7月2日 (木曜) 21:30 米雇用統計(取引通貨ペア USDJPY)
≪説明≫
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ギリシャは6月30日のデッドラインを迎え、7月5日の国民投票の実施と、明日7月3日の米独立記念日の祭日前という、普通でも相場変動を予想することが難しい状況の中で、迎える今日の米雇用統計となります。
雇用統計の良し悪しで、9月のFRBの利上げ開始の可能性が意識され、ドル相場動くことになり、ギリシャ・リスクを意識したドル買いの流れと増幅すれば、更なるドル高傾向が強まる可能性もあります。
いずれにしても、米国市場が3連休に入り、途中でギリシャ総選挙があると言うことを考えれば、相場の変動が大きくなることも意識せざるを得ません。
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Dailyチャートでは、先週下げ止まった122円以下が重要で、中期のトレンドラインは121.89円にあります。そして、先週末・今週初めのギャップとなる123.85円を超えられるかが、度ドル円相場にとって重要とみています。
短期では、1時間チャートで、昨日200時間移動平均線を上抜け上昇傾向が続いていますが、現在123.22円に位置しており、この水準を意識せざるを得ません。
123.22円、123.03円、そして、123.85円のポイントを注意しています。
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今回の米雇用統計の予想は、失業率5.4%と前回5.5%から改善が、非農業部門雇用者数は23.0万人と予想外に強く相場が変動した先月の28万人から、減少が見込まれています。
過去25回の予想と実際との差は、失業率で最大0.3%、平均では0.1%、非農業部門雇用者数では、最大12.2万人、平均では4.7万人で、差の増減によって、ドル相場が動くことは避けられません。
過去20回のデータでは、USDJPYで発表直後15分間の値動きを見ると、最大117pips(高値-安値)と大きく、平均でも67pipsの変動となっています。
直近5回のデータでも、最大117pips(2月6日)、平均では約93pipsの変動で、逆指値エントリーでの取引を考えたいと思います。ただ、発表前後の予想外の変動は大きく、最近では平均時給の増減でも相場が動くことがあり、上下に振らされるリスクに注意が必要となっています。
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≪今回の予想と前回の数字≫
失業率=予想5.4% 前回5.5%
非農業部門雇用者数=予想23.0万人 前回28.0万人
平均時給=前月比予想0.2% 前回0.3%
≪過去25回の予想と実際との差≫
失業率
Max=0.3%
Min=0.0%
Ave=0.1%
非農業部門雇用者数
Max=12.2万人
Min=0.2万人
Ave=4.7万人
≪USD 過去20回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max117pips
Hi-low=Min11pips
Hi-low=Ave67pips
Open-Hi=Max117pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave40pips
Open-Low=Max103pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave27pips
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