍い。USDJPYの上昇は止まらず121円台へ。

欧州市場は、英国発の弱い経済指標が続き、GBPUSDは売りへと変化し、ドル買いの流れをリード、AUDUSD+NZDUSD+EURUSDも値を下げた。

米国市場の序盤は、強いカナダの経済指標に、USDCADの売り主導のドル売りが始まる。

カナダ中銀の理事会後にはハト派の失望買いにCADドルが上昇。AUDUSDは売りから買いへと変化し、NZDUSDは続伸、EURUSD+GBPUSDも買いへと変化。同時刻に発表された、注目のJOLT労働調査(求人件数)が強かったが、ドル買いの流れは見られず。

※※※※※※※※※※※※※※※※

注目のJOLT労働調査(求人件数)が強く、575.3万件(予想528.8万件 前回524.9→532.3万件)、前回も上方修正された。

カナダ中銀は、政策金利を0.5%で据え置き、声明でも期待のハト派発言はなく追加利下げ期待は後退、直後からCAD買いが続く。カナダ住宅着工件数は、21.9万件(予想19.35 前回19.3→19.33万件)、住宅建設許可は、前月比-0.6%(予想-5.0%、前回14.8→15.5%)と前月が上方修正さえ、予想を上回る強い数字となる。

欧州市場で発表された、英鉱工業生産は、前月比-0.8%(予想0.1% 前回-0.4%)、製造業生産高=前月比-0.8%(予想0.2% 前回0.2%)、商品貿易収支=-110.82億ポンド(予想-94.5億ポンド )と、全てが弱く、GBP売りの動きが強まる。

※※※※※※※※※※※※※※※※

李克強中国首相(ダボス世界経済フォーラム)=人民元切り下げ、続く根拠はない。金融システムへの主要リスクも回避したと強調。 中国経済は下振れ圧力に直面するが、全般的に前向きなトレンド。

中国財政省=景気を下支えするため、インフラ向け支出を拡大し、税制改革を加速する方針を表明。

日銀=原油価格の下落にCPI見通しの下方修正を検討。政策判断は新型コアコア次第。

0 件のコメント:

コメントを投稿