2015年9月15日火曜日

2015年9月15日(火曜)アジア市場・欧州市場序盤の動き

2015年9月15日(火曜)アジア市場・欧州市場序盤の動き

中国株は大幅下落、日本株は若干の上昇のなか、日銀金融政策決定会合+黒田日銀総裁の記者会見で、追加緩和のサプライズはなく円は全面高。なぜか円買いの強さだけが目立っている。

そして、欧州市場は若干の株高でスタート。ドイツ副首相は『ドイツ流入の難民は、今年100万人の可能性』と言う、新たなEUR売りの火種にならなければ良いのだが?

17日のFOMCを二日後にして、USDJPYは119台ミドルまで下落、EURJPY+GBPJPY+AUDJPY+NZDJPY+CADJPYと、一部の追加緩和期待が裏切られ、FOMCを前にしたリスク回避の流れなのか円高が進む。

今日の日銀金融政策決定会合では誰もが政策の維持を予想しながらも、自民党の山本幸三議員が、『10月30日の日銀金融政策決定会合は利上げの良い機会で、補正予算3.5から5.0兆円を考える必要があり、必要なら国債発行も』と発言するなど、最近の弱い日本経済に『ひょっとしたら!』追加緩和をするのではとの期待感もあったが、それが打ち砕かれた。

黒田日銀総裁の記者会見を期待したが、それも、『ひょっとしたら!』が打ち砕かれた。


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ECB月報=金属価格は中国の需要鈍化で急落、回復ペースは穏やか。

ECB月報=中国経済の鈍化で欧州経済にブレーキがかかり、インフレ見通しの悪化につながり、究極的にはECBの流動性供給の規模拡大や期間延長が必要になる可能性がある。

日銀金融政策決定会合=8対1の賛成多数で、政策金利0.0-0.1%と、長期国債は年約80兆円の据え置きを決定、予想通り。輸出・生産面に新興国経済の減速の影響が見られる。

黒田日銀総裁=前向きな投資スタンスが維持されている。物価の基調は着実に高まり、物価2%への上昇率が高まる。原油動向次第で、物価目標の達成時期は多少前後する。

黒田日銀総裁=最近の世界的株価変動、市場では中国先行き・米利上げ観測材料視。中国経済、当局の政策に支えられ安定成長たどる。

トルコ再選挙(世論調査)=与党の支持率上昇も過半数獲得は困難。

ドイツ副首相=ドイツ流入の難民は、今年100万人の可能性。

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