2015年7月8日水曜日

ユーロ圏首脳はついにギリシャへ最後通達

ユーロ圏首脳はついにギリシャへ最後通達、タイムリミットは12日。ギリシャはどんな引き金を引こうとしているのか?

アジア各国の株価は急落。リスク回避の動きが強まり、ドル高+円高の流れが強まり、FOMC議事録の陰は薄れ、利下げ観測は遠のくと思われる。


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トゥスクEU大統領は、記者会見で、初めて、ギリシャとの交渉で期限があることを発表。

欧州連合(EU)加盟28各国の首脳は12日に決断を下すが、ドイツは事前に議会の承認が必要。

ECBもそれまでは必要最低の流動性を供給するという。

いままで、何度もこれが最後、最後の結論と言われてきたが、どうも、今回は本当に最後の結論を出すことになりそうで、白黒どちらに決着をつけるのかは、ギリシャ次第であることに間違いない。

ギリシャは今日(8日)に2年間の融資プログラムを正式に申請し、9日に詳細な改革案を提出。
国債債権団がこの改革案を承認すれば、11日にユーロ圏財務相会合を開催し、支援プログラムの交渉を提言。

一部報道では、ユーロ圏18か国の内、16か国はギリシャがユーロ圏を離脱することに賛成。どうなることやら?

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そんな中、名エコノミストらは独財務相やEUを避難し、メルケル独首相に世界の維持で行動を求めた。

「ギリシャに薬を与えたが、患者の病は治るどころか、逆に患者は血を吐いて苦しむ結果となった。そして今度は、頭に銃を突きつけ自ら引き金を引けと要求している」。

その上で「銃に込められた弾はギリシャの未来ばかりか欧州の未来をも吹き飛ばすものだ。そうなればユーロ圏は巻き添えを食らい、輝かしい希望と民主主義、繁栄は滅びてしまう」と警告。


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