2015年8月12日水曜日

8月12日(水)17:30 英雇用統計(取引通貨ペア GBPJPY)

≪説明≫
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中国人民元の大幅な切り下げと株安と言う、新たな不安材料に、世界的にリスク回避の動きが強まっています。

その中で、ポンドは、対USDやEURに対しては値を下げていますが、逆に資源国通貨では上昇を維持し、対JPY(GBPJPY)でも、安定し底堅く194.00~194.50円、194.50~195.00円と底値を切り上げつつあり、今日も、このレンジを抜け出せるのか、注目しています。

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先のスーパー・サーズデーで、利上げ支持者が予想外に少なかったことや、インフレ見通しが引き下げられ、ポンド売りに繋がっていました。

今回の英雇用統計の数字の結果で、雇用が弱く利上げ時期が遠のくのか? それとも、悪雇用改善で、将来の利上げ期待が再浮上するのか? 

いずれにしても、GBPクロスが変動することは避けられないでしょう! 

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英雇用統計では、ILO失業率と失業者数が相場変動の要因で、今回は、失業率が5.6%と前回と変わらず、失業者数は前回を下回る1,000人の予想となっています。

過去26回のデータでは、ILO失業率では平均0.06%とほぼ予想通りとなり、失業者数は平均で0.8万人で、1万人を上回ると相場変動が高めに推移することが多くなっています。

過去22回のデータでは、GBPJPYで発表直後15分間の相場変動をみると、ほぼ50pips以上変動しており、最大で120pipsと大きな変動となっています。

ただ、現状は、夏休み真っ盛りで、市場参加者も減少していることを考えれば、比較的狭いレンジでの取引を考えざるを得ないことも事実です。


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≪今回の予想と前回の数字≫
雇用統計
ILO失業率(4-6月)=予想5.6% 前回5.6%、
失業者数推移=予想1,000人 前回7,000人

≪過去26回の予想と実際との差≫
ILO・失業率
Max=0.20%
Min=0.00%
Ave=0.06%

失業者数推移
Max=1.67万人
Min=0.04万人
Ave=0.8万人

≪GBPJPY 過去22回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max120pips
Hi-low=Min30pips
Hi-low=Ave59pips

Open-Hi=Max94pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave32pips

Open-Low=Max119pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave28pips

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