2015年8月27日(木曜)昨日26日 海外市場の動き
米株は大幅上昇+米金利も大幅上昇=リスク回避の動きは弱まるも、原油価格は弱い。
「アジア通貨は上昇+中国経済の関連性の高い通貨は上昇+主要国通貨は下落」=リスク回避の動きは弱まるも、原油価格に関連性の高いカナダドルや中南米通貨は弱い。
「強い米耐久財受注も引き金で、米株+米金利は上昇」し、ドル買いが強まるも、ダドリーNY連銀総裁の発言から、9月にFOMCが利上げする可能性は弱まる。
欧州市場で、ブラードECB専務理事のQE強化の可能性を示唆、EURUSD売りの流れが強まる。
日経先物は大幅上昇し、今日の日本株の大幅上昇は間違いなく、USDJPYの買い要因となっており、120.50円を超えられるか? また、中国株の行方は? 海外市場では米GDPが強いか? 為替市場への影響は大きい!
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ダドリーNY連銀総裁=9月のFOMCで利上げ決定することは、数週間前と比べ必要性が薄れている印象がある。
ダドリーNY連銀総裁=弱い中国指標に端を発した株安連鎖は世界経済の成長を阻害しかねず、金融市場の状況を米国の利上げ開始に不適切なものにしている。
ダドリーNY連銀総裁=インフレ率は原油安やドル高で2%の目標を引き続き大きく下回っているが、一時的。
ダドリーNY連銀総裁=国際情勢を受け、米経済成長への下振れリスクが幾分高まった。中国経済の減速や商品価格下落が新興国市場を圧迫して、世界成長が鈍化するほか、米国の財・サービス需要が後退する可能性が生じている。
ダドリーNY連銀総裁=一時の調整なのか、米経済成長やインフレ率の見通しに影響を与える持続的なものなのか不確かで、短期的な市場動向に過剰反応しないことが重要。
ギリシャ総選挙=9月20日の可能性が高く、8月28日に正式表明。
チプラス・ギリシャ首相=いまは私が行ってきた政策を国民が判断する時。国民は債権団との合意を望んだ。ユーロ離脱は自殺行為であり得ない選択肢。
ブラードECB専務理事=ECBが中期的なインフレ目標を達成できないリスクが高まった。資産買い入れプログラムを強化する用意がある。
岩田日銀副総裁=最近の株価下落や円高の進行は、海外に起因する側面が強い。日本経済は、企業収益が既往最高水準でファンダメンタルズはしっかりとしている。
浜田内閣官房参与=116円程度は日本経済にとって大きなリスクではない。現在のレベルよりも円高進行が1~2カ月続く場合は、日銀による追加金融緩和が必要になる可能性
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