2015年7月8日水曜日

2015年7月8日(水曜)欧州市場・米国市場序盤の動き

2015年7月8日(水曜)欧州市場・米国市場序盤の動き

問題は、「ギリシャのユーロ圏離脱のリスク」+「続落する株価」

アジア株+中国株は大幅続落、欧州株は上昇、米株は下落からスタート。

リスク資産売り+安全資産買いの流れは続き、円は全面高。USDJPYは121円近くまで続落。EURJPY133.50を割り込み、GBPJPY186.00を割り込み、CADJPY95.00を割り込む。

EURUSD1.10の大台を維持、GBPUSD1.5350割れまで続落。

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ギリシャは欧州安定メカニズム(ESM)に期間3年の融資を正式に要請。債務は返済し、9日までに債権団に改革案の詳細を提出するという。

一方、ユーロ圏首脳は、最終合意の期限を12日に設定しギリシャへ通知。ESM融資要請を話し合う、8日の財務相電話会議は、ついに実施されず。

チプラス・ギリシャ首相は欧州議会で演説「ギリシャは緊縮の実験場となり、実験は失敗したことを認める必要がある」、「週内に包括的な改革案を提示」へ。

ユーロ圏首脳は、最終合意の期限を12日に設定しギリシャへ通知。ESM融資要請を話し合う、8日の財務相電話会議は、ついに実施されず。

独財務相報道官は、ギリシャの債務減免を討議する根拠はない。12日までにギリシャと債権団が金融支援プログラム第3弾で合意できなければ、他のシナリオを検討。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁は、ECBがギリシャの銀行向けの緊急流動性支援(ELA)を拡大することは想像できない。

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