7月14日 (火)21:30 米小売売上高 (取引通貨ペア USDJPY)
≪説明≫
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ギリシャ議会が15日までに改革案を承認し法制化できるか? 今後のギリシャ発の材料はこの点だけを注意する必要が有ります。 ギリシャが国有資産売却で最大500億ユーロを確保することなど、先の国民投票の民意を反映していないのでは? との反論はあるものの、ユーロ圏に残留する道は他になかったと考えて、合意してくれるのでしょうか?
そして、この問題が解決すれば、当然次は、中国株と、FRBの利上げ時期で、15日、16日のイエレンFRB議長の議会証言に向けた、動きが既にドル高として始まっているとも考えられます。
その前哨戦として、主要な米経済指標は重要で、本日の米小売売上高等の数字に素直に反応すると思われます。 ギリシャ発の材料と合わせ、株+債権+ドル相場の動きを注目しています。
小売売上高では、過去の変動幅は30pips弱で、上下のポイントが近くにない場合には、敢えて10~15pips狙いの逆指値での売買も選択肢としてみてもいいでしょう。
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テクニカルでは、底堅く上昇トレンドへと逆戻り。ギリシャ発のリスク回避による円買いも期待されたものの、逆に動き、円売りの圧力が強まっています。
6月16日、28日の金・月のギャップを完全に埋める水準となる124.00円近辺と、この日以降の高値123.71円は注目ポイントとして考えています。
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小売売上高の予想数字は、前月比で0.3%と前回1.2%から大幅な低下が、除自動車 前月比は0.6%と前回1.0%から低下を予想しています。
過去33回のデータでは、予想と実際との差は、前月比で最大0.90%、平均0.30%、除自動車 前月比で最大1.0% 平均0.30%となっています。
過去21回のデータでは、USDJPYで発表直後の15分間の変動では、最大73pips(高値-安値)、平均では30pipsと、それ程大きな変動になってはいません。また、直近5回の変動では平均28pipsとなっており、レンジを狙った取引が考えやすくなっています。
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≪今回の予想と前回の数字≫
小売売上高 前月比=予想0.3% 前回1.2%、
除自動車 前月比=予想0.6% 前回1.0%
≪過去33回の予想と実際との差≫
前月比
Max=0.90%
Min=0.00%
Ave=0.30%
除自動車 前月比
Max=1.00%
Min=0.00%
Ave=0.30%
≪USDJPY 過去21回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max73pips
Hi-low=Min13pips
Hi-low=Ave30pips
Open-Hi=Max38pips
Open-Hi=Min11pips
Open-Hi=Ave10pips
Open-Low=Max64pips
Open-Low=Min2pips
Open-Low=Ave19pips
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