2015年8月26日(水曜)欧州・米国市場序盤の動き
米国市場に入り、米株+金利動向次第。第一関門の米耐久財受注はドル買いに軍配が上がる。
アジア市場で中国株は一進一退を続け何とか小幅下落で食い止め、日本株は大幅上昇、欧州株は総じて小幅下落、米株は強い米耐久財受注に株高でスタート。
為替市場はと言えば、EURUSDはブラードECB専務理事のQE強化の可能性+GBPUSDは投機的な動き以外で売りが強く、USDJPYは円へ資金シフトが続き小幅な上昇(円売り)にとどまる。
ドル買いが加速したのは予想外に強い米耐久財受注で前月比2.0%(予想-0.4%)、発表直後からドル買いが強まるも、USDJPYは119.80円台の上値は重い。
強い米耐久財受注にAUDUSD+NZUSDは底堅い展開から反転下落、USDCADは続落から上昇へと変化。
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ブラードECB専務理事=ECBが中期的なインフレ目標を達成できないリスクが高まった。資産買い入れプログラムを強化する用意がある。
岩田日銀副総裁=最近の株価下落や円高の進行は、海外に起因する側面が強い。日本経済は、企業収益が既往最高水準でファンダメンタルズはしっかりとしている。
浜田内閣官房参与=116円程度は日本経済にとって大きなリスクではない。現在のレベルよりも円高進行が1~2カ月続く場合は、日銀による追加金融緩和が必要になる可能性。
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