今思うこと。
月末・期末・半期末も終わり、特殊要因のリスクはなくなった。しかし、明日には米雇用統計が控え、フィッシャーFRB副議長は『FRBは金融政策運営で先手を打つ必要がある』と、9月の利上げ期待が強まっている中での、米雇用統計の発表となる。結果で、米債券市場が動き、為替相場も大きく動く可能性も意識せざるを得ない。
そして、ギリシャは30日のIMF支払期日が過ぎ、現行支援策も終了したが、ギリシャは土壇場で、支援延長や債務減免で新提案をユーロ圏財務相会合へ提出。今日、7月1日の午後6時30分からまたまたユーロ圏財務相会合が開かれる。
このようなドタバタだから反応できないのか? それともすべてが既に織り込み済みなのか? 金融市場の反応は、予想外に限定的で、1.12台で短期投機筋のEUR売りは一掃させられたが、今は、1.12台の上値は重い。
EUR安の流れは継続と思っているが、EURUSDがこれ以上どこまで売られるかも、自信を持てなくなっている。再び、1.10~1.13のレンジを抜け出すまでは、どちらへ進むのか様子を見守ることにする。
USDJPYは、リスク回避の円買いを期待しているが、122.00円を割り込むのも息切れしている値動きは、どうしても消極的な円買いになってしまうが、金曜・月曜のギャップ123.80円を埋め上昇するまでは、短期的な円ブル感は消えない。本当の円ベアへの復活は、123.80円を超えてから考えたい。
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