2015年9月15日火曜日

2015年9月15日(火曜)昨日14日、海外市場の動き

2015年9月15日(火曜)昨日14日、海外市場の動き

NYダウは16,370.96(-62.13ドル)、米10年債利回り低下するも(2.1883→2.1760%)、2年債利回りは上昇(0.7053→0.7256%)し米利上げ期待は消えず、WTIは低下(44.63→44.10ドル)

為替市場は、7日のFOMCを前に利上げ・据え置き予想は拮抗し、戸惑いムードは強い。習近平中国首席の22日からの訪米を前に、中国発のリスクも弱まるとの期待感があり、通貨間で動きは異なる。

USDJPYはリスク回避なのかは不明? 追加緩和の期待が続く中でも円買いは強く、一時119.80円台へ。結局は、118.50~121.50円のレンジ相場が続く。

EURUSDは強い鉱工業生産にも一時1.1300を割り込み、GBPUSDは一時1.5370台へ下落するも1.5430台を回復。

AUDUSDは政局混乱に一時0.7060台へ下落するも、新首相の誕生期待なのか? 中国首席の訪米を前に中国市場の安定を期待しているのか? 0.7150台まで値を戻す。

NZDUSDは追加利下げの呪縛から抜け出せず弱く、USDCADは、モルガンスタンレーが原油価格35ドルまでの下落予想を出す中、原油価格は弱く、カナダドル買いも強まらず。

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NY連銀8月調査=米消費者のインフレ期待は低下へ。1年先期待=2.96→2.79%、3年先期待=2.96→2.87%で調査開始以来の最低水準。

欧州証券市場監督局(ESMA)報告書=市場リスクの警戒レベルを最上位に引き上げた。主なリスク源として、改善傾向にあるものの均一ではない経済見通し、超低金利、ユーロ圏の債務危機、資金調達パターンや市場機能の弱体化の可能性に言及。

モルガンスタンレー・インベストメント・マネジメント=商品の弱気相場は長年にわたって続く可能性がある。これまでの減産では世界的な供給過剰分を解消するのに十分でなかったとし、原油価格はバレル当たり最低35ドルまで下落するとの見通し。

モルガンスタンレー・インベストメント・マネジメント=中国の鉱工業の減速が需要の伸びを圧迫、ロシア・ルーブルなどの通貨安で一部企業は原油安の影響から守られてきたため、減産が抑制。需要に関する限り、中国は主役であり続ける」と説明。「中国経済が安定したとしても、同国経済の鉱工業分野はかなり弱くなる可能性が高い。

石油輸出国機構(OPEC)=非加盟国の2016年産油量見通しを下方修正。原油値下がりが米シェール業界に打撃を与えていることが背景。米国での生産が投資と活動の落ち込みに反応し始めた兆候があり、米生産量がどれだけ急速に減少するかが注目。

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