7月10日 (金)17:30 英貿易収支(取引通貨ペア GBPJPY)
≪説明≫
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中長期では、ギリシャ問題+中国株の暴落の影響で、円高が進み、GBPJPYも買いから売りへと大きく変化していますが、短期的には、「ギリシャ問題+中国株」の行方を見守り必要が有ります。
特に、週末の金曜日のリスクが大きいことも気がかりで、12日がタイムリミットのギリシャの新再建案の是非が判明するのは週末で、積極的に動きにくい点はもちろんですが、目先は、債権案が認められることへの期待感に、GBPJPYの買いが強まる可能性も否定できません。
それと、中国の強力な株価対策の影響を見守ることになりそうで、非常に流動的と言わざるを得ません。
結局のところ、本日の経済指標の結果の有無にかかわらず、相場変動は短期的にならざるを得ない点もあります。
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ギリシャが新再建案を提出したことで、一時的に期待感が膨らむ可能性もあり、GBPJPYショートポジションの巻き戻しもやや強まることが予想されます。
8時間チャートでは、上値のターゲットは200時間SMA=187.76、1時間チャートの中期線では、187.47と、この辺が大きなポイントになってきます。
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今回の貿易収支の予想は、-96.5億ポンドと、前回-85.61億ポンドから赤字額が拡大することが予想されます。
過去28回のデータでは、予想と実際との差は、最大17.03億ポンドで、平均では6.6億ポンドですが、直近5か月間に限定すれば、10億ポンドを超える差になっています。
過去21回のデータでは、GBPJPYで、発表直後15分間の変動を見れば、最大53pips(高値-安値)、平均で22pipsと、大きな動きとはなっていません。過去5回のデータでも平均では26pipsと、直近の値動きも限定的となっています。
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≪今回の予想と前回の数字≫
貿易収支=予想-96.5億ポンド 前回-85.61億ポンド
≪過去28回の予想と実際との差≫
Max=17.03億ポンド
Min=0.09億ポンド
Ave=6.6億ポンド
≪GBPJPY 過去21回の発表15分間の為替レートの変動≫
Hi-Low=Ma53pips
Hi-low=Min9pips
Hi-low=Ave22pips
Open-Hi=Max31pips
Open-Hi=Min0pips
Open-Hi=Ave8pips
Open-Low=Max53pips
Open-Low=Min0pips
Open-Low=Ave14pips
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