2015年8月14日(金曜)欧州市場の動き
アジア市場では、早朝のNZ小売売上高が弱く、他の主要通貨では前日NY市場の終値からドル売りが進むも、NZDUSDの買いは弱く復活できず。
日本株は下落するも、中国人民銀行はUSDCNYの中心レートを引き上げ、上海総合株価指数は上昇と、週末の欧州市場は、リスク選好型の動きとなる。リスクオンの中で、USDJPYは続落し、ドルは主要国で値を下げる。
注目の、ユーロ圏第2四半期GDP・速報値は、前期比0.3%(予想0.4% 第1四半期0.4%)と、ドイツ(0.4%・予想0.5%)・フランス(0.0%・予想0.2%)が予想を下回り低下へ。
ユーロ圏消費者物価指数・改定値=前月比-0.6%(予想-0.6% 前回0.0%)、前年比0.2%(予想0.2% 前回0.2%)と、ほぼ予想通り。
週末金曜日、どこまで積極的に動けるのか? 米株と米金利の動きを見ながらとなるが、米鉱工業生産、米ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値を注目したい。
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ギリシャ議会=第3次救済支援パッケージとなる、財政改革法案を賛成222票(定員300議席)で可決、デフォルト回避の可能性がより高まる。野党が支持に回り過半数を維持するも、与党の急進左派連合(SYRIZA)は約3/1の43議員が反対か棄権へ。
チプラス首相=8月20日のECBへの債務返済後に信任投票を実施へ。
中国人民銀行=USDCNYの中心レートを、11日の大幅切り下げ後で初となる、前日比0.05%引き上げた。USDCNYは一週間の下落率は2.9%で過去最大。
ブルームバーグ調査(8月7~12日)=中国の人民元大幅切り下げでも、77%が9月のFOMCで利上げを予測。8%は10月の利上げを予測、11%は12月の利上げを予測。FOMC後の記者会見予定は9月と12月。
ユーロ圏第2四半期GDP・速報値は、前期比0.3%(予想0.4% 第1四半期0.4%)と、ドイツ(0.4%・予想0.5%)・フランス(0.0%・予想0.2%)が予想を下回り低下へ。
ユーロ圏消費者物価指数・改定値=前月比-0.6%(予想-0.6% 前回0.0%)、前年比0.2%(予想0.2% 前回0.2%)、コア前月比-0.7%(予想-0.7%)、コア前年比1.0%(予想1.0% 前回1.0%)→ 予想と変わらず
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