2015年9月10日 (木) 【ストラテジー】20:00 BOE金融政策発表(取引通貨ペア GBPJPY)
≪説明≫
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相変わらず株価の変動は大きく、為替相場はその影響に振り回されています。
市場では、今回のBOE金融政策委員会では、政策金利0.50%、資産買い入れ枠3750億ポンドの据え置きを予想し、同時刻に発表される議事録を注目、利上げ支持者1名の予想がどのように変化するか? そして、カーニBOE総裁の記者会見で、GBP相場の変動が決まってきます。
さて、GBPJPYですが今週に入り、M&A絡みの買いやリパトリの買いに、GBP高の動きが加速しGBPJPYは180円→一時186円台で続伸していました。しかし、弱い英国発の経済指標が続き、英国の成長鈍化の可能性が意識されて、上値が重くなっていますが、ポジションが軽くなると上昇する可能性は絶えず意識しています。
1時間チャートでは、中期線の184.35がサポートラインとなり、200時間MA=183.93も重要な下限のポイントです。目先の上値目標は185.20~30で、本日のこれらの両サイドのポイントを意識しながらポジションを考えたいと思います。
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過去22回のデータでは、BOE金融政策発表直後(7月までは議事録発表時の集計、8月からは金融政策委員会と議事録が同時刻に発表となったため変更へ)の相場変動は、GBPJPYで最大125pips、平均で64pipsと大きく、直近5回でも平均77pipsの変動となっており、直後の値動きが大きくなることが期待できます。
過去22回の最大値は、前回8月で、四半期インフレレポート、金融政策委員会、議事録とトリプルで発表となり、利上げ支持者が予想外に少なかったことや、BOE四半期インフレ報告では、今年のインフレ率見通しを下方修正し、相場変動が大きくなっていました。
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