7月17日 (金)21:30 カナダ消費者物価指数(取引通貨ペア CADJPY)
≪説明≫
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7月15日にカナダ中銀は、一部で予想されながらも、市場のコンセンサスに反して、0.25%の利下げを実施しました。カナダ経済の成長見通し低下で、インフレの下振れリスクが拡大し、上半期のGDPが小幅に縮小したとみられるとの声明で、追加緩和の可能性が意識され、カナダドル売りが続いています。
今回のCPIが予想と大きく離れると、動きが加速する可能性がありますが、週末であることを考慮すると継続性にはやや疑問が残ります。
また、同時刻の米CPIの影響を強く受けるリスクも考慮する必要がり、CADJPYでは影響は少なくなるものの、USDJPYとUSDCADの変動差により、上下への変化が予想されます。
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テクニカルでは、94.50~97.00円のレンジに入り、上値は97.00円→96.00円と上値は下がり、96.10円が上限となっています。
目先では、95.50~96.0円の約50ポイントの狭いレンジで推移しており、本日のカナダCPIを契機に上下いずれかへ抜け出すことを期待しています。
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カナダCPIの予想ですが、前月比は0.3%と前回0.6%と低下へ、前月比は逆に1.0%と前回0.9%から増加が、コア前月比は-0.1%と前回0.4%からマイナの予想へ、コア前年比は2.2%と前回と変わらずとなっており、コアの前年比でマイナスへの予想が特に目立っています。
過去25回のデータでは、予想と実際との差は、前月比で最大0.5%、平均0.15%、前年比で0.3%、平均0.15%、コア前月比で0.30%、平均0.10%と、0.5%の差では変動が大きくなっています。
コア前月比では、最大0.3%、平均0.10%、前年比では、最大0.30%、平均0.07%と予想との差は少なくなっているのが特徴です。
過去21回のデータでは、発表15分間のCADJPYの為替変動を見ると、最大82ips(高値-安値)、平均では38pipsの変動となっています。 直近5回では平均約45pipsと、ある程度の変動を期待できます。
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≪今回の予想と前回の数字≫
消費者物価指数
前月比=予想0.3% 前回0.6%、
前年比=予想1.0% 前回0.9%、
コア前月比=予想-0.1% 前回0.4%、
コア前年比=予想2.2% 前回2.2%
≪過去25回の予想と実際との差≫
前月比
Max=0.50%
Min=0.00%
Ave=0.15%
前年比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.15%
コア前月比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.10%
コア前年比
Max=0.30%
Min=0.00%
Ave=0.07%
≪CADJPY 過去21回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max82pips
Hi-low=Min7pips
Hi-low=Ave38pips
Open-Hi=Max82pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave28pips
Open-Low=Max52pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave10pips
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