2015年8月29日土曜日

2015年8月29日(土曜)昨日28日 海外市場の動き

2015年8月29日(土曜)昨日28日 海外市場の動き

週末金曜日の米国市場は、米株は小幅低下(-11.76ドル)、米2年債利回りは0.7%台へ上昇、WTIは45ドル台へ6.34%上昇。

世界的に株価は上昇、株安のリスクは薄れ、資源国通貨は上昇し、リスクヘッジ通貨は弱く、ドルは総じて上昇。EUR+JPYの弱さと、CHFの強さが目立ち、JPYはクロスで全面安。

独CPIは前年比0.2%(予想0.1%)と強く、ユーロ圏景況感指数104.2(予想103.9)と強いも、EURUSDの上昇は限定的で続落傾向止まらず。

フィッシャーFRB副議長が、9月利上げを判断するのはまだ早いが、「最近の経済指標は良好で、米国は利上げ実施に向かいつつある」とタカ派発言に、ドル買いが強まる。

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フィッシャーFRB副議長=最近の経済指標は良好で、米国は利上げ実施に向かいつつある。9月に利上げの実施は、今後の経済指標や市場動向を次第。インフレ率2%回帰へかなり強い自信。米経済、完全雇用に再び近付いた。

フィッシャーFRB副議長=9月利上げ、以前は強い論拠あった。9月利上げを判断するのはまだ早い。抵抗し難くなるまで利上げを待てない。最近の市場乱高下は間もなく収まる可能性。

ロックハート・アトランタ連銀総裁=9月の利上げは五分五分で、最近の金融市場の混乱を受けて、9月利上げの意思が弱まった。10月のFOMCは白熱した会合になる可能性も。

メスター・クリーブランド連銀総裁=米経済はなお小幅な利上げに耐えうることができる。

ブラード・セントルイス連銀総裁(ジャクソンホール)=9月の利上げを支持。 中国の減速が米国のインフレへに基本シナリオを転換させるほど、大きな影響は及ぼず。米国のファンダメンタルズは好調。利上げすることで米市場の信頼を示す。

コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(ジャクソンホール)=年内の利上げは適切でない。インフレが目標水準に戻るまでには何年もかかるとみられることから、追加刺激策を検討することが適切。

ジョルダン・スイス中銀総裁(ジャクソンホール)=スイスフランは過大評価。マイナス金利政策と為替市場への介入で、過大評価のスイスフランの下落を期待。

アトランタ連銀GDPNow=米第3四半期GDP予測 1.4%(8月26日)→1.2%へ低下。7月のサービス向けの実質消費の弱さを受けて、第3四半期の個人消費の伸びが従来予想の3.1%増から2.6%増に引き下げられた。

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英第2四半期GDP・改定値は、予想通りながら、総事業投資が強かったのが原因なのか、直後はポンド買いが強まるも、すぎに下落し、続落傾向が続く。

独CPI・速報値は予想より強く、ユーロ圏景況感指数は強く、4年ぶりの高水準ながら、EUR買いは鈍い。

米個人所得は予想通り、個人支出は予想を若干下回り、コアPCEは予想を下回り4年ぶりの低水準。ドルにとってはマイナス要因。

米ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値は予想を下回るも相場への影響は限定的。

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