2015年7月1日水曜日

7月1日 23:00 米ISM製造業景況指数(取引通貨ペア USDJPY)

7月1日 23:00 米ISM製造業景況指数(取引通貨ペア USDJPY)


≪説明≫

※※※※※※※※※※※※※※※

月末・期末・半期末も終わり、特殊要因のリスクはなくなった。相変わらずギリシャリスクは残り、明日には米雇用統計が控え、フィッシャーFRB副議長は『FRBは金融政策運営で先手を打つ必要がある』と、9月の利上げ期待が強まっている中での、米雇用統計の発表となる。結果で、米債券市場が動き、為替相場も大きく動く可能性も意識せざるを得ない。

USDJPYは、リスク回避の円買いを期待しているが、122.00円を割り込むのも息切れしている値動きは、どうしても消極的な円買いになってしまうが、金曜・月曜のギャップ123.80円を埋め上昇するまでは、短期的な円ブル感は消えない。本当の円ベアへの復活は、123.80円を超えてから考えたい。

※※※※※※※※※※※※※※※

さて、USDJPYは、短期では122.00~122.60円と狭いレンジでの取引が続き、1時間チャートでは122.68円が中期線でポイントとなっている。200時間SMA=123.21円でこの水準を超えると円ベアセンチメントが強まりそうである。今回もこの水準を意識した取引を考えたい。

また、長期トレンドは上昇が続いているものの、オシレーター系は売りへと変化が見られ、米国ドル高懸念発言と共に、市場センチメントがミックスしている要因の一つともなっている。

※※※※※※※※※※※※※※※

予想数字は53.1と前回の52.8から小幅ながら改善が見込まれている。

過去38回のデータでは、予想と実際との差は、最大4.7、平均では1.4となっており、今年に入ってからは最大1とまりで、平均では0.7と安定している。

過去21回のデータでは、USDJPYで発表直後15分間の値動きを見ると、最大44pips(高値-安値)、平均25pipsで、今年に入ってから最大は先月で39、平均では約25pipsと変わらず、この変動幅が毎回見込まれることになる。

※※※※※※※※※※※※※※※

≪今回の予想と前回の数字≫
ISM製造業景況指数=予想53.1 前回52.8

≪過去38回の予想と実際との差≫
Max=4.7
Min=0.0
Ave=1.4

≪USDJPY 過去21回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Max44pips
Hi-low=Min12pips
Hi-low=Ave25pips

Open-Hi=Max39pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave13pips

Open-Low=Max44pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave11pips


0 件のコメント:

コメントを投稿