2015年8月10日(月曜)
夏休み真っ盛り。市場参加者も夏休みを取る人も増え、経済指標の発表も少なく、重要度の高い指標・イベントも極々限られており、トレンドを追う相場から、短期勝負を心掛けたいと思います。
さて、先週は、豪中銀四半期レポートで「最近のデータは全般にプラス」、「失業率は2017年を通して低下」、「労働市場の改善と通貨安で、金利据え置き期間がさらに延びる可能性」とあり、金利は上昇し、豪ドル高へ。
一方、スーパーチューズデーでき期待した利上げ示唆の発言はなく、逆に利上げ支持者が予想の2名→1名減少し失望の売りへ。カーニーBOE総裁は「ポンド動向で緩やかな利上げの必要性なくならず」と、将来の利上げ示唆発言を繰り返す。
結局は、一時的な豪ドル買いや、一時的なポンド売りの週となっていますが、継続性を考えると疑問で、豪ドルのボトムアウトの認識はあまりありません。
一方の、BOEの利上げの可能性は消えたわけではなく、自信が持てないだけでないだろうか? 特に、まだ先の話ではあるが、ユーロ圏離脱を問う国民投票の開始の可能性があり、その影響でポンド売りは避けられないことは、だれが考えても理解できる。
それを危惧しているのか? あるいはFRBの利上げが早ければ9月にあると思われており、その影響を見てから判断してもよいのではと思っていいるのではないだろうか?
いずれにしても、利上げが近いドル、利上げを考えているポンド、QEを強めているユーロ、資源国の低迷に浮上できず、インフレ率も低い豪ドル+カナダドル。
そして、追加緩和をするのか、しないのか? よくわからず。米財務省に配慮した、黒田シーリングがあるのか、ないのか? よくわからず。ただ、125円~130円台を何もせずに円売りが終了! とは、どうも考えにくい。
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