2015年8月13日木曜日

2015年5月20日(木曜) 昨日19日 海外市場の動き

2015年5月20日(木曜) 昨日19日 海外市場の動き

中国人民元の連日の切り下げに、9月の米利上げ観測がやや薄らぎドル売りを継続、ただし、ダドリーNY連銀総裁発言+JOLT労働調査+10年債入札にやや値を戻す。

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リスク資産はユーロへ戻り独2年債利回りは過去最低へ、株価は弱いが資源国通貨のAUD+CAD+NZDは上昇へ。

米株は270ドル近くの下落から値を戻し、米10年債利回りは2.04%近くの低下から2.15%へ値を戻し、原油価格(WTI)は43.38ドルと0.30ドル上昇へ。

為替市場ではドル売りの流れを維持するも終盤かけ、年内の利上げの可能性は残るやや値を戻す。
1.JOLT労働調査では求人1件当たりの失業者が8年ぶりの高水準に賃金上昇の可能性が高まる。
2.ドリーNY連銀総裁の9月利上げ可能性を示唆。
3.10年債入札は低調で利回りは上昇へ。

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17:30 GBP 7月 雇用統計: 失業率2.3%(予想2.3% 前回2.3%)、ILO失業率(4-6月)=5.6%(予想5.6% 前回5.6%)、失業者数推移=-4900人(予想1,000人 前回7,000人)、週間賃金上昇率(4-6月)=2.4%(予想2.8% 前回3.2%)、失業保険申請に基づく失業者=+25,000人(185万人)⇒ 失業者数推移は予想外のマイナスとなるも、週間賃金上昇率が予想外に弱く、GBP売りが強まる。

18:00 EUR 6月 鉱工業生産=前月比-0.4%(予想-0.2% 前回-0.4%)、前年比1.2%(予想1.5% 前回1.6%)→ 予想外に弱い

18:00 CHF 8月 ZEW景況感調査=5.9(予想 前回-5.4)

23:00 USD 6月 JOLT労働調査(求人件数)=524.9万人(予想530万件 前回536.3→535.7万件)→ 労働市場の緩みを示す、求人1件当たりの失業者は1.58人(前回1.62人)で、8年ぶりの低水準に労働市場は引き締まり賃金が上昇する可能性に、年内の利上げの可能性を残す

3:00 USD 7月 月次財政収支=-1492億ドル(予想-1320億ドル 前回518億ドル)→ 米財政赤字は前年比58%拡大

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PBOC 中国人民銀行は二日連続で人民元を切り下げたが、人民元安を求める圧力が強まる。

PBOC 中国人民元は1.8%の下落で、二日間では1994年以来の大幅安で、中国人民銀行が市場介入を実施との観測へ。

FRB ダドリーNY連銀総裁=中国の成長減速で人民元を下落させることは理解できる。

FRB ダドリーNY連銀総裁=近い将来に利上げが可能になることを望む。スキルのミスマッチを低金利で解消できず、FRBは来月にでも利上げをすることができる

EUE 独債券利回りは過去最低へ=中国の人民元大幅切り下げに世界成長を懸念し安全資産の買いが強まる

GRE ユーロ圏財務相は14日にギリシャ第3次支援を協議

USD 米10年債入札は最高落札利回り2.115%(予想2.109%)、応札倍率2.4倍と前回2.72倍を下回り低調


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