2015年8月7日(金曜)欧州・米国市場前半の動き
米雇用統計を受け、ドルは一時全面高から、通貨ペアで異なるも、逆に売りへと変化! 米株は弱く、米10年債利回りは小幅低下へ。動きはなぜかリスク回避型。
米雇用統計が終わり、賃金の上昇に、FOMCが9月か12月に利上げする期待感は残る。
昨日のBOE金融政策委員会の決定は、膨らんだGBPロングの調整を促し、今日はブロードベントBOE副総裁は「現時点で利上げを急ぐ必要はないが、最初の利上げ時期は近づいている」とブル・ベア混在のコメントがある。
※※※※※※※※※※※※※※※※※
アジア市場では、豪中銀金融政策四半期報告書で、「追加の景気刺激策を求める圧力が和らぎ、金利据え置き期間が継続する可能性」を示唆、直後から豪ドル買いが強まる。
欧州市場では、弱い独鉱工業生産(前月比-1.4% 予想0.4%)にもEUR売りは限定的。
米国市場では、注目の米雇用統計は、失業率は5.3%で変わらず、非農業部門雇用者数は21.5万人(予想22.3万人)とやや弱く、時間当たり賃金は24.99ドル(前回24.94ドル)と平均週間労働時間34.6時間(予想34.5時間)と、やや強く、ドルは直後上下に変動するも、ドルは全面高へ。
カナダの雇用統計は、失業率6.8%(予想6.8%)で変わらず、雇用ネット変化率は6,600人(予想9,900人)と弱く、USDCADは直後に急進し、ドル買いが強まる。
※※※※※※※※※※※※※※※※※
0 件のコメント:
コメントを投稿