週末金曜日、ポジション調整の動きが見られ、来週のFOMCを前に、緩やかな相場変動で終わった。米株は上昇、米金利は低下、原油価格は下落し、ユーロの上昇が目立つ。リスク回避の動きは、消えかけては復活を繰り返す。市場では利上げ確率予測は低下中ながら、FOMCの利上げの可能性を意識しているのか?
為替市場では、EURUSDの上昇が目立ち、ドルは総じて下落、連日ロンドンフィキシングで上昇が目立つ。円クロスもEURJPYの上昇が目立ち、GBPJPY+CADJPYを除き、円売りへ。一日を通じては、米株を除き、他の主要国では株価は軟調に推移し、債券りまわりは低下している。
注目の米経済指標では、
コア前年比0.9%(予想0.7% 前回0.6%)と強く、米ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値は、85.7(予想91.2 前回91.9)と、予想を下回るもドル売りの流れは限定的。米8月財政収支は、-644億ドル(予想-815億ドル 前回-1492億ドル)と赤字額は減少。
注目の発言や材料は、
フォーブス政策委員=英ポンド高がインフレに及ぼす影響が予想ほど大きくない場合、より早い時期に利上げを行う必要が出てくる可能性がある
ルー米財務長官=中国の汪洋副首相と電話会談し、人民元の上下動の許容、構造改革の迅速な実施、通貨安戦争の回避を要請。
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