2015年7月2日木曜日

2015年7月2日(木曜) 昨日1日、海外市場の動き

2015年7月2日(木曜) 昨日1日、海外市場の動き

米経済指標は強く、ドルは全面高! 米株は上昇、米金利も上昇。

ギリシャの優柔不断な態度は終わりが見えず。今日の米雇用統計の発表を前に、市場は米国を選択、ドルは全面高。円はドル以外で上昇へ。

米ADP雇用統計を含め、米経済指標は強く、今日の米雇用統計に期待感が膨らむ。

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≪ギリシャはいつもながら豹変し、優柔不断≫

チプラス・ギリシャ首相はTV演説で、国民投票で財政緊縮策に「NO」を求める。

ギリシャは「支援の延長+新規融資」を求めた新提案を撤回、債権団との対立へと変化。

ギリシャの新提案を協議した、1日のユーロ圏財務相電話会議は1時間で終了、国民投票の結果を見るまでは、債権団も再協議に応ぜず。

現政権は、国民投票の「NO」は、ユーロ圏に対する拒絶ではなく、受け入れ合意で債権団への圧力を強める材料と考えていると言う。

債権団は、事実上のユーロ圏残留の是非を問う結果と考えており、またしても、ギリシャは優柔不断な猿芝居に、市場は振り回される!?

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≪米ADP雇用統計を含め、米経済指標は強く、今日の米雇用統計に期待感が膨らむ≫

米ADP雇用統計=23.7万人(予想21万人 前回20.1→20.3万人)→ 予想外に増加し、年初来で最大の伸び率。
米製造業PMI=53.6(予想53.4 前回53.4)→ 予想を上回る。
米ISM製造業景況指数=53.5(予想53.1 前回52.8)→ 予想を上回る。
米建設支出=前月比0.8%(予想0.5% 前回2.2→2.1%)→ 予想を上回る。

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≪ドル全面高≫

USDJPYは続伸、123円台で推移へ。
EURUSDは続落、ギリシャへの支援は完全に目がなくなり、国民投票後の不透明で1.1050を割り込む。
GBPUSDは続落、製造業PMIも弱く、早期利上げ観測が弱まり、1.5600を一時割り込む。
AUDUSD+NZDUSDは共に続落。商品価格の下落や追加利下げ観測は消えず、ドル高の流れに共に続落。

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