7月15日 (水)17:30 英雇用統計 (取引通貨ペア GBPJPY)
≪説明≫
※※※※※※※※※※※※※※※
昨日の英CPIは弱い数字となったものの、カーニーBOE総裁がと、マイルスBOE政策委員が共に、利上げを示唆するサプライズの発言にポンド高が進んでいます。
今日は、ギリシャ議会が救済策の法制化採決の日、そして、イエレンFRB議長の議会証言がその後に控えており、事前にポジション膨らませることも難しく、調整が入りやすいことも意識する必要が有ります。
仮に今回の雇用統計が予想より良い数字ともなれば、さらにポンド買いが強まり、弱ければ利食いの場となりやすいのですが、逆に早々に利食いが入りやすく過剰な反応は期待できそうにありません
※※※※※※※※※※※※※※※
1時間チャートでは、昨日の急騰後の展開を見れば、193円が大きな壁となっており、192.30~193.00が両サイドのポイントとなります。
193.00~20円の売りを消化し、超えてくるような強い雇用統計となれば、194円台のギャップを埋めに動くことも期待できそうです。
※※※※※※※※※※※※※※※
英雇用統計での予想は、ILOベースの失業率は5.5%と前回5.5%から横ばいが、失業者数推移は、-8,800人と前回の-6,500人から減少幅が拡大することが見込まれています。
過去25回のデータでは、予想と実際との差は、ILO・失業率で、最大0.20%、平均で0.06%、失業者数推移では、最大1.67万人、平均では0.77万人となっており、失業者数の増減で為替相場が動くことが多くあります。
過去21回のデータでは、GBPJPYで、発表直後15分間の相場変動をみると、最大120pips(高値-安値)、平均でも60pipsの変動と、動きの大きな指標の一つとなっています。
直近5回のデータでも、平均で80pipsの変動となっており、逆指値での売買を試しやすいデータと考えます。
※※※※※※※※※※※※※※※
≪今回の予想と前回の数字≫
ILO・失業率(3-5月)=予想5.5% 前回5.5%、
失業者数推移=予想-8,800人 前回-6,500人
≪過去25回の予想と実際との差≫
ILO・失業率
Max=0.20%
Min=0.00%
Ave=0.06%
失業者数推移
Max=1.67万人
Min=0.04万人
Ave=0.77万人
≪GBPJPY 過去21回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max120pips
Hi-low=Min30pips
Hi-low=Ave60pips
Open-Hi=Max94pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave34pips
Open-Low=Max119pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave26pips
0 件のコメント:
コメントを投稿