2015年8月28日金曜日

2015年8月28日(金曜)昨日27日 海外市場の動き

2015年8月28日(金曜)昨日27日 海外市場の動き

世界的に株価は上昇、新興国通貨も強く、リスク回避の動きは払しょくへ。

中国は追加の刺激策・景気対策を連発し、人民元買い介入をし、中国株は下げ止まり反発。米株は一昨日の強い米耐久財受注と、昨日の強い米GDPに株価は連騰、米金利も上昇。

原油価格も上昇し、気が付けばリスク回避の動きも弱まり、中南米や新興市場国通貨も上昇し、ドルは上昇。

USDJPYは121円台へ上昇、EURUSDは1.1203まで一時続落、GBPUSDは1.1370まで一時続落。逆に、AUDUSDは0.7180まで一時続伸、USDCADは1.3180まで一時続落、NZDUSDは1.6440~1.6490のレンジへ。

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USD 第2四半期 GDP・改定値=前期比年率3.7%(予想3.2%(前回2.3%)、コアPCE=前期比1.8%(予想1.8% 前回1.8%)、個人消費=前期比3.1%(予想3.1% 前回2.9%)、GDPデフレーター=前期比2.1%(予想2.0%( 前回2.0%)→ 予想を大幅に上回りドル買いが強まる

USD 新規失業保険申請件数=27.1万件(予想27.4万件 前回27.7万件、失業保険継続受注者数=226.9万件(予想225.0 前回225.4→225.6万件)→予想を若干下回り改善へ

USD 7月 中古住宅販売成約=前月比0.5%(予想1.5% 前回-1.8%)、前年比7.2%(予想9.0% 前回11.1%)→ 予想を下回る

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ジョージ・カンザスシティー連銀総裁=金融市場のボラティリティーへの対応を決定するに当たり、慎重を期すべき。

ジョージ・カンザスシティー連銀総裁=現時点で、経済状況に関する私の見方を変えるようなものは目にしていない。9月の会合まで状況を見極める時間がある。

クーレECB専務理事=欠陥を抱えた欧州の政治制度が危機の再発を招き、成長を低迷させる恐れがある。再配分をめぐる終わりのない政治交渉が各国の世論を二極化しており、全体的な成長戦略の確立を阻んでいる。

クーレECB専務理事=ギリシャは第3次支援で今月合意に至るまで、離脱の瀬戸際まで追い込まれた。離脱が現実のものとなれば、次はどの国が離脱に追い込まれるのかとの憶測が浮上するのは避けられず、波乱を招く恐れ。

モスコビシ欧州委員=欧州の景気に懸念はしていない。今年のユーロ圏の成長は1.5%、2016年は1.6%を予想。

中国人民銀行高官=FRBは利上げを遅らせるべき、利上げで新興諸国市場が危機に陥る可能性も。

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