2015年8月11日火曜日

2015年8月11日(火曜)昨日10日 海外市場の動き

2015年8月11日(火曜)昨日10日 海外市場の動き

重要な経済指標や発表はなく、夏休みムードが強く薄商いのなかで、前半は、米株は上昇しドル全面高へ。後半は、米株+米金利が上昇する中、ギリシャや中国のリスクが後退、安全資産のドル全面安+円安へ。

米株は上昇17,373.38→17,651.17(+241.79ドル)、米金利も上昇(10年債利回り2.16→2.23%(0.07%)、原油価格(WTI)は43.87→44.82(+0.95)へ上昇。

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⇒ フィッシャーFRB副議長=米経済は完全雇用に近い。が、米国のインフレ率は非常に低いと言う。

⇒ ロックハート・アトランタ連銀総裁=利上げ開始は近い。が、ロックハート氏は退官へ。

⇒ マイルズBOE政策委員=金融政策委員会で利上げが妥当との根拠があった。が、短期のインフレ見通しの悪化に政策引き締めに票を投じなかったと言う。

⇒ ギリシャ第3次支援の合意が近い。が、IMFは、ギリシャ第3次支援額は、最大860→約900億ユーロに増額を迫られると言う。

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8月の日銀金融経済月報=生鮮食品・エネルギー除くCPIは、6月に前年比0.7%上昇した。

フィッシャーFRB副議長=米国のインフレ率は非常に低い。原油や原材料価格の下落が起因し一時的。米経済は完全雇用に近い。FRBは海外経済を考慮している。

ギリシャ国債利回りが最大1.5%低下=ギリシャ第3次支援の合意が近いとの期待が広まる。

ロックハート・アトランタ連銀総裁=米国は失業率の低下で実質的な成功収めている」、「現在の米失業率は完全雇用をわずかに上回る」

マイルズBOE政策委員(退官予定)=先週の金融政策委員会で利上げを行うのが妥当と考える根拠があった。BOEが利上げ開始を長期間先延ばしにするなら、やや早期に金利を引き上げる必要が生じる可能性がある。

マイルズBOE政策委員(退官予定)=短期のインフレ見通しが急激に悪化することから、政策引き締めに票を投じなかった。

ロックハート・アトランタ連銀総裁=利上げ開始は近い。経済は大幅に伸びており、許容可能な正常水準に近づいている。経済はもはや異常な状態ではない。

ロックハート・アトランタ連銀総裁=9月のFOMCで利上げを決定することに非常に前向き。ペースは景気回復を支援するために緩やかいすべき。金融政策は積極的な刺激策から単なる刺激策に移行していく。

ロックハート・アトランタ連銀総裁=ギリシャや中国など外部要因に絡むリスクが後退。米経済は完全雇用の直前状態にある。

IMF=ギリシャ第3次支援額は、最大860→約900億ユーロに増額を迫られる。

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